京都出身者が語る「京都ってどんなところ?」

周りの人に「京都出身なんです」と言うと、「京都いいな~」とか「私京都好きなんです!」と返ってきます。

ということで~
生まれてから25年間京都に住んでいた私が、京都がどんなところなのか独自の目線でお話します!

お寺と神社がいっぱいある
京都が寺社仏閣の街なのは誰もが知っていると思うのですが、京都の人にとってはそれが普通です。
どういうことかというと、大通りに神社があったり、お家からお寺が見えたり、知り合いがお寺の家系だったりするのが普通の風景なんです…!
京都の3大祭りはご存じでしょうか。
「葵祭」「祇園祭」「時代祭」のことなのですが、これらが開催される日は大きな道路が封鎖され、装束を着た人達が大行列を作って練り歩いたり、鉾が廻したりします。ものすごく贅沢な風景を見ていたんだなと、今になって思います。

盆地なので暑い
京都は暑いです。それも蒸し暑いです。
京都市は山に囲まれた盆地なので、空気が滞留し気温が上がりやすい。
私の体験談ですが、真夏に10分外を歩くと全身汗だくになりました。メイクもほとんど落ちます。
関東に来てからは同じ時間歩いても「汗がにじんだな~」くらい。代謝が落
ちただけかも?それでも京都と違うのは分かります。

バスを間違える観光客多数
東京は電車がいっぱいあって間違えやすいのと同じように、京都はバスがいっぱいあって間違えやすいです。
普通は1系統のバスにつき2ルート(目的地行きとその逆)じゃないですか。京都には同じ系統なのに5ルートくらいあるものが存在します。バスの運転手さんも「このバスは金閣寺へはまいりません」「お乗り間違えのないようにお願いします」とアナウンスはするのですが、観光客の立場からすると訳が分からないだろうな…。
今まで乗り間違えたお客さんを何人見てきたことか。逆に言えばバスを間違えるのはよくあることなので観光の際は気にしなくて大丈夫ということです!

大学がいっぱいある
実は人口10万人当たりの大学の数が多い都道府県1位は京都なんです。
有名なところだと京都大学、同志社大学、立命館大学などですね。調べてみたら42校ありました。秋には京都学生祭典というイベントが行われたりします。学生がプロデュースするお祭りで、平安神宮という大きな神社の前で開催されます。「学生のまち」京都と言われるのも納得です。

メロンパンのことをサンライズという
最近知った衝撃の事実です。中学生の頃、購買でサンライズと表示されたメロンパンが売られているのを見た時は「へぇ~そんな言い方もあるんだ」くらいにしか思っていなかったのですが…
旦那さんと一緒にメロンパンを食べている時に、「メロンパンのことサンライズっていうよね~」と言ったら「え?何?」と返され、調べたらまさかの関西特有の言い方でした。京都、兵庫あたりで言われるそうです。同時にメロンパンは丸形のものと楕円形のものがあるのも関西の文化だと知りました。​

パン屋激戦区
メロンパンの話で思い出しました。京都はパンの消費量5年連続日本一です。和食が有名なので意外かもしれませんが、京都人はパンが大好きです。それに伴いパン屋さんもたくさんあります。私は京都にいた頃パン屋さん巡りをするのが好きだったのですが、関東に来てパン屋さんの少なさに驚きました。志津屋(京都の有名なパン屋さん)が恋しいです。
パン屋さんについての記事もまたここで書いていきたいな…!

いかがでしたか?
他にも京都人独特の言い回しとか、住所が長いとか色々あるのですが、ざっと思いついたものを書き出してみました。
お盆は絶対帰ってくるように親から言われているので、次に帰省するのは1か月後です。帰省したら何しよう?

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