夫婦喧嘩のこと、みっつ(末尾書きかえあり〼)
もうすぐ52才になる 夫さんが、おれは60で死ぬんだー、死ぬんだと、くらーい声で言うようになってきた。
もちろん そんなことはない ^_^
でも、おとうさんと口げんかしながら、何やかや、毎日のように婚家へ(たまには実家へも!)手伝いに行ってくれるので、そんな気持ちにも なるんだと思います。
もう少し、わがやでは 過ごしやすく、楽しくなるよう 気にしてあげたい。
でも、こっちも 切羽詰まっていて、なかなか できない。。。
だから、ぱぱっと 私たち夫婦の 犬も食わない けんかベスト3を、勝手に発表してしまいます♪
けんかの根っこが 3つも 乾いたら、私たち夫婦も(いや、私だけかな💧)ずいぶんすっきりするんじゃないかな。
では、手短に。
ひとつ 仕事の旅先で、結婚指輪をなくしてめちゃめちゃ怒られた。
ごめんと謝るどころか、ナイショにしようとしていた、私。
(100% 激怒されるって わかっているから‥)
しかも、子どもの病気に 有給休暇をとってくれない!私ばっかり! と、私は 逆切れで応戦。泥試合のようになりました。
ふたつ 夫さんはストレスをためやすく、驚くほど愚痴を言う。
結婚前は、まったくそんなことなかったのです。
あまりに同じことを言っているので、励ましたり、アドバイスしたりすると「思いやりがない!」と怒る夫さん。いろいろ本を読んで「聴きじょうず」になろうと努力しましたが、ある日心が折れ、けんかに。
🔥夫さんが「給湯室の観葉植物って、毎日、愚痴をきいているからよく枯れるんだって」と、にこにこして 私に言ってきたんです。きゅうに怒りだしたので、夫さん、ぽかぁんとしてました。
みっつ 別居して、1〜2ヶ月に1度 会いながら、離婚の話し合いをしていたときのこと。法律相談へ行ってきた! と、嬉しそうににこにこ。私が 夜遅くまで、演劇の稽古で帰って来ない日があることを話したそうです。「そしたら弁護士さん、裁判になったら勝てるって言った!」と。笑顔が輝いていました。
そうか、よかったね。でも、今ホラ、私が あなたの「相手方」になってるからね? 温和に話そう、解決しようとしてるけど、私たち 対立してるからね。っていうか、私、法律事務所で働いてるやんか、小さい府県やさかい、だいたいみんな顔わかるやんか、何してくれてるねん!!! と、凄みたかったけれども、💡法律相談は そのためにあるし、💡わざわざ私自身が 人のいる カフェやレストランで会うようにしていたため、非常にくすぶったけんかになりました。
泣き笑いです。
この状態を経て、2005年、私のほうが病気になってしまい 入院。
夫よりも、逃げこんだ実家の じつの母のほうが はるかにこわく、退院後、泣きながら夫のところへ帰り 復職しました。
今もいっしょに住んでいるし、それぞれの親の介護が深刻になって、いつか親の家に泊まる日がつづいても、まだ つきあっていくでしょう。
ときどき ふっと、自分のこと アホかいな。と 思います。「何してんの?」って。
「たよれる」も「かっこいい」も「わかってほしい」も「この わからずや」も 無くして、ただ ただ、ひたすらに家族になっていく‥‥。何やら ぐいぐいのまれていくようで、それだけでは コワイです。
けんかもええけど、ピンチのときには協力も必要。
「かっこいい」は無理でも(私も「うつくし」は 先ごろ、捨てました)‥‥
「わかってほしい」とか、「この わからずや」は、その年代なりの おだやかな言葉で、お互いに発信しあって、受けとめあっていかんとなぁって、実感もって思いなおしている ところです。
それぞれの事情がある。不安もつのるけれど、
もーちょっと、生きていこーよ。
私たち。