017.いじめるがわを考えた

016.いじめについて考えていること

この続きに、反対側のいじめるがわを考えてみた。私の体験。

私自身も子どもの頃少しクールなところがあって、いじめを受けたことがある。その時代では結構酷かった思う。

中学3年生の時に、クラスの男子と仲が良かった私。その中にアイドル的グループもいた。私は、恋心があまりなくて、小学生の延長の感じでふざけていたが、多感な女子はそれが許せないらしい。いわゆる村八分。。。ハミゴ?仲間外れにあった。

クラスの中心的な女子の端っこに属していて、存在感ないけどコバンザメみたいにくっついてる人が、アイドル的グループのS君が好きらしく、私が仲良く話していることが気に食わない。

私は帰宅して電話した。「何故、無視するの?」と今まで仲良かった友達に聞いたら、「あなたが男子を仲いいから、NちゃんとМちゃんが・・・」と言った。私には意味が分からなかった。

今なら、言える

『で、なんでアンタが私を無視するの?じゃ、あんたも便乗の最低な人間性やん!』

ってなことで、NとМのグループが居る時は私を教室中で無視。 居なくなったら話しかけてくるその他の女子。当時は、気を遣ってくれていると思ったが、今は、顔も見たくない。だって、私は関わりたくないからゴメンね!一緒に殴ってるけど、大丈夫彼女たちが居なければ、優しくするから~少し我慢してね」という意味でしょ。

そういうの気にならない、おとなしい男子。気が向いたら話しかけてくる。今も付き合いがある。

中学を卒業し、私立の高校に行った彼女たち。そのグループの一人だけ県立に行った。その1人に高校卒業した時にスーパーで出会った。私に近づき申し訳なさそうに話し始めた。

「ゴメンね、中学の時にイジメて・・・Nちゃんたちと同じことしないと私がいじめられるの。だから、仕方なくて・・・あ!でもだから勉強頑張って県立行って彼女たちとは関わってないから・・・云々」

とすっきりした顔して去った。『許して?何を言っているの?くたばってしまえ』と珍しく腹が立った。のでよく覚えている。そのスーパーは今はコンビニに建て替わっている。二度と会うこともないけど。

今は、子どもの虐待を見てみぬふりしないでと、CMでやっていた。そうだね・・・と、思い出す。

担任は、知っていた。知らない顔をしていた。今は宮司なったとか・・・

恨んでいるか?いや、恨んでいない。今は、『アンタたちみたいな、醜い人にはなりたくない』と、リアルな避けたい人物像があるから。

いじめグループにいた人の子供がいじめられていたらしく、その母は「なんであんな酷いことをするのか、わからない」と言っていた。私は『あら?』と思った。

私は、聖人ではない。神様でもない。過ぎ去った傷は傷だし、どうにも変わらない過去なら、記憶の分類を変えるしかないと思う。

私が、どう思うか。私の人生は、私の中にある。