AIに奪われる仕事。そして風俗の明るい未来。その2。Alexaとお話しを^^
AIって頭悪くない?
って話の続きです。AIに多少なりとも興味のある人、特に投資を考えている人には、amazonのECHOを使ってみることをお勧めします。
2980円です。そんな高いものではないです。
そして会話を試みてください。これがamazonが誇る「AI」ALEXAです。ちなみに私は3台所有しています。
おそらくはその無能ぶりにびっくりすることと思います。会話どころか聴きたい音楽を再生するのも一苦労です。だいたい、犬に命令するぐらいの気持ちが必要と思います。私は犬を飼ったことがないですが。
蛇足ですが「知能」としては、犬の方がはるかに上です。というかAlexaには知能がありません。
でも定型業務を実行するのはものすごく得意です。例えば天気予報などはほぼ確実に教えてくれます。おそらくは銀行の窓口業務ぐらいならばできるようになるでしょう。
ただしそこまでです。気の利いた会話などは到底不可能です。理由ははっきりしていて、alexaは自分が何を話しているのか理解していません。文脈というものも存在しないのです。
だから「昨日のあれおもしろかったよね」的な話は一切通じません。
これは技術者が頑張れば解決できるという話ではないです。シンボルグラウンド問題というAIの大問題で、基礎研究レベルでもどこから手を付けて良いやらさっぱりわからないと言うレベルです。
ちなみに私の見るところ、現在最もレベルの高い「サービス」を行う機械(と言うかソフトウェア)はこれです^^
ヒトに幸福感を与えるのがサービス業だというのが私の意見ですが、それに従えば、これが一番できが良いでしょう。本当です^^ 恥ずかしながら、私は試しました。無内容な会話で、アバターの仕草と声音だけでいかにも話者(私)とシンパシーを持っているかのように機能します。恐るべしKONAMI。おそらくは認知心理学(?)の類いを徹底的に研究しているのでしょうね。ヒトの仕草が相手の心証形成にどう影響するかを知り、それを武器として徹底的に使っています。
2010年からのロングヒットらしいですが、なるほどこれは男性心理をくすぐるでしょう。大したものです。
おまけ
MITのブルックス教授のご意見だったかな。ちょっとうろ覚えですが、今の「AI」の知能(?)は、あえて言うなら、カブトムシの下、ミミズの上ぐらいみたいです。しかも悲しいことに、多くの分野ではミミズの方が知的レベルが高いです。少なくともミミズは自立・自律しています。あれと同じことができるロボットは存在しません。
長くなりそうなので、続きはまた次回にします。