ロシアの動員:あれは実質的には死刑だ。社会から排除したい人間を前線に送り込んでいる。
囚人、反政府勢力、反社会勢力を「動員」と称して最前線に送っている。これはスターリンのシベリア流刑と同じ発想でしょう。シベリア行きも実質的には死刑と同義だった。あの地では長くは生きられない。
とにかく「邪魔な人間」を社会から排除するのは、独裁政権の定石です。ウクライナ侵攻の、思わぬ「副産物」と言えるでしょうね。
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まともな国家ならば、こんな事はしません。人道的な話ではない。士気がゼロの兵士は役に立たないどころか危険だからです。味方を巻き込んで死ぬでしょう。
「無能な味方は有能な敵よりも怖い」のです。
学習意欲のない兵士は使い物にならない。突撃白兵戦の捨て駒にしか使えない。それに意味があったのは、203高地やWW1の塹壕戦、スターリングラード攻防戦の時代まで。
現代戦で白兵戦はない。そして学ぶことが多すぎる。米軍では志願兵ですら脱落するのです。
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