まず習金平を見ると、鄧小平が蓄えた外貨とインフラで(実質的に)軍隊を買った。つまり兵器を買い、兵士に金を注ぎ込んだ。
また海外の技術を買いまくった。結果が今のあれです。そして今日現在、蓄えは底を突きつつあります(注0)(注0.5)。
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では、その鄧小平は何をやったかというと、毛沢東が作った(注1)「奴隷労働者(≑人民)」から労働力を吸い上げて、外貨とインフラに替えたのです。当時のC国人は貧困で、僅かな賃金で共産党の命令に従い働きました。
結果としてC国人の賃金は上昇しました。しかしそれは、人件費の増大であり、もはやC国の労働力は国際競争力を失いました。価値が激減したのです。
しかも1979年から始まった一人っ子政策が原因で、彼ら<奴隷世代>の老後を支える若者はいない。彼らは、毛沢東に作り出され、鄧小平に奪われ、習金平に捨てられたのです。
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つまり習金平は、初代、二代目の蓄えを浪費する三代目です。同族企業は三代目で潰れることが多い。C国も同じ道を辿ると思います。
組織は、
初代が激戦を勝ち抜いた人物
二代目が、初代に選ばれ、初代を見て、初代に鍛えられた人物
三代目は、立ち回りが上手で権力を引き継いだ凡人
という流れになりがちです。だから成功した企業でも、大方は100年ぐらいで没落します^^;
トヨタやソニーもそんな感じですね(注2)。