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17歳の地図~祝17th Anniversaryサクラサク~
ねぎおが17歳の頃。尾崎豊を聴きながら、チャリンコで30分かけて通学したことを昨日のことように覚えています。
さて、サクラサクマーケティングも今日で17歳になりました。
ねぎおの世代の17歳(高2)は自分と照らし合わせて尾崎豊の”17歳の地図”をカラオケで歌ったたものですw
そしてそんなねぎおも今日で42歳。青春の高校時代から25年の月日が過ぎ去ってしまったのかと思うと感慨深いものです。
さて本日はサクラサクマーケティングの設立記念日、祝17歳です。17歳の地図ということで、サクラサクの今後の指針を今年も書き記しておきたいと思います。
■V字回復の軌跡
この2年間、15歳~17歳までは間違いなく、サクラサクの歴史の中でもハードな2年間でした。
2019年12月の組織改革、大量の離脱、コロナ騒動襲来、、、
とことんコストカットして、無駄を削げ落とし、耐え抜く覚悟でコロナと戦ってきましたが、3か月、半年、1年、耐えても耐えても終わらないコロナ。
今振り返ると売上、体制面では昨年の今頃が最も厳しい谷を迎えていました。過去の日記をみて、無茶苦茶、ネガティブなことを綴っていましたw
そこから社長であるねぎお自身の組織への関わり方、自社マーケティングの改善、サービスの見直し、採用の方向性など数多の改善施策を実行してきました。
状況は突然にではなく、自分自身でも気づかないほどにゆっくりと良い方向に動き始めました。
サービスページからの相談数が次第に増加、採用したメンバーの戦力化、既存顧客や代理店さんからの案件紹介、解約率の低下、リーダー陣の奮闘・・・などなど。
気づけばコロナ以前の数字をも凌駕する数字に達していました。いや、とことんコストカットしている組織故に、さらに利益体質の生まれ変わったと言えます。
先日、コーチングをしていただいている先輩経営者の方に、こんな賛辞をいただきました。
『サクラサクは改善施策の数、スピードが他組織に比較して、圧倒的に多い、そして早い。だからこそ組織の進化も早い。』
ねぎおはSEM、SEOコンサルタントとして20年近いコンサルとしてのキャリアがあります。コンサルの仕事は、現状分析、課題抽出、改善施策の立案、優先順位付け、施策の実行、振り返り、、、この繰り返し、いわゆるPDCAを回すことです。
このコンサル思考をそのまま自社に当てはめて、経営改善をしてきました。
会社の状況が悪ければ悪いほど、課題が山積みとなります。そして高速PDCAを回す必要に迫られます。
『ありたい姿(目標)』-『現状』=『改善点』
改善点を見出せたとしても、それを改善できなければ意味がありません。改善点をいかに早く、正確に修正できるか?これは組織のコンディション状態に比例します。
各リーダー陣がリーダーシップを発揮し、火事場であることをメンバーの伝えられるか?そしてメンバーの心に火をつけて、高速に動かすことができるか?次にこの改善が進む中で、さらに改善を継続できるか?ここもポイントです。
この継続力の鍵となるのがKPIの設定と進捗感の共有です。
自分たちがやっていることが正しい方向に進んでいるのか?努力が実っているのか?それがわかればさらに改善を加速させることができます。逆もまた然りです。だからこそ数値化、見える化が大事なのです。
こうしてガムシャラに改善に走った2年間。コロナ以前の数字はもちろんのこと17年間の歴史の中で、数値的にも最高の経営状態を達成することができました。
■因数分解の改善術
さて、少し話は変わりますが、ねぎおが監督を努める少年サッカーチームが最近、大会で結果が出せるようになってきました。
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3歳からボールを追い掛けてきましたが、自分が指導側に周り、これほどまでにドハマりするとは思ってもいませんでした。
経営者は趣味も本気の方が多く、ゴルフ、トライアスロン、登山、格闘技、筋トレ、ワインとねぎおの周りにも本気で取り組んでいる方が多数います。
共通していることは趣味とはいえ、明確な目標や戦略を立てて、本気で取り組んでいること。
面白いことに会社経営と少年サッカーの監督業は多くの共通点があります。
サッカーで言えば、試合でいかに勝つか、もしくはチームをいかに強くするか?
経営で言えば、利益をいかに上げるか、もしくはいかに組織を強くするか?
何をどうするかの戦略を立てるために、最初にやるべきことは因数分解です。
例>サッカーの場合、
チーム力=戦略×選手×ポジション×条件×競合分析
↓
選手(個人力)=技術×頭脳×スピード×体格×メンタル
↓
技術力=キック×トラップ×シュート×パス×ドリブル
↓
キック力=パワー×スピード×正確性×種類×判断
こんな具合にチーム力を形成している要素を因数分解していきます。その上で、強豪チームに負けたときにどの要素がボトルネックになっているのか?を抽出して、そこを徹底的に強化(練習)するわけです。その分析と練習方法が正しいければチーム力が上昇します。誤っていれば負け続けます。この要素のことを”ドライブ(駆動装置)”とねぎおは呼んでいます。
社長業に話を戻します。昨年より現場から少し距離をおいて、組織を俯瞰してみれるようになったことで、
因数分解 ⇒ ドライブの発掘 ⇒ 強化
このプロセスを高速で回すことができるようになってきたように思います。
例>ビジネスの場合
企業力=事業の資質(何を?)×ヒトの気質(誰が?)×経営の洗練(どう?)
↓
事業力=競合優位性×利益創出力×マーケティング力
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会社を経営する上で、課題は常に山積みです。その中で、現状の結果に対して、どこが原因になっているのかをいち早くキャッチアップして、改善することができれば、自ずと成果は上がっていくことをこの2年間で成功体験することができました。
■3か年計画の意義
現在、
・売上は見事V字回復
・今期の数字状況は過去類を見ないほど好調
・与件は順調に発生中(自社マーケの確立)
・働き方改革の活性化(リモートワーク、フレックス制度など)
と非常に良い組織コンディションと言えます。
さらに経営面、財務状況も2015前後リンクビジネス全盛期以上に実は盤石な体制に成長中です。さて過去最高の経営状況とはいえ、課題がないかといえばもちろんそんなことはありません。
むしろ、ここからです。
この3年間は、再始動という言葉で組織の立て直しを図り、コロナで失われた顧客、売上を取り戻することが最重要課題でした。その課題をクリアした今、何をしていくか?それがこのNOTEのタイトルにもある17歳の地図です。
サクラサクの企業理念。それは一言で言えば『存続』です。企業によっては、『拡大』、『成長』、『上場』と様々かと思いますが、僕らは一切、ブレません。
上記で述べたように現時点では非常に好調ですが、この好調を3年、5年、10年と継続できるのか?という観点で考えると課題はいっぱいあります。
フルマラソンで例えるなら、10キロ走り終えた時点で非常に好調なタイムではあるものの、
・この走り方で、20キロ、30キロと体が持つのか?
・もっと効率よい走り方がないか?
そんな視点を持つイメージです。
上記の因数分解×ドライブ発掘×強化法を使って、存続力を高めるための何をやるべきか?を明確に具現化しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659686682758-Of8usC0dHR.jpg?width=1200)
これが3か年計画の柱です。この柱が強化されれば3年後、間違いなくサクラサクは存続することができますし、5年後、10年後も見えてきます。存続するだけでなく、収益性がもっと高まれば、メンバーに還元可能になります。そしてさらに多くのお客様を支援することが可能になります。
しかも社員が疲弊して達成するのではなく、リモートワーク、フレックスとそれぞれが自分らしい働き方を実現しながら、それを達成できたら凄いことだと思います。メンバーが結婚しても、出産しても、安心して働けるワークプレイス。
収益力だけでなく、存続力も高い組織を目指す。その為の3か年計画です。
17歳。大人の仲間入りする前、可能性だらけの面白い時期です。20歳にさらに一皮むけた組織になれるようにこの3年間を大事してきたいと思いま
PS
プライベートの方は、さらに大好きなサッカーにのめり込んでいきたいと思います。息子とサッカーに本気で向き合えるのもおそらくあと2年半、6年生までです。
息子が掲げる座右の銘
『報われるまで努力する』
この言葉をもとに朝練の日々を楽しんで行きたいと思います。
素敵な誕生日プレゼント、メッセージをありがとうございます!ねぎお42歳、この1年も自分らしく謳歌していきたいと思います。