学生時代担任が文化祭の終わりにおつかれって全員に買ってきてくれたガリガリ君が当たりだったけど当たった人で手をあげられなかった僕
長文タイトルチャレンジ 結構攻めてみた
タイトル通りの昔の話 10年くらい前かな
高校生活最後の文化祭の終わりでやりきったなって
夕日がさす教室でクラス全員が黄昏てたら
担任が買ってくれていたガリガリ君 全員分
男子は浮かれ 女子はガリガリ君という微妙なチョイスに苦笑い
のコントラストが美しいまま 1人1人配られるガリガリ君
疲れた体に ひんやりシャリシャリ触感がさっぱり
正直あんまり普段食べないからそのおいしさと価格の安さに
もしかしたらこれが今後地球の食糧難を救うのではとか
多分疲れてたんだと思います 実際ほとんど記憶ない
「誰か当たったやついるか~?」
何気ない一言
そうガリガリ君はその固有特性で棒に当たりが書いてたらなんと
もう一本貰えるのだ 当然誰もが知ってる周知の事実
突如始まる当たり屋探し 物騒
「こんだけあったら誰かは当たるやろ~」
クラスの人数から考えると当たりが含まれている確率はかなり高い
「おいおい、誰も当たってねぇ~の?マジぃ」
あれこんなにうちのクラス治安悪かったっけ 正直あんまり覚えてない
「いるだろっ!当たりのやつ出て来いよ!早くみんな食べろよ!」
まるで犯人探しじゃないか そう、この事件の犯人は僕なのだ
(あっ、、当たってる、、当たりだ)
ずっと震えてた
手に持った棒にはっきりと刻まれた”あたり”の文字
(手についた返り血を見たときこんな気持ちなのかな
こういう時に持っている自覚は結構あってそういう星の下に生まれたんだと
思って過ごしてきた いやほんとにこういう時くらうんですよ私
結局犯人は見つからないまま 捜査は迷宮入り
腑に落ちないサッカー部男子警察署は最後までぶつぶつ「ありえん」とか
いってたけど僕の完全犯罪の前には手も足も出ないでしょう
今思うと相変わらず自分してるなぁって思う
あの場で堂々と手をあげて当たった宣言した自分もいたかもしれない
だって何も悪いことしてないし むしろ名誉あることだ
ガリガリ君当たっただけだけど。。
今こうして振り返るとそう思うけど 当時の自分にはきつかったんだろうなでもそれもまた自分だなぁって 良い思い出というか思い出してちょっとほっこりできたのでなんか良かったなって
ふいに昔を振り返るのも悪くないですね
今は値上がりしたらしいですが近々アイスコーナー通ったときは久しぶりにあのシャリシャリを求めてみようかなと思います。
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