サクラサクアカデミー第1期Day4 開催レポート(11/21)
2020年11月21日、新規事業の学校「サクラサクアカデミー」Day 4が開催されました。
日時:2020年11月21日 14時-17時
内容:特別講師パネルディスカッション、新規事業企画検討
講師:山崎伸治氏、上田みづ穂氏(特別講師)
2020年11月21日サクラサクアカデミーDay4。
サクラサクアカデミーでは、実際に起業家として活躍中の実力派経営者を特別ゲストとしてお招きします。参加者は実際に経営者の話を聞くことで、その「在り方」や「やり方」をインストールし、各チームでの新規事業企画検討に活かす機会となります。
Day4では感性消費マーケティング、デザイン思考戦略家の上田みづ穂氏を特別講師としてお迎えし、前半はパネルディスカッション(山崎伸治氏、上田みづ穂氏)、後半はチームディスカッションと進んでいきました。
パネルディスカッションでは、当アカデミー主任講師の山崎氏が「新規事業開発には右脳も大切。今日は上田氏から右脳の磨き方を学んでほしい」と前置きし、上田氏からポイントを引き出していきました。「事業を創っていくときにどういう風に考えていくのか、どんな目線を持っているのか」といった質問で、上田氏が普段どのような時間軸や切り口で事業、ひいては人生を考え、どんな視点で日頃情報に接しているのか、そして、その根底にある在り方を引き出していきます。
上田氏の取り組み事例は、社会課題に対して上田氏ご自身の感性や戦略性をどう活かしているのかといった内容。その事業内容の面白さに加えて、上田氏の考える量、行動する量、事業に必要なメンバーの巻き込み方、そして事業に取り組むスピード感など、その後のチームディスカッションでヒントになる材料が詰まっていました。
後半のチームディスカッションでは、Day3で各チームが選んだ2つのテーマそれぞれについてディスカッションし、1つに絞っていきました。
その過程では、時間制限がある中でチームとしていかに答えを導き出すかを学びました。また、講師によるアドバイスタイムでは、事業に対する捉え方や切り口、分析の方向性や注意すべきポイントなど、各チームにとって非常に実践的な指導を受けました。
最後は各チームが決めた1案のプレゼンタイム。
チームディスカッションではテーマを決めたものの、プレゼンの準備までできずタイムアップというチームもあり、プレゼンテーションの場面では持ち時間の使い方に苦戦する姿もありました。
山崎氏からの「本当の意味でのチームビルディングとは何か。単に仲良しになるだけでは不十分であり、きちんと意見をぶつけられてこそ。まだ企画の詰め方も甘い印象があるが、絶対にもっと良いものにできるはず。Day6の中間発表では、マネタイズや実現性だけにとらわれず、何よりもまず“事業の面白さ”が伝わるものにしてほしい」という参加者への期待が込められた熱いメッセージで、Day4は幕を閉じました。
次回Day5も特別講師をお招きする予定です。Day6での中間発表に向けてチームで選んだテーマについて、さらに深めていきます。