見出し画像

記念の日に 美術展へ♪

となりの県まで、ある作家さんの 染め織り展示をみに行きました。夫さんの車に乗って、携帯電話の地図をひらいて。

以前から、私はずっと行きたくて。夫さんが「おれが学生のころ、1回だけ 講義にきてくれた」というので、その話をうらやましがっては  なんども尋ね、聞きまわしていたのですね(うるさかったね😅)。

すぐそばに 図書館や緑地もある美術館で、こどもさん向けの野外イベントもひらかれていて、バンやトラックがならんで唐揚げもホットドッグも美味しそうで、晴れていて。

いい日より!

展覧会は、11月17日(日)まで。
会場は、滋賀県立美術館(ちょっとまえまで、近代美術館とよばれていた…💡)です。

🎨     📸     🎨


場内に 撮影OKの表示があり、SNS配信できますよーと 入口で案内をいただいたので、夫さんから携帯電話を借り(じぶんのは ロッカーにしまっていました😵💧)、ほかのかたが写らないよう、いいところを撮ってきました。
実際には盛況で、たくさんのかたが来られていましたよー 🤗

作家さんは 志村ふくみさん。

染め織り、とくに草木染めの世界で。慕われ、尊敬されつづける作家さんです。

その色が、ほんとにほんとにうつくしい。

ご自身で草木をそだて、繭をゆがき、糸をすくって繰って、染めて、織るのです。
そして、縫うのですって。。!


気の遠くなるような労力と
尽きない愛情が思われませんか 😭


ではでは ここからは 📷️✨

つたないカメラマン(うーまん)だけど、
ご覧くださいね♪

ゴメンナサイ 右上は、天井の写り込み 🙏💧
でも、とんがりの先あたりにゆらぐぼかしは、ホント

イタリアの聖堂の灯から得たイメージを
図柄にされた。。そうです
お道具や 自然のすがた

具象が文様に なっていく過程で
対象への愛情が より ぎゅっと籠って伝わる
心打たれます
志村さんが繰り返し読まれた
愛読書のコーナー
仕上がりのデザイン画と、設計図。
何色がなん本。。。計算なしには織れない!😲💡
作品から豊かにたちのぼるイメージ
緻密に、すこしずつたしかになっていく
随筆家でもある志村さん
原稿用紙にペン
たくさん語られ、綴ってこられました
日記帳も。

大切な想いが 1冊ずつに  入ってる
ちと、テガフルエマス…
源氏物語を織った作品
小さな着物 愛らし
向かって左の着物へ 近づく、ちかづくと。。
たくさんの色がならんで
繊細なバランスで  生き生きと
かがやいている

つやつやしない つむぎのかがやき
うつくしい小裂(こぎれ)たち
どこまでが 志村さんのアトリエのしごと
どこからが 美術館の学芸員さんのしごと

みんな 大切に思ってる

配置のうつくしさ、妙に  泣けます
水門に はねる水をあらわした意匠とのこと
しずかで はっと、烈しく 清しい

とまっているのに 動きのある表現ができるの すごい
草木の色 湖のおもて 水のうごき

おしまいに 自然のなかで創作をつづける
志村さんのインタビュー映像もあり、とてもよかったです



ふっくらと  余韻がのこりました。


美術館の カフェで
いい天気!


さて、また  1年、
ほどよく なかよくやっていきましょう。

すげー
すげー
すげー しか言わなかった夫さん いいな♪

今年も  いい記念日でした。