水素を石炭から作るとCO2が出ます。何をやりたいのか?
石炭から作った水素を輸入するそうです。
川重も大丈夫かな? 目的を見失っていないですか?
実験という位置づけなら、まだいいのですが、水素の輸入って需要がないでしょ?
日本でCO2を排出せずに、オーストラリアで排出するならOKですか?
あえていうならば、海外の太陽光発電を使って製造した水素の輸入ですが、これはエネルギー変換効率がすこぶる悪いし、輸送費がかかりすぎる。
水素は液化しても、ものすごくかさばるのです。比重は0.07。1リットルあたりのエネルギーはガソリンの3分の1しか無い。
こんなものを船で運んで採算が合うのか、非常に疑問です。
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はっきり言って、オーストラリアから石炭を輸入して、火力発電で作った電力でEVを動かした方がいいと思いますね^^;
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ぶっちゃけ、「世界初」というとカッコいいですが、儲かりそうにもないから誰も作らなかっただけです。こんな船はLPG船の技術を流用すれば、建造できるに決まっている。川崎重工以外は、それを知っていてアホらしと放棄しただけです^^;
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参考
これは水蒸気改質という水素製造法の話です。
石炭のような炭素+水素の混合物から炭素を取り除く。当然のごとく余った炭素が廃棄物となって出てきます。普通はCO2です。
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それはそれとして、
去年の地球平均気温は何℃だったのか?
誰か知っている人はいますか?
私はいまだにこの数字を見たことがないです^^;