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型染版画・めぐる

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型染版画・めぐるをBASEにアップしました。

和紙に型染の技法で制作した版画作品です。
「①デザインをして型を彫り②和紙に糊を置いて顔料を摺り込み
③水につけて糊を落とす」という工程で制作しています。

和紙の風合いが判りやすいように、黒い紙を背景にして撮影しています。
繊維を多く漉き込んである、厚手のしっかりとした和紙です。
素材感や形や色をじっくりと眺めて対話して頂ければと思います。

楕円の中を狐や鳥が翔けている図です。
いのちのめぐりやひとつの世界、曲線のリズムを描いたものです。

サイズ 約230mm×170mm
素材 和紙、顔料

タイトルについては、正直かなり迷ってつけています。これじゃない感がまだあります。循環している事は表したいのですが、「めぐる」という言葉から連想されるものとは違う感じです。(”めぐる”という言葉を見ると中島みゆきさんの「時代」が頭の中をかけめぐります。私だけ?)

この作品は数年前に制作したものです。数枚制作して友人に送って、残ったものをそのまま保管していました。色や和紙との関係など、それまで制作していた版画から違うところへ出た感覚があり、この方向を進めてみたいとその時に思ったのでした。その後いろいろな事に取り紛れて、時間も心も騒がしく、型染版画に向かう事が出来なくなっていました。このシリーズもやりたい事のひとつです(やりたい事が多すぎな今です)

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ツバメ堂プロフィール

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