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Unknown8

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#夢

夢中人

いつも夢だけを追う人ね
指切りげんまんも破られて
ねぇ この小指を郵送(おく)ってもいい?

怖くなんかない 当然の報いよ
由来を忠実に再現しているだけで
何も調べようとしなかったあなたが悪いのよ

夢だけ追って飯を喰える?
今 支えてるのは誰よ?
そして 女の影がちらついてる…

痺れなんかない 移り気の報いよ
あなたが何を考えてるかなんか興味ない
私があなたを思うことだけが大切なの

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VENEETTA

心まで連れて行かないで 僕は脚を絶って
怖くない なんてことはない 空は今日も晴れ渡る
道筋に沿わない僕には 私の顔があり
愛はない そんなことはない 思い込みの糸は切れる

せっかく括り付けてた 枝から風船が逃げる
その色は何色か その色に口はあるのか

VENEETTA 甘い蜂蜜を覆う蜂と戯れて
VENEETTA 泪はなんの償い?
あなたが欲しいのはそれじゃない?
VENEETTA 下

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首ちょんぱ

シリカゲルを口へと運んでも
良い子は真似しちゃいけないよ
五日ぶりにいつかを望んでも
雲を掴むみたいな抵抗感

「死ね」と云われても慣れてしまい
取れない首吊り跡が私を語らう

だけど 見縊(みくび)るなよ
私は生きてるけど 闇を病みに蹴り飛ばし
生きる心地を見よ 愛を知らなくても…

交通機関と絶交しても
キレイに轢断はされない
知らないしゃーない頼まれたなら
噂も羽付け飛びまわる

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起跑线

泣くのは辞めて 白い線を引こう
足は遅いけど 走ることに意味がある
愛されなくて 夢はかけ離れて
それでもいいから 私は私でいよう

怖い衝動にかられても 抑える感情を持ってるのさ
恐ろしく苦い暗闇も 数日待てば光が灯るように

今からでも遅くない 私のスタートライン
鳴る銃声 決めるダッシュは焦りじゃない
我慢してた時間を追い抜かせば ほら空は晴れる

突然のこと 躊躇はしたくない

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リジー・ボーデンおのをてにして

夢から覚めた台無し 心はもう空っぽで
ないものねだりじゃ無くて 裸の肥やしが痛む

端から端の全部を ぬるい財布で買い取り
要らないもの棄てよう 未来の私を抱こう

そして 今の私を斧であれこれして
リジー・ボーデンおのをてにして
リジー・ボーデンおのをてにして
いつか 私の暮らしが全部変わったら
リジー・ボーデンおのをてにして
リジー・ボーデンおのをてにして
さあ 私はどうなるの?

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写真

夢から醒めたとき あなたが居ればいい
楽しい毎日がなくても 其れでいい
肩身の狭い中 笑える日々が好き
あなたの人生に片足踏み込んでる

甘くなくてもいい 時間を抱けるなら
朝が訪れても 1人じゃなければいい

アスファルトが熱すぎて 裸足じゃ歩けない
足が溶けてもいいから あなたの処へと
誘惑が多すぎても 余所見はしないから
愛してるあなたに少しでも近付ければ倖せ

言葉がなくたって

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口説いてョ。

愛してる 愛される その気持ちを深く胸に抱いて
願わずにいられない あなたを感じたい心深く

奇跡に近い出会いね 世界をしゃんと思うと
それでも遠い存在ね
隣に居ても手は繋げないけど

口説いてョ。 あなたの癖のあるその声で
口説いてョ。 見た目通りの漢気で
私なんか貰ってくれないと知ってるけど 夢が見たい
口説いてョ。 あなたの癖のあるその声で
私の目を見て その瞳に映して
ただ声が聞き

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それはとても美しい愛で

それはとても美しい愛で 私たちはただ手をつなぐ
散る花びらもなく ずっと続いていく
私たちの輪は地球を何周するんだろう? 愛で…

不器用でもいい 傷付けることもある
他愛ない言葉で斬り合うこゝろを互いにふさいで
泣きべそかいても つくろう笑顔だって
きっと いつか それぞれを想いやれる

ほら 今 大地に亀裂が入った さぁどうする?

それはとても美しい愛で 嘆きの女神が声を張る

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The Dream Is Over

路地裏の秘密道 裏闇の売り子吃(ども)
はっきり云って毒の華 私も咲かせた毒の華

いつかは枯れるけれど 来る者拒まずでも
正気になったら知らんよ 地獄の沙汰も金次第さ

The Dream Is Over いちばん最初に習った
私の生き様 私の生き甲斐 The Dream Is Over
だから 今 私は此処に棲む
The Dream Is Over 逃げ場になった場所だから
屍体の解剖

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夢なき人

現実主義者の空腹では
何の食べ物も満腹に不成(ならず)
リスクを負うより世間体の眼
皆んなと違うのが怖いだけでしょ

夕立の声 恵みの雨 避けて歩く 遠吠え響く

あんただって 本当は見てみたい物語
腹が減っては戰に不成の実践
あんただって 夢を見ることを味わいたいのに
否定しか出来ないなんて 寂しいね
あんたがたどこさ、と 職場に向かう

アルコールでしか逃げられない
ストレスを抱え

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Another Sky

恋の夜明けはいつも穢(きたな)くて
いつでも夜更けで留めておきたくなる
目覚めれば 現実が飛び交うから
私はあなたの隣 眠らないで それでも陽は昇る

あなたの起床前に外をでて わざと裸足で夢を棄てる
慣れ合う熱は肌に合わなくて 言い訳ならたくさんある

この空は どうにもこうにも意地悪好きで
私の気持ちに反して似つかわしくない青
見上げても 私を迎えた愛の熱よ
頭を冷やすために風に当たれ

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Born to be-愛するちから-

けして混ざり合うことのないものがある
けして交じり合うことのないものがある
だから 人は簡単に蹴り入れて 侮辱を覚える

だけど抱きしめたい光もここにある
だけど誰にも気付かれていなくたって
それに 手を差し伸べる人もいれば 唾も吐く者も

なぜ信じ込んだら正しいと決め付けられるんだろう?
20枚の爪を剥いだら 誰か何か気付けるんだろうか?

Born to be. Born to b

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ゆるしてください

ことばをならべて じかんをかぞえた
もうつかれたのは どうして ふしぎで
チラシのうらへと ならいたてのじで
ゆるしてください うまれてきたから
ゆるしてください わるいのはわたし

なにかがちがって かぜがきずにいたい
おでこがわれても わらっていられる へいき
たてないぐらいに わたしのシミのこる
たたみのうえには ニヤけるわたしの こたえ

れんあいってなに とばっちりうけて
いそが

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come closer

I come closer you. my necessary for-ever.
きっと その手を掴んだら二度と離せないから
私が星に成る前に 天の川で溺れてしまう前に
I come closer you. my necessary for-ever.
軌跡を辿って来たから あなたの脇を通り過ぎたくて

あなたの道筋を 足跡を合わせるように
追いかけてみるけど あなたの背中も見えない
風が巻

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