2022年 仕事納め
毎年、言っていますが、今年も早かった・・・本当に早かったw
世間より一足早く、12月23日に全社締め会を実施させていただきました。
昨年より、全メンバーに1年間を振り返り、漢字一文字を選んでもらう企画を実施しています。この1年は収益がV字回復し、安定、拡大したこともあり、『定』、『安』、『良』、『余』など落ち着いた文字が並びました。
毎年恒例ですが、私自身も1年をNOTEを通じて振り返っておきたいと思います。
コロナが世界を席巻してもう丸3年が過ぎ去りました。
特に今年は期の序盤に大きな受注が確定したことで、大変ありがたいことに上期早々に年間目標達成目途が立ちました。また時を同じくして、複数社からM&Aや業務提携のお誘いがあったこともあり、改めて、サクラサクのビジョンを見つめ直すことができました。
その時の心境は下記にまとめましたが、改めて、
1.会社を存続させること
2.サクラサクらしさを大切にすること
この2点にフォーカスすることができました。
会社を存続させるにあたって、今期の目標が達成できたかとか、大型案件が受注できたとか、もちろん嬉しい話ではあるのですが、そんな目先の視点から長期視点で経営状況を俯瞰する必要性を認識できるようになりました。
PL視点からBS視点へのシフトとも言えます。
3年後、5年後、10年後、BSの中身がどういう数字状況になれば会社がより安定し、存続するのか。
そこから逆に現実に立ち返って、現在、売上を支えている案件、与件、サービスは果たしていつまで存続するのか?
社内では『利益製造装置』という言葉を使って伝えています。
この発生装置の
・ドライブ(加速ボタン)はなにか?
・ボトルネック(課題)はなにか?
・耐久性が低い部品(トレンド)はなにか?
・燃料(生産性)は問題ないか?
そんな視点で、自社環境を客観視し、改善を繰り返してきました。
この視点を持つと偶然の売上や一部のベテランの感覚や才覚に頼っている部分も有難い反面、このままではいかんという発想になります。その意味では、社長のねぎお自身がいることで成立している部分すらも仕組化、言語化する必要を感じました。
その中で、今年、ねぎおが口頭でもチャットでも意識的に良く使っていた言葉があります。
組織のTOPが現場に介入することで、現場が考える機会、つまり成長の機会を奪ってしまい兼ねません。社長が全ての課題を解決していては組織は育ちません。これも利益製造装置をアップデートするために必須でした。
今年のねぎおの漢字はこの1文字『任』。
任せることで考える機会を与える。
考えさせることで成長機会を与える。
自分でやった方が早いし、成功確率は間違いなく上がります。
失敗させることで改善機会を与える。
自ら改善することで耐久力(レジリエンス)が育つ。
メンバーからすると丸投げ社長と映ったかもしれません。
組織が進化するためには大事なフェーズだと振り返える次第です。
さて、最後に2023年の指針を書き記しておきたいと思います。
2023年のスローガンは『飲水思源』
水を飲むときに、その水源を忘れないという語源から、物事の基本、他人から受けた恩を忘れてはならないという意味の4字熟語です。
成功したり、拡大したり、業績がよいと傲慢になったり、当たり前のことに感謝できなくなったり、謙虚さを失ってしまうそんな組織には絶対にしたくないという決意を込めてこの言葉を選びました。
末筆になりますがクライアント様、パートナー様、メンバー、家族とこの1年間も誠にありがとうございました。2023年も変化に追従しながら、サクラサクらしく、ねぎおらしく、邁進していきたいと思います。
本年もありがとうございました。2023年もよろしくお願いします。
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