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仮面ライダーギーツ~新たな始まり~第8話「回想編Ⅳ:天ちゃんと夏鈴に会った日」

皆様、お久しぶりです!ナビゲーターのツムリです!前回はニラムさんが英寿様達を挑発した事で最後の戦いを挑みました。そして英寿様、景和様、祢音様、道長様の共闘でニラムさんを倒すことに成功しました!そして二ラムさんが呼び出したジャマトライダーをギロリさんとウィンさんがこちらも協力して倒すことに成功しました!さあ、今回はウィンさんと祢音様があの過去について語る話です!

ツムリ「ウィンさん、祢音様。お2人にお願いがあります。」

ウィン「どうしたんだ?ツムちゃん。」

祢音「お願いってなんですか?」

ツムリ「前に道長様と景和様にもお願いした事ではあるんですが…」
ニラムとの戦いの後、ギロリはデザイア神殿に篭もり英寿は自身の推しを説得するために向かい、道長と景和は暫しの休息を得るために現実世界へと帰っていた。そして今、ツムリの目の前にいたのは仮面ライダーナーゴこと鞍馬祢音と仮面ライダーパンクジャックこと晴家ウィンだけだった。
祢音「道長と景和にもお願いしたことって…もしかして!」
ツムリ「はい。お2人が山﨑天様、藤吉夏鈴様に会った話を聞かせてもらいたいのです。」
ウィン「なるほどね。ツムちゃんのお願いなら仕方ない。タイクーンやバッファみたいに話が長くなるけど良いのかい?」
ツムリ「はい。それでも聞きたいのです。お2人の話を。」 
祢音「そこまでツムリさんが言うんだもん。話してあげよ?」
ウィン「ああ。あれは遡ること数週間前。まだタイクーンとバッファが後継者…いや、自分の推しを見つける前の話だ。」

ウィン「ロックンロールに歌を歌いたいが、この状況じゃ流石に歌うのもな。」
今から遡る事数週間前。広場でウィンはエレキギターを担いでいたがジャマトライダーが突如として大軍勢を率いて現れた時から戦いに明け暮れていた為かはたまた警戒の為か歌を歌う事を止めていた。するとそこに動画を撮るかどうか悩みながら祢音がやって来た。
祢音「あれ?ウィンさん。」
ウィン「なんだ、ナーゴか。どうした?お前も悩み事か?」
祢音「うん、まあね。」
ウィン「そういや最近、タイクーンが言ってたぞ。お前が動画を投稿しないから姉ちゃんがしょんぼりしてるってな。」
祢音「うーん。私も沙羅さんの為に動画出したいんだけどさ…なんかジャマトライダーが頻繁に出てる今は…違うのかなって思うんだよね。沙羅さんだけじゃなくて見てくれてる人の為にもね。」
ウィン「やっぱりこの状況が落ち着かないと何も始まらないよな。」
祢音「まあ、そうだよね。でも仕方ないよ。ジャマトに苦しめられる人を見過ごせないし。」
ウィン「ああ。」
そんな事をウィンと祢音が話していた頃、広場では山﨑天と藤吉夏鈴が買い物をしていた。
夏鈴「天ちゃん、まだ買うの?」

天「うん、もうちょっと。それにひかるにも買ってあげたいものあるからさ。」

夏鈴「そっか…なら…もうちょっと私も付き合うよ。」
天「ありがとう~、夏鈴~!」
そう告げて抱きつく天を夏鈴は笑いながら抱きしめるのだった。すると広場に2体のジャマトライダーが現れて人々を襲い始めるとその衝撃に天と夏鈴は動けなくなるのだった。
夏鈴「な、何あれ…」
天「か、怪物…だよね?こ、こっちに来る!誰か…誰か助けて!」
そんな天の叫びに応えるように広場にウィンと祢音が駆け付けると天と夏鈴の目の前に立ちはだかるのだった。
ウィン「やれやれ…言ったそばからジャマトライダーのお出ましか。」
祢音「相手はたった2体…一気に片付けるよ!ウィンさん!」
ウィン「ああ、任せとけ。」
天「鞍馬祢音ちゃん…本物なの?」
祢音「はい!本物の鞍馬祢音です!ピカリ!危ないから私の後ろにいてね?」
天「は、はい!」
夏鈴「こっちは晴家ウィンさん…あなたも本物?」
ウィン「ああ、本物だぜ。あの化け物を一気に片付けてやるから下がってな!」
夏鈴「はい!」
ジャマトライダー「ジャマ…」

ウィン「おっと!彼女たちには指1本たりとも触れさせないぜ?」
祢音「覚悟しなさい。あんた達の顔なんか見飽きたの!」
そしてウィンと祢音は腰にデザイアドライバーを装着した。
『デザイアドライバー!』
『SET』
祢音「変身!」
『BEAT』
『READY FIGHT』

『デザイアドライバー!』
『SET』
『zzz…』
ウィン「変身!」
『MONSTER』
『READY FIGHT』

そして祢音は仮面ライダーナーゴビートフォーム、ウィンは仮面ライダーパンクジャックモンスターフォームに変身した。
ナーゴ「来なさい、ジャマトライダー!」
『ビートアックス!』
ジャマトライダー「ジャマ…」
そしてジャマトライダーの強烈な一撃を受け止めたナーゴはビートアックスによる斬撃を放った。
ジャマトライダー「ジャマ…」
ナーゴ「聞いたみたいね。ならもう1発!ハアッ!」
ジャマトライダー「ジャマ…ジャマ…」
そしてビートアックスによる強烈な一撃を食らったジャマトライダーは地面を転がるもののすぐに立ち上がった。
ジャマトライダー「ジャマ!」
ナーゴ「ウワーッ!やっぱり…強い!」
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマ!」
ナーゴ「キャー!」
ジャマトライダーの強烈なパンチを食らって怯んだナーゴをさらに蔦で拘束した上でナーゴを放り投げた。
ナーゴ「ハアハア…だったら…これを喰らえ!ハアッ!」
『ROCK FIRE』
『TACTICAL FIRE』
ジャマトライダー「ジャマー!」
ビートアックスのエレメンタドラムを1回叩いてロックファイアを選択し、必殺技であるタクティカルファイアを喰らったジャマトライダーは地面を転がるのだった。
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマ!」
ナーゴ「キャー!」
ジャマトライダーはナーゴを強烈なパンチとキックで吹き飛ばした。
天「祢音ちゃん!」
ジャマトライダー「ジャマ…」
天「キャー!」
ナーゴ「危ない!こうなったら!」
『METAL SUNDER』
『TACTICAL SUNDER』
吹き飛ばされたナーゴに駆け寄ろうとした天にジャマトライダーが近づいた為にナーゴはエレメンタドラムを2回叩いてメタルサンダーを選択し、青白い雷を放つ必殺技であるタクティカルサンダーでジャマトライダーを吹き飛ばした。
ナーゴ「大丈夫?」
天「は、はい!」
ジャマトライダー「ジャマ…ジャマ!」
ナーゴ「離れなさいよ、ハアッ!」
そして立ち上がったジャマトライダーは再び天に近づこうとしたがナーゴのビートアックスによる強烈な斬撃を食らって吹き飛ばされた。
『JYA-JYA-JYASTRAIKE』
ジャマトライダー「ジャマ!」
ナーゴ「この子のために…吹き飛ばされる訳にはいかない!」
ジャマトライダーの必殺技であるジャジャジャストライクを喰らったナーゴは天を守るためにビートアックスで蔦を防いだ。
ナーゴ「次はこれ!」
『FUNK BLIZZARD』
『TACTICAL BLIZZARD』
エレメンタドラムを3回叩いてファンクブリザードを選択し、ビートアックスを振り回してジャマトライダーを凍結させた。
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマ!」
ナーゴ「これで終わり!ハアッ!」
『BEAT STRIKE』
ジャマトライダー「ジャマー!」
ビートレイズバックルの鍵盤を弾いてディスクをスクラッチしてビートストライクを発動し、音符状エフェクトを両足に纏った蹴りを放ち、ジャマトライダーを倒した。
ナーゴ「ハア…ハア…あとは頼むよ、ウィンさん!」

パンクジャック「さあ、来な!パンクに相手してやるぜ!」
ジャマトライダー「ジャマ!」
パンクジャックの挑発に乗ったジャマトライダーはパンクジャックに強烈なパンチを放つが両腕のモンスターグローブでガードされた。
パンクジャック「なるほど、こんなもんか。ならこっちも行くぜ!」
パンクジャックはジャマトライダーに急接近すると強烈なパンチを連続で放ち、ジャマトライダーを吹き飛ばした。
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマ!」
そして立ち上がったジャマトライダーはパンクジャックに強烈なパンチとキックを放った上で蔦でパンクジャックを拘束した上で放り投げた。
パンクジャック「やるな…まだまだ勝負はここからよ!ハアッ!」
ジャマトライダー「ジャマ!」
そしてジャマトライダーに近づいたパンクジャックは強烈なパンチとキックでジャマトライダーを吹き飛ばした。
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマ!」
そして立ち上がったジャマトライダーは強烈なパンチとキックを放つがそれを見切ったパンクジャックはカウンターのような形で強烈なパンチとキックを放ち、ジャマトライダーは地面を転がるのだった。
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマ!」
ジャマトライダーは腕に蔦を巻き付けて強烈なパンチを放つが、パンクジャックはモンスターグローブで受け止めると強烈なパンチの連打で地面に叩きつけたのだった。
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマ!」
『JYA-JYA-JYASTRAIKE』
夏鈴「キャー!」
パンクジャック「やらせるかよ!」
ジャマトライダーはジャジャジャストライクを発動して蔦を夏鈴に向けて放ち、夏鈴の悲鳴に反応したパンクジャックは目の前に立ちはだかるのだった。
夏鈴「ウ、ウィンさん…」
パンクジャック「だ、大丈夫か…」
夏鈴「は、はい…」
パンクジャック「おい、ジャマト…この子を狙いやがって…許さねぇ!」
そしてモンスターグローブで受け止めた蔦を破壊するとパンクジャックはモンスターレイズバックルの帽子部分を2回押した。
『MONSTER STRIKE』
パンクジャック「これで終わりだ!ハアッ!」
パンクジャックは右腕から拳型のエネルギーを放ち、ジャマトライダーを倒した。
ウィン「大丈夫か?」
夏鈴「は、はい。助けてくれてありがとうございました。私は藤吉夏鈴です。」
ウィン「改めて晴家ウィン、仮面ライダーパンクジャックだ。よろしくな、夏鈴!」
夏鈴「はい、よろしくお願いします。」
そして変身を解除したウィンは夏鈴と自己紹介を済ませていた。一方祢音もまた天と交流していた。
祢音「大丈夫だった?」
天「はい!私、山﨑天と言います!よろしくお願いします!」
祢音「天ちゃんね。こちらこそよろしく!知ってるとは思うけど鞍馬祢音、仮面ライダーナーゴです。」

ウィン「これが俺とナーゴが夏鈴と天ちゃんにあった日の話だ。」
ツムリ「なるほど。素晴らしいお話です!」
祢音「でも話はこれだけじゃないの。」
ツムリ「どういう事ですか?」
ウィン「とある人物がジャマトライダーにフィーバースロットレイズバックルを与えたんだよ。」
ツムリ「そのとある人物とは?」
祢音「それはね…」
祢音とウィンがツムリにジャマトライダーにフィーバースロットレイズバックルを与えた人物について明かそうとした矢先、奥からギロリが血相をかいて飛び出して来た。
ギロリ「そんな思い出話もいいが街で大変なことが起きてるぞ。」


ツムリ「何が起きたのですか?ギロリさん。」
ギロリ「俺とチラミが調べただけでスエルとジットの存在が確認された。」
祢音「え?」
ウィン「スエルとジットだと…おいおい、いくらなんでも冗談きついぜ?ギロリさんよ。」
ギロリ「冗談ではない、パンクジャック。さらに神殺しのメラの存在も確認された。」
ツムリ「神殺しのメラまで…つまり…まさか…」
ギロリ「ああ。ここまでの結果で言いたいことはただ一つ。全員英寿を狙っているということだ。」
to be continued…

次回予告
スエル、ジット、神殺しのメラ。かつて仮面ライダーギーツこと浮世英寿が仲間と共に倒したはずの宿敵が続々と復活を果たした。彼等の共通の狙いは浮世英寿を倒し、創世の力を奪おうとしていた。そして英寿を引きずり出すためにメラは最初のターゲットとして仮面ライダーバッファこと吾妻道長を狙うのだった。次回仮面ライダーギーツ~新たな始まり~第9話「宿敵復活編Ⅰ:神殺しのメラ、再来」



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