弁護士の平均年収729万円。10年で4割減。国家資格に頼った職業選択はリスキー!
「司法試験に受かれば一生安泰」と思っていたけれど、実は違ったと言う話です^^;
私は進学校にいたので、東大法学部に入るために、貴重な10代を何年も勉強だけに費やした知人がいます。そういうのも、もう終わりです。
弁護士が増えたとは聞いていましたが、これほどまでに供給過多とは知りませんでした。弁護士はこの10年間に2.9万人から4.1万人に激増しています。
ちなみにセブンイレブン+ファミリーマートの店舗数が3.8万です。ざっくり言うと弁護士の「希少価値」はコンビニ店長と同レベル。弁護士は「普通の職業」になりました^^;
ついでに言うと医者は34万人です。
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これって私(機械メーカー開発職)と大差ないです^^;
医者と弁護士は高給取りという時代は、とっくに終わってたんですねえ。職業選択は難しいです。
特に資格に頼った職は難しい。政策によって需要供給のバランスが変わると、あっさりと価値が暴落する(注1)。
エンジニアとか営業にはこういうことは無いです。需要供給は市場原理と個人の自由意志で決まるので、神の見えざる手で、ほどほどに収まる。エンジニアなんかは(私のように)あっさりと職を変えたりしますしね。でも弁護士が車の営業をやるのは難しそうです^^;
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補足
そうは言っても、儲ける弁護士は猛烈に儲けています。ビジネスを展開するのに弁護士資格は有効です。
つまり「バッジだけで儲かる時代」が終わったのです。そして「バッジを持っているだけ」の弁護士は、割とたくさんいるようです。私も会ったことがありますが、顧客の話も聞かない。文字通り話になりません(笑)
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