さくら荘でカステラ焼きを行い大いに盛り上がりました
特別養護老人ホームさくら荘の岡崎です。11月に３回に分けて、さくら荘でフロアごとにカステラ焼きを行いました。あんこ、カスタード、チョコ、ウインナーチーズの4種類のカステラに利用者の皆さまは興味津々。まるで子どもに戻ったように、キラキラとした目で選んでいらっしゃいました。
焼き始めると、ほんのり甘い香りがフロア中に広がり、皆の顔がほころびました。まるで自宅のキッチンから漂ってくるような、懐かしい温かい香りです。利用者の方々は、職員が一生懸命カステラを焼く様子を、ニコニコと見守っていました。焼きたてのカステラの甘い香りに誘われ、自室から歩いてフロアまでやってくる利用者さんもいました。
いよいよカステラが焼き上がり、順番に好きな種類を選んでいただくことに。3つまで選べるということで、悩んでいる方もいれば、迷わずお好きなものを選んでいる方も。焼きたてのカステラを手に、満面の笑顔を見せてくださる姿が印象的でした。一番人気は、やはり定番のあんこ味のカステラでした。
続いてカステラを持ったままいい笑顔で、紅葉の景色をバックに写真撮影会も開催しました。食べられない方も、秋の雰囲気を満喫していただくことができました。素敵な表情でポーズをとってくれる方もおられ、皆さんご満悦の様子でした。
さて、いよいよ食事タイム。普段は介護が必要な方も、自分から箸を運び、笑顔でカステラを頬張っていました。普段はペースト食の方もカステラをカットして職員の介助を受けて食べることができました。その姿を見た私たちスタッフも、心から嬉しく、また明日からの励みになりました。
カステラを食べることはもちろん、作る過程を見ることや、秋の景色を楽しむことで、心も体もリフレッシュできたのではないでしょうか。
今回のイベントを通して、利用者の皆さまが笑顔で過ごせたこと、私たちスタッフも大変嬉しく思います。今後も、様々なイベントを通じて、皆さまに喜んでいただけるような企画を続けていきたいと思います。