焼け跡の、頭の焦げた蕗の薹
火災の後の焼け跡が、まだ片付いていません。保険の審査が厳しくて難儀しています。
そんな小田原の畑ですが、
蜂さん達の様子を見に出掛けてきましたよ。
畑に到着した時間は、灰色の雲が山を覆っていて寒い。蜂さん達が活動している様子は無い。
太陽が出てくるまで、しばらく焼け跡のゴミ拾いをしたり、
畑の野菜の残骸を片付けたりする。
すると、見つけた!
蕗の薹❣️
先週友達のYちゃんが畑に来てくれた。
蕗の薹が無人販売所で売っているのを見て、蕗の薹の季節だね、と言いながら向かった畑。
焼け跡を見て、
「一人で怖かったでしょ。」
と言って、さめざめと泣いていた。
泣いている彼女に、
「ごめん、今年は蕗の薹出ないと思う」
情けない、
皆の楽しみを奪ってしまった。と思った。
しかし、
自然は逞しい、この焼け跡から、
元の状態に戻るのにどのくらいかかるんだろう?って思ったけど、
しっかり、地面の下で頑張ってくれていた。
頭が焦げてて、ごめんなさい。
でも、ありがとう😊頑張ってくれて
この子は収穫しないで、このまま見守ろうと思う。
雲が晴れて、太陽が出てきた。
そして暑くなってきた。そろそろ蜂さんの様子を見てみよう。
めっちゃ元気に飛び回ってる。
(写真では、まったくわからないですねー)
先週の雪で、とっても心配したけど、元気に飛び回る姿に安心する。
今日は、
巣箱の蓋をあけて、上から様子を見て、
少しだけ、エサの砂糖水をあげる。
今日のお仕事はこれだけ。
少し砂糖水をあげることで、
「春ですよー」
と蜂さん達に知らせることになる。
畑の周りの梅は咲いてるし、野いちごの花も咲いてるし、寒いと言っても、畑の周りは春がすぐそこに来ている。
これから本格的なはちみつ採取の時期に向けて、蜂がたくさん増えます様に。
そして、
神様のいたずらか、
「火事は大変だったけど、このタイミングでよかったっていうかー」
と笑うMちゃんから、
車以外に、
鍬とレーキと、スコップと穴あけ
畑まで、届けて頂いた。
Mちゃんは、3月いっぱいで日本を離れ、海外に動物の飼育の勉強に行く。
間違いなく、彼女は大生するだろう。
私の頭も少し焦げたけど、
内部は沸々と、たくさんの人に助けていただきながら盛り返しています。
そのうち、ひょっこり頭を出す時が、
来るかなぁ〜?