【インタビュー】阿部清さん「好きな彫刻ができて 書斎がわりにも」
2023年10月からさくらWORKS<関内>をご利用の阿部清さん。主にさくらWORKS<関内>併設のフリーラウンジで仏像彫刻の作品を制作しています。
仏像彫刻をする場所を探していた時に、以前さくらWORKS<関内>で油絵をしている方がいたことを思い出して当シェアオフィスに問い合わせをして、ご入居されました。
2023年にアフリカでバイオ燃料の生産や農業集落をICTを使って生活改善をする日本植物燃料株式会社の取締役を退任し、現在は顧問としてサポートをしています。
「現役時代はアメリカの銀行や金融機関に勤務していたので日本文化や伝統工芸に興味はあったもののなかなか学ぶ時間がなかったので、その隙間を埋めている。趣味で仏像彫刻をしている」と阿部さん。
ニューヨークで4年間、香港で3年働いていたこともあり、今は国内旅行などで日本の文化や歴史に触れる機会を増やしている最中だそうです。
人間の命はあっという間 指のトレーニングで彫刻も
好きな言葉・座右の銘は、
19世紀のアメリカの作家であり芸術家、また哲学者でもあったエルバート・ハバードの
『Don’t take life too seriously, you’ll never get out of it alive.
人生をあまり深刻に考えてはいけない。そこから生きて出られるわけではないのだから』という言葉。
2年前に病気 で倒れて、
「人間の命はあっという間。そこから生き方が変わった」と阿部さんは言います。
薬の影響なのか、指先が強ばるのでその改善のためにも仏像彫刻をはじめました。
今は2週間ずつ横浜と新潟県湯沢町で生活しています。
中学生時代に卓球の県大会へ出場したこともある阿部さん。
湯沢町では小中学生やシニアの卓球指導をしたり、田んぼの馬耕体験を企画するなどコミュニティ活動もしています。
関内の社会貢献の取り組みを 地方やアフリカでも
阿部さんにとって関内は 新しさと古さが共存して居心地が良い町とのこと。
さくらWORKS<関内>は、好きな彫刻ができて書斎がわりにもなり、若者をはじめとした色々な人たちに出会えると阿部さんは言います。
現在さくらWORKS<関内>では、さまざまなクリエーターや起業家のほか市内のNPO法人も入居しています。
さくらWORKS<関内>運営元の横浜コミュニティデザイン・ラボとつながりのあるNPOの人たちがオフィスに来ることも。
横浜と新潟の2拠点で生活していると、「むこうになくてここにしかないもの」もあると感じるそうです。
「社会貢献を行うNPOの取り組みは、僕にとっては宝物みたいなところがある。
関内のNPO活動の中で地方やアフリカでもできそうな活動を紹介したい」と語ります。
阿部さんの作品をご覧になりたい方は、オフィスの受付にお声かけください。阿部さんがいらっしゃる時にご覧いただけます。 現在、さくらWORKS<関内>のフリーラウンジは水・木曜日の10:00~14:00を「テシゴトタイム」として会員の方は無料で使用できます。フリーラウンジの見学も可能です。ぜひお越しください
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