Day1●きみでした (Acoustic Version)
ミニアルバム「ボタン」のリリースを記念して、さくらしめじ公式noteにて3月8日(月)〜3月14日(日)までの1週間、全曲解説を撮り下ろし写真とともに毎日17時にアップする企画、1日目は「きみでした(Acoustic Version)」です💁♂️
それではお楽しみください!
雅功 5年前は本当に「恋ってなんだろうな?」って思いながら歌ってたよね。
彪我 その一心で歌ってた。懐かしいね。でも、今回のリバイバルでは歌詞の奥を見れるようになって。改めて、歌詞について考える作業が面白くて。
雅功 二人でめちゃめちゃ大盛り上がりしてたよね。中学生の時は、「きみでした」は、「これってほんとに恋なのかな?」って悩んでる、ばっちばちの初恋の曲だと捉えてて。本当に歌詞そのままだったけど、19歳になってみると、ふと失恋の曲に思えたんだよね。「きみでした」っていう過去形にも悲しさを感じたし。
彪我 ね!
雅功 だから、今回は失恋の歌にしようってなって。そこから二人でどういう気持ちなのかを1行ずつ話し合っていって。あと、でかかったのがMVね。監督が(オフィシャルカメラマンの)ゆりちゃん。僕が原案を書かせていただいたんですけど、「私に任せろ。雅功が思い浮かぶものは、全部撮ってやるから」って言ってくれて。なんて頼もしいんだと思って始めた撮影だったんですけど、僕らが想像している「きみでした」のリバイバルの世界観を、MVでもっと具体的に広げてもらったなって感じがしてて。
彪我 ただ、これまでのインタビューではMVの話はあんまりしてないんだよね。
雅功 そう。基本的にはこのインタビューも曲を聴いて、自分の答えを出してから読んでほしいんですよ。まず、それぞれで思い描いてほしいので、あんまり言及してこなかったんですけど……
(編注*ネタバレを含みますのでご注意ください)
……結局は、全員ハッピーエンドじゃないんですよ。みんなは割と、彪我とくっついてるって思ってるんですけど。
彪我 僕も何も言えてないんです!
雅功 僕は遠目から見てるから、もう二人は付き合ってるんだと思ってて。僕と視聴者の人は同じ目線なんですけど。小西はるさんは自分からは言えないし、言って欲しいけど、なんで言ってくれないんだろうって思ってる。最後にはるさんのワンショットで終わる、あそこに全部詰まってますね。
彪我 僕らふたりがはるさんに振り回されているかと思いきや、実ははるさんが振り回されているっていう見方もあるんですよね。
雅功 そう、そうなのよ!
彪我 そこがまた面白いところで。一度見て、「あれ? 最後、なんでこのカットなんだろう」って思い、もう一度、最初から見直したくなるっていう面白みがあって。あと、MVのセピア色からカラフルに変わる瞬間。あの表現方法も素敵で最高でした! 美しかったですね。
雅功 そこも色が変わっただけで、本質は変わってないっていうふうにも捉えられるしね。
彪我 結局は「これが恋なのかな」って言っちゃってるし。
雅功 それに、前のMVと意図せずに勝手に繋がってるところもあったりしたし。ただ、はるさんが、彪我の背中に僕を重ねちゃってるってことは、僕の方がちょっと上なのかなって。
彪我 あははははは。おっと。
雅功 大学生になっても、僕のことを思い出しちゃってるんですよね。
彪我 そんなことないですよ! こちらも負けてられないですよ。MVの撮影の時、休憩中に韓国語の話をしてたりしましたから。……他にもうエピソードないですけどね(笑)。
インタビュー&文✏️永堀アツオ
撮影📷鈴木友莉
企画✊チームさくらしめじ
読んでいただきありがとうございました!
明日は、またたび (Acoustic Version)のインタビュー記事をアップいたします✏️
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