『卒業したんだな。』

さくらしめじ
田中雅功です。

僕は、今月、
高校を卒業しました。

卒業式は、先生達が一生懸命動いてくれたおかげで、短縮ではありましたが、
なんとかやることができました。

在校生や、保護者は参加できませんでしたが、卒業式自体できなかったという話をたくさん聞くので僕は恵まれているなぁ。

と、つくづく感じます。

ただ、
卒業式までの約1ヶ月間は、学校に行けなかったので、
急に目の前にあった物が突然無くなった感覚です。

正直、
未だに卒業した実感はありません。

急に、
もう学校ありませんなんて言われても信じられないよ！

という気持ちです。

まぁ、
そこにあーだこーだ言っても何も生まれないので素直に少しづつ自分が卒業したという事実を認めていきます。笑

高校生活3年間。

色んなことがありました。

でも
やっぱり、
1番伝えたいのは感謝です。

僕、
意外と学校好きだったんです。

朝起きるのダルいし、

勉強嫌いだし、

嫌なことたくさんあったけど、

仲良い友達がいて。

尊敬できる先生がいて。

僕にとって学校は
本当に支えだったなぁ。

と、今思います。

僕、
陰キャだったんで
友達そんなにいなかったんですけど、

仲良い友達との会話は、
本当にいつもいつも楽しくて。

僕が新曲出す度に、
｢聴いたよ！｣
って言って大声で歌ってくれました。

その時は
｢声大きいし！歌うなよ！｣
って言ってたけど、
内心めっちゃ嬉しいかった。

部活とかやってなかったから
入学当初は、
きっと友達できないし、
何にもない、面白くない学校生活を送るんだろうな。
って思ってたんです。

とんでもない！

めっちゃ楽しかった。

何でもない日常が本当に本当に楽しかった。

次の授業なんだっけ？
とか、
ご飯食べよー！
とか、
もー帰んの？
とか、

もう話せないと思うと。
本当にあの頃がキラキラしてたな。

もう1回。
やり直したいな。

あぁ。
やば。
これ書いてて、
初めて卒業した実感が湧いてきた。

本当にやばい。

まじで
沸々と、実感が。

涙が。笑笑笑

大丈夫。

書きます。

友達だけじゃない。

担任の先生。

まじでいい先生だった。

怖かったけど。

恐ろしかったけど。

信じてくれてるんだろうなぁ。
って、生徒が感じられる説教する先生なんてなかなかいない。

高3の夏休み。

朝から何度も何度も僕の小説とか小論文とか添削してくれたなぁ。

一緒に、
青春ってなんだろうね？
って話したなぁ。

あぁ。。
まじでいい先生だった。

卒業式、
面と向かってちゃんとお礼言えなかったなぁ。

恥ずかしくて、
なんとな〜く。
｢お世話になりました。｣
って言っただけだったなぁ。

後悔だ。

今度学校行こう。

もっと
友達とも、
先生とも、
別れを惜しむはずだったなぁ。

まだ間に合うかな。

遠くに行っちゃう友達にも
お世話になった先生にも、
もっとちゃんと
｢ありがとう｣
って伝えよう。

それを伝えるまでが、僕の卒業式かもなぁ。

すぐに
終わらします。

卒業式。

さくらしめじ
田中雅功。