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Unknown8

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#笑顔

世界の孤独というものに

1人で踊ったりしないで 悩みや不安を打ち明けて
泣いたりなんかもしないで ほら 私がいるから

千切れたシャツの裾から 伸ばす腕は傷だらけ
そんなあなたを抱きしめるのは私がいい 思う

1人で踊ったりしないで 恨みや辛みに流されず
世界の孤独を背負わず ほら 私がいるんだよ

そんなに勇気にならなくても 誓いも契りもなくたって
ムリして笑えとは言わない ねえ 私と一緒に

千切れた

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嗚呼 佳い日だな

嗚呼 佳い日だな 嗚呼 佳い日だな
素敵な笑顔が映えるさよならもあるんだな
嗚呼 佳い日だな 嗚呼 佳い日だな
もう小さくなる背中を眺めなくてもいい
あなたと隣で楽しく話せる 失恋日和

今までとは違って 嫌われなかった
躊躇して困ってた私を ホッと落ち着かせてくれる
その優しさに惚れて 救われてる今
自分のあほんだらな心も解かしてくれるぬくもりに

嗚呼 佳い日だな 嗚呼 佳い日だな

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BITTER

叶わうわけがないと知りながら
あなたを徐々に好きになっていった頃
あなたは振られても片想いを貫き
彼女との関係を壊さない

紛れ込む隙はないから 応援していたいけど
たまには こっそりなら泣いてもいいよね?

知らないほうが良かったなら
あなたと知り合えなかったけど
気持ちが素直に出ないように
慣れた作り笑顔を振り撒く
ねぇ 牽制しないから好きでいていいかな?

大切をこだまさせたい気

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drinking on't

いつもいつでも愛想を良く
あかるい声さえも気の毒に
大切なものほど失くしていく
けして 戻ってこないものばかり

空を覆う雲は退けない 太陽をいつから見てない?
靴を履いても雨を吸って 灰色が心を染めるから

水溜まりに寝転び 死んだ笑顔に雨を浴びる
明日は天気になぁれ、と
drinking on't. drinking on't.
雨はあがらずに 明日も晴れない
降り終えない雨の中 今日

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相信我

私があなたの力になれないこと
悲しいほど 寂しいほど 知ってる
あなたの居場所はあなたが決めるもの
だから 私が云えることはひとつだけ
1mgでもいいから私を信じて

サヨナラはしたくないけど
サヨナラの一歩手前にいつもいる
サヨナラは慣れてゆくのに
サヨナラに染まりたくない私でも
サヨナラと手を繋ぐ…

私の想いはいっさい通じなくて
苦しいほど 虚しいほど 感じる
不安は吐くもの 泪は流

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失恋リピーター

私だけじゃない そんなのわかってる
移り変わるのは 季節だけじゃない
慣れたくないことばかり慣れてしまう
いつもの道よ
少し他人(ひと)よりも 車通り多く
当たって砕けろ 事故もそりゃ多い
慣れたくないことばかり慣れてしまう
ふだんの風よ

笑顔が上手いね 心が下手よね
言葉は見事ね だけど下戸寄りね
ありふれた時間をただただめぐる
失恋リピーター

あなたを想って 信号待ちしてる
信号無

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ヴンダー

信じていいのなら信じるけど
きっと いつも通り裏切らるかな?
それでも一緒にいられるのなら
それを 倖せと感じられるから
いいのかも… いいのかも…
騙されても 奇跡を信じたい

あなたとのヴンダー 欲しがってこねた
駄々は放置されて リサイクル行き
風船が飛んだ 雲の中へ消えた
赤い色は恋の色 割れた風船は何処にいく

泣くものかと意地を張ってみても
ほらね 結局は涙もろいから
上を向き

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紙縒りの火花

蕾が次第に弾けて 優しい寂しい閃光
育てば 育てば 恋に似て 深くせつない
牡丹を宿せば奏でる 不安と刹那の溜め息
願えば 願えば 故に夜の中に燈(ともしび)

好きだよ 好きなの 笑顔をつくろうのは簡単
好きでも この好き ちゃんと落ちると知っているから

紙縒りの火花が深く浅く恋を表す 風よ吹くな
そう思いながらも息を飲み さよならをカウントする
パチパチって音がする 小さな声で愛を呟

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无言的永别

どうして いつもいつも 言葉無く去っていくの?
背中も見られなくて もちろん笑顔も見られない

雲間へ届けようと 精一杯 吠えてみても
あなたの声は無くて まるで此処は湿地帯のよう

沈んでゆく私の身体が 無言のバイバイに泪
二度と逢えないと知ってるから 私は動けない
飲み込まれる私の自信が 蝕まれてゆく笑顔と
せめて最後の挨拶ぐらいさせてほしかったのよ

-ありがとう。

陽はい

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写真

夢から醒めたとき あなたが居ればいい
楽しい毎日がなくても 其れでいい
肩身の狭い中 笑える日々が好き
あなたの人生に片足踏み込んでる

甘くなくてもいい 時間を抱けるなら
朝が訪れても 1人じゃなければいい

アスファルトが熱すぎて 裸足じゃ歩けない
足が溶けてもいいから あなたの処へと
誘惑が多すぎても 余所見はしないから
愛してるあなたに少しでも近付ければ倖せ

言葉がなくたって

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知者唯爱

窮屈なこゝろなんて持ちたくない
けして鮮やかじゃなくていいけど
平気で胸にナイフを突き付ける
そんな人には成りたくないから
何度傷付けられても 何度蔑(さげす)まれても
私の瘡蓋(かさぶた)が治らなくても

私は愛することしか知らないから
つらく 苦く 虚しくなることも多いけど
これで良かったんだって思える人生にしたいから
自分が納得できる今日にしよう

五大陸の線なんて掻き消して
みんな

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crying for the moon

そこに愛はたしかにない
ただひとまず冷静になろう
天を仰げば星がいっぱい
愛がなくても輝いてる 不思議

きっと少しずつ生みだしているんだろう?
現実を渡るなかで せめて私に夢を見させて

仲直りなら握手でできる 言葉でも嘘偽りなく
crying for the moon. 月が綺麗ですね。
そんな夜 美しさ 眩さに
私の持つ愛を放ちたい
crying for the moon. 恋に迷い

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素直

言葉に出来ないぐらい愛情が溢れてる
大変な物語が大切に変わっていった
Be there わがままを云わせて
Be here 心だけが立体だけど
それでいいから それだけで繋がってるから

大きな空が遮っても こんなにも近くにいるよ
寂しいって素直になれずに 口悪く 強がるけど
愛してる シルクのような絆でも
愛してる その1本が2人をけして遠ざけない

理屈が成り立たなくても 夢も愛も見え

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芝居小屋

化粧を施(ほどこ)して 衣装に着飾って
鏡に向かって 台本の文字を踊らせる
スポットライトには 魔法がかけられて
へんてこな舞台も 異世界へと変えられていく

それが夢だと知ったとき 失うものは多過ぎる
永遠に終わらない芝居があれば私は私でいられるから

愛を欲張らないで 道を見失うから
理解していても 台本どおり恋がしたい
BGMかかる 効果音が鳴って
板の間の舞台も 新世界へと導かれる

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