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Notionで自分専用の復習データベースを作ってカラーコーディネーターに合格した話
つい最近、カラーコーディネーター(スタンダード)を取得しました。
この資格はさほど難易度が高いものではないですが、
学習時にNotionを使ったことが個人的にとても有用だと感じたので共有したいと思います。
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学習環境
Macbook Pro Ventura
スマホ:Android 11
付箋、ボールペン
テキスト:スピード合格! カラーコーディネーター【スタンダードクラス】テキスト&問題集
カラーコーディネータの試験は100%選択形式で、回答は全問数字で回答するタイプです。
このため簿記のようにiPadに解答フォーマットを取り込んで、などはせず、ひたすら付箋とボールペンで解いていきました。
外で学習する際、持ち物が圧倒的に減らせるのでこの点はとてもありがたかったです。
Notionを使った間違いやすい問題データベース
ここから本題ですが、今回のように難易度が低い資格とはいえ、何度やっても間違えてしまう問題というものが少なからず存在するはずです。
(しかもそういうのに限って頻出問題だったりする)
これをデータベースに集め、PCやスマホから何度も目に触れさせて定着を図り、得点化を狙い、合格のボーダーを超える狙いがありました。
とはいえ、ですよ。
Notionの最大の問題は、PC以外のタブレットやスマホからの操作が一時期より改善したとはいえ、もっさりするという暗黙の了解があります。
頑張ってるのはわかってるけど、Craftの操作性をもうちょっと見習ってほしい(小声)
なので、基本的に綺麗に整形するのはPCで行い、
スマホではデータをとりあえず集める、それ以外は復習のみに使うことを意識しました。
作業の流れ
PCで間違いやすい問題データベースを作成しておく
※もし学習スケジュールを章ごとにNotionで管理していればリレーションしておくと、どの章を復習すればいいかの参考にもなって良いです◎問題を解いて何度も間違う問題文と解答をデータベースに追加していく
あとはことあるごとに復習あるのみ!!
!注意事項!
ここに登録する問題は、何度も間違った問題のみです。
例えまぐれだったとしても、正解した問題は登録しません。
連続して3回以上間違い、これ苦手なんだよなあ、という問題のみを登録していきます。
肝心なのはNotionデータベースにデータを集めることではなく、試験で得点化できるようにすることなので、ページを作る労力と時間はかけないようにします。
実際の中身はこんな感じです。
解答とちょっとした補足メモはトグルの中に入れておけば、
初めに開いた時に閉じた状態になるので、解答を思い出してからトグルを開く、という単純構成です。
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画像付きじゃないと逆にイメージしづらい問題もあります。
この場合はスマホで写真を撮ってそのままNotionに上げてしまいます。
(効率重視でピントもトリミングも完全無視の典型例ですが、気になる場合は綺麗にしておくとモチベーションにいいかも^^;)
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メリット
①OSを跨いだ同期が可能
学習環境でも紹介したように、私はPCとスマホのOSが別です。
つまり、Apple製品でしか利用できないCraftは自然と復習ツールの選択対象から外れ、OSを跨いで同期が取れるNotionが有力となりました。
スマホから写真を撮ってNotionに添付したものが、PCからそのまま見られる。
今の時代は当たり前ですが、どこでも同じデータが見られるということは学習に置いてとても大事な要素です。
②スマホがあれば、どこでも復習ができる
私が学生の頃は勉強は机に向かってテキストと紙のノートに向かってするものでしたが、今や勉強なんてやろうと思えば満員電車の中で立ちながらだってできるのです。
最近私が電車の中でスマホをいじる場合、使うアプリの選択肢は以下の3つ。
資格試験直前になると優先順位が変動しますが、大体この辺りを触っていると目的地に着くイメージ。
①Duolingo
②Notion
③Kindle
最近は体を動かしながら勉強すると学習効率が上がるとも言われますし、問題をよく目に触れされることで定着を図る目的も達成できます。
今後の資格試験対策でも使い続けていきたいと思っています。
③苦手な分野の洗い出しがしやすい
何を隠そう、資格の勉強をする時に私が一番嫌いなのは、
テキストを1ページ目から読み込む
この工程が最も苦手です。(おそらく読解能力が低いんだと思う。。)
なのでテキストを初めからじっくり読んで、理解してから問題を解くというのはものすごく苦手で、
とりあえず問題を解いて、間違えたらその部分だけテキストを読み直してを繰り返していく方が私の学習スタイルにはあっています。
もしこれを読んでくださっている方が私と同じタイプであれば、
問題を間違えて→テキストを読み返してを3回繰り返してもまだ間違う問題があれば、そこが間違いなくその時点のあなたの弱点ポイントです。
自分にしか作れない、自分のためだけの間違い問題集を作るつもりでこのデータベースを作ってみるといいかもしれないです。
今後の改善点
今回この間違いやすい問題データベースを利用すること自体は本当に良かったと思うのですが、今後使うなら改善したい点が1つあります。
それは、次の復習日をリマインド設定ありで更新することです。
メリットでは電車の中でも復習できると挙げましたが、
逆を言えば暇な時間がないと意識しない限り復習機会が減ってしまうんですね。
私は平日フルリモートなので、電車通勤からは離れた生活をしています。
つまり、意識しないと復習サイクルが1週間に2回になってしまう。
毎日Notionを開く習慣がある私としては、実際にこういうことはありませんでしたが、問題によって複数回数にバラツキがあるのは事実でした。
よく言われる、最適な復習サイクルは徐々に復習間隔を開けていくスタイル。
私が簿記の学習をしていた時は、1日後→3日後→5日後→1週間後みたいなサイクルで復習していました。
これをNotionのDateプロパティに適用すれば、全ての問題を均等に復習でき、効率的に学習時間を使えたなとの反省があります。
私が次に狙っているのが(一応)国家資格なので、このあたりは意識したいなと思いました。
終わりに
以上、私のNotionの使い方共有でした。
前回の投稿からだいぶ時間があき、Notion自体もかなり進化していますね。
私が今気になっているのはNotion Mailです。
(※タブレット・スマホアプリ改善を除けば、、)
Notionが出すんだから、メールとNotionページとかのリレーションができるのでは…?
それこそ試験申し込み完了メールとかと試験全体を管理するページを紐づけられたらいいなあ、という気持ちです。
Notionさん、がんばれ!
というわけで、ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆様も良いNotionライフを!