AIに奪われる仕事。そして風俗の明るい未来。
結論から言うと、私は今日現在、一番魅力的な産業は風俗業だと考えています。理由は、あれこそが人間の能力を最も有効に利用する仕事だからです。
ちなみに冗談抜きで大真面目です。
さて、皆さんご存じのように、今後多くの仕事がAIに奪われると言われています。歴史的経緯としては、まず農業がほぼ機械に奪われました。いまや畑を耕す人はほとんどいません。つぎに工業が機械に奪われました。製鉄、自動車生産、発電など、もはや人間の出番はほとんどないです。
でも、それは別に大した問題ではなく、人間はサービス業で稼ぐようになりました。例えば米国のGDPの8割ぐらい(?)はサービス業です。ところがどっこい、この分野にも機械が入り込んできて大変だというのが現在の状況ですね。
ただ、これは今に始まったことではないです。コーラの自動販売機、銀行のATM、JRの自動改札、飛行機の操縦(昔の旅客機は4,5人がかりで飛ばしていました。今は二人)、これらはみんなかつては人間の仕事でした。
ときに今の「AI」は語源に反して「人工知能」などでは全然ないです。超頭が悪いというか、知能なんてないです。あれはざっくり言うと画像認識分類装置です。もう少し詳しく言うと機械学習とディープラーニングという、「AIを作るときにあると役立つ技術」を応用して機械のことを称しています。さらに言ってしまうと、たぶん今盛んに宣伝している「AI」とはGooleのテンソルフローという「AI製作キット」で作ったソフトウェアの事らしいです。
脱線で、なおかつ独断暴論ですが、実はここ何年も騒がれているAIに関しては、ほとんど進歩がないです。唯一、機械学習が実用に足るハードウェアが現れてGoogleがテンソルフローをオープンに発表した。これだけが劇的な進歩です。後は全部その応用ですね。実際、この騒ぎの最初は、Googleの研究陣が「機械がネコ画像を認識した」と発表したことですが、実に7年前です(2012年)。その後、これに匹敵する発明があったかというと、実はないのですね。ネコの次は例えば「トランプ大統領」を認識できるようになったかというと、全然できないっぽいです。
これも長くなりそうなので、一度切ります。
この後は、「AI」は無能すぎて人間が必要とするサービスなどできない、人が最も求めるサービスとは、共感と承認欲求を満たすことであり、このスキルを芸術的なまでに高めたのが、トップレベルの風俗嬢であるという主張を展開します。というかその予定です^^