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経験の浅い人ほど自信たっぷり
ダニングクルーガー効果という認知バイアスの一種だそうです。
経験が深い人は、自分に何ができないか知っている。そして人間ができることは非常に限られます。だからやろうとしている事をよく知っている人ほど、それが難しいと評価するのです(注1)。
注1:こう言っても良いです。
自己評価が甘い人(自信過剰の人)は、長い経験を積むほど、社会の一線にいられません。脱落します。
ソクラテスは「無知の知」を唱えましたが、これとほぼ同じ内容でしょう。
知識の浅い人は、自分の知っている事が全てだと考えがちです。しかし知れば知るほど疑問が出るんです。
3歳とか4歳の子供は、ある種の万能感を持っています。幼児的万能感ということが多いみたいです。自分は何でもできると思っている。(必ずママがフォローするので)失敗したことがないからでしょう。
この話の実用的なポイントは、自信たっぷりの人のアドバイスを求めてはいけないということです。経験たっぷりの人のアドバイスを求めましょう^^
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おまけ
「自信たっぷりの年寄り」はたくさんいます。しかし信じてはいけない。彼らは、長く働いているだけで経験が豊富なわけでは無いのです。
実務をほとんどしない管理職は多いです。失敗経験がないから、自信を喪失していないだけです^^;
本当に経験豊富な人は、驚く程に謙虚です。