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水素やアンモニアはエネルギー源ではない。貯蔵・輸送手段。広義の蓄電池です。
水素とアンモニアは自然界にほとんど存在しない。電力を使って製造するのです^^;
「水素を燃やせばCO2が出ないのでハッピー」とはならない。
電気エネルギーを貯蔵・輸送するための媒体としては便利かもしれませんが、エネルギー源ではない。
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まあ、それはある意味で枝葉末節でどうでもいい。
問題は、このレベルの「常識」を無視して「水素・アンモニアででエネルギー問題は解決」と垂れ流すマスメディア(もしくは環境保護団体)です。
やっていることが雑すぎる。
もっと真面目に考えましょう^^;
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おまけ
アンモニアは毒性が強いので、専門家以外は取り扱えないでしょう。尿に含まれるのは、毒なので人体が積極的に体外に排出するからです。
目に入れば失明するし、ガスを吸えば命が危ない。それ以前にめちゃくちゃ臭いです^^;
臭いというのは「近寄るな!」という生体の防御反応であって、これは動物にとっては典型的な毒物だという意味です。
いくつかの研究団体、メーカーがアンモニアで車を走らせると言っていますが、技術的には可能でも、運用は無理でしょうね。
車と「(ガソリンスタンドならぬ)アンモニアスタンド」は、強烈な「トイレ臭」が避けられないでしょう。
エンジニアはその事を身にしみて知っているはずなのに、言わない。批判は封じられているらしい。典型的な大企業病です^^;
でもメーカーが社長車として使うぐらいになれば、私も実用性を信じます^^
というかアンモニアが内燃機関の燃料に使えることは、100年前からわかっています。昨日今日知ったわけではない。使えない理由があるから使っていないのです^^;
水素も同様で、水素エンジンのアイディアは100年ぐらい遡ります。しかし鉄鋼は「水素脆性破壊」を起こすので、燃料としては不適なのです。