西田俊英展 不死鳥【2024/6/2】
今日、「西田俊英展 不死鳥」を観に、茨城県天心記念五浦美術館まで行ってきました。
少し前に、「日曜美術館」で特集されていて、水戸で展覧会が催されたら観に行きたいと思っていました。
五浦美術館の最寄り駅は、大津港駅。その先は勿来、福島県。県央の海側に住む人間には、県境はどの方角に行っても遠いです。
駅からの足は、タクシー一択。料金は1200〜1500円。(300円の差の理由は、帰りのタクシーの運転手が私を乗せる前に、美術館の敷地に入ってすぐに料金カウントのスイッチを押したからです。)
距離感は、勝田駅からひたち海浜公園に向かうぐらいでした。
午前中に地元を出発して、美術館に着いたのはお昼を過ぎていましたが、食事を摂ると眠くなるので、すぐに展示室へ向かいました。
入るとすぐに、「聖花」という作品が迎えてくれました。
学生時代の作品や、知的なボルゾイ犬「ゼウスくん」の絵などが展示されていました。
大きな絵なのに、威圧感はなく、不思議な安心感を感じました。
仄暗さの中の白が美しかったです。
しばらく歩くと、日曜美術館で特集されていた、「不死鳥」の展示室にたどり着きました。
イメージとしては、大きな「絵巻物」。歩いていくと、屋久島の自然の物語が進んでいきます。
全6章のうち、完成した3章の冒頭までが展示されていました。
実物を観に行ってほしいので、詳しくはここには書きませんが、近くで観て、遠目で観て、もう一度近くで観て……つまり3周しました。
すべて観終わった後、岡倉天心記念室に寄りました。展示されていた東京美術学校の制服(奈良時代の服がモデル)を見て、大河ドラマ「光る君へ」の襟もとの結び目はボタンの役割をしているのだと知りました。
お昼は、館内カフェテリア「カメリア」でいただきました。天気が良ければ、外でもいただけるのでしょうか。
食事を終え、お土産屋さんへ。
図録と屋久杉のお香を買いました。
外に出たら、青空が見えていたので、少しお散歩しました。
タクシーで駅に戻ったら、電車1時間以上待つことに。結局雨も降り出してしまいました。
帰宅したのは、「光る君へ」BS放送15分前でした。
いつか、完成した「不死鳥」も観に行きたいです。
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