オーディオインターフェースへ出力しながらMacでも音を聴く方法
こんにちは✨ さくらです
このマガジンでは、
さくの配信環境についてご紹介していきます!
↓↓ 前回の記事はこちら ↓↓
PCを利用していても
iPad/iPhoneへのライン入力を
オーディオインターフェース1台でできる方法を紹介しているので
よかったら覗いてみてね✨
今回の記事では
オーディオインターフェースへ音を出力しながらMacでも音を聴く方法
をご紹介します!
Mac では音の入力・出力装置がひとつしか選べない?!
まず、音の入力・出力って何??というところですが、
簡単にいうとこんな感じです!
・入力
機材(PCなど)へ音を入力すること
例) PCを使って電話会議するとき、自分の声をPCに入れる
・出力
機材(PCなど)から音を出力すること
例) PCを使って電話会議するとき、
イヤホンやスピーカーで相手の声を聴く
Macの場合、この音の入力・出力の設定は、
通常 「システム環境設定」>「サウンド」 で設定するのですが、
画面をみていただければわかる通り、
音声を入力する装置、出力する装置はひとつずつしか選択できません。
例えば、
出力装置:オーディオインターフェース(画像だと iRig Keys IO 25 )
と設定した場合
オーディオインターフェースでしか音が聴けません。
(オーディオインターフェースに
イヤホンやヘッドホンをさして音を聴くことになります。
Macにイヤホンをさしても音は聴こえてきません。)
ただ、PCに接続するタイプのコンデンサーマイクを使っている私は、
オーディオインターフェースではなくMacで音を聞きたい!!!
ということで、
オーディオインターフェースとイヤホンの2つに出力できるように
設定しています!
Macで複数出力装置を作成する方法
「複数出力装置を作成する」と書きましたが、
何か機材が必要な訳ではありません!
簡単にいうと、
1つの出力装置しか選択できないので、
1つの出力装置を選択するだけで
2つ以上の装置に出力(複数出力)できるようにする
ということをやります
やってみたほうが早いのでやり方を見ていきましょう!
① 「Audio MIDI設定」を開く
「Spotlight検索」(Mac画面右上虫眼鏡)で
「Audio MIDI設定」を検索して起動してください。
② 左下の「+」をクリックして「複数出力装置を作成する」を選択
③ 作成した複数出力装置で
出力したいオーディオ機器の「使用」欄にチェックをつける
例)イヤホンとオーディオインターフェースに出力したい場合
☑️ 内蔵出力 (イヤホン)
☑️ オーディオインターフェース(名称は機材により異なります)
※ 私の場合は、「iRig Keys IO 25」 が
オーディオインターフェースにあたります。
④ 「複数出力装置」を出力装置に設定する
「システム環境設定」>「サウンド」>「出力」
「複数出力装置」をクリックしてください。
※ 「Audio MIDI設定」でも出力装置の設定はできます。
出力したい機器(今回の場合は複数出力装置)の上で右クリックして
「このサウンド出力装置を使用」をクリックしてください。
完了
これで完了です!
複数出力装置を作成、設定した後、
利用するアプリケーション(VSTなど)でうまく認識されない場合は、
アプリケーションの再起動やMacの再起動をオススメします!
※ VSTなどアプリケーションによっては、
別途アプリケーションでも
出力設定を「複数出力装置」にする必要があります。ご注意ください。
※ 「複数出力装置」が認識されない仕様のアプリケーションもあります。
※ セッション用アプリケーションのNETDUETTO、SYNCROOMでは、
複数出力装置は認識されません。VST連携を利用する必要があります。
今回はここまで!
次回は複数装置の入力設定をご紹介します!
皆さんの配信環境のお役に立てれば幸いです!
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ではまた次回!