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新卒で入った企業は5割の確率で50歳までに潰れる。終身雇用は幻想。
バブル頃までは大企業は潰れないのが当然だった。
しかし、サンヨー、シャープ、東芝を知っている21世紀世代は鼻で笑うだろう。会社は潰れるのだ。上場企業でさえ寿命は平均で30年らしい。人生よりはかなり短い。
つまり、最初に入った会社に定年まで勤められる人は半分もいない。
ということは、「今の会社」で出世してもあまり意味はない(注1)。重要なのは自分の能力と実績だ。
注1:今となっては「課長島耕作」は笑い話です。
「初芝ってあの会社のことだよね」と誰しもが思う「あの会社」は見事に破綻しました。
実はモデルはパナだそうですが、パナも中国べったりで、もうじき東芝の後を追いそうです^^;
上司に反抗的な若者が多いのは実に合理的だ。ゴマをすって出世しても無意味ですよ^^
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これは裏を返すと定年もないという意味です。
定年制度とは「終身雇用制において少なくとも60歳までは解雇しない」という意味です。転職が前提なら無意味。
50歳でも能力がなければ再雇用はないし、有能ならば70歳でも採用される。
何歳まで働くかは、自分で決める時代です。
そして、私の意見では何歳まで生きるかも、自分で決める時代です。
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そもそも働くかどうかだって自分の好きにすればいいのです。
ただ、働かなかったら長くは生きられないだけです。そして、それは別に悪い判断ではない。自分の価値観で決めることです。
多くの生物は子をなしたら死ぬ。そして、ほとんど全てと言っていいほどの、多くの生物は何もせずに死にます。自然界は多産多死が基本戦略ですから。
人間は実に特殊な生物で、長く生きることが大好きだ。でも、それは自明でもなんでも無いです。そういう考え方があってもいいと言うだけの話。
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おまけ
そもそも「会社が潰れるのは良くないことだ」というのが思い込みに過ぎません。実は、儲からなければ精算して(潰して)、結果として生じた余剰のヒト、カネ、土地を利用して別の新しい会社を起業した方が良いのです。
タピオカブームが終わったのに、いつまでもタピオカ屋を続けても仕方ないでしょ? ^^;
そして、次に(起業家が)古着屋をやるなら、タピオカ屋と同じメンバー、同じ土地でやる理由など別にない。むしろ是非とも変更すべきだ。基本的には適任者、適地のわけがない。
だから社会の変化に応じて、会社はどんどん潰したほうが良いのです。潰せば起業が増えるから(有能な労働者は)失業を心配することはないです^^;
多くの人が考えているのとは逆なのです。潰さないから新規雇用が生まれないのですよ。