育休から復職までのカウントダウンチャレンジ4日目|2度目の復職への道
こんにちは!さくら(@SAKURAs_letter)です。
バタバタとしているうちにあっという間に時が過ぎ、更新が遅くなってしまいましたが、育休チャレンジも4日目についてのご報告です。
慣らし保育も4日目となると、15時までの預かり時間となりました。お昼寝を終えて、おやつ前の帰宅でした。
前日には残してしまっていたご飯も完食するようになり、適応力の高さにびっくりしています。子どもってすごいですね。ご飯をしっかり食べてくれると安心するのが親心です。
夜も20時には眠くなってしまうので、慣れない集団生活に娘も毎日頑張っているんだな、と寝顔を見ては思っています。
さて、育休チャレンジ4日目のご報告です。
1)慣らし保育4日目
4日目にもなると15時まで、というまとまった時間が確保できるようになったので、かねてより「やりたいことリスト」に上がっていた銭湯(スパ?)に行ってきました。
日頃4歳と1歳の子ども2人をお風呂に入れていると湯船に浸かる時間がほぼありません‥。「あーゆっくり湯船に浸かりたいな」と思っていたので、思い立って行ってきました。
慣らし保育期間中は時間は限られていますが、普段やりたいと思っていたけど出来なかったことや行きたかった場所、そして会いたい人にできるだけ会っておくことをおすすめします。
コロナの関係で今はなかなか直接会う機会がなくなってしまってはいますが、ZOOMなどで少し会話するだけでも気持ちが満たされることは多いので、会いたい人にはコンタクトを取ってみられるといいと思います。
そして今回その銭湯で読んだ1冊の本がこれからの自分の人生にとても大きな影響を与える気がしたので、本日はその本をご紹介します。
2)人生を変える一冊の本当の出会い
突然ですが、みなさんは人に嫌われることは怖いですか?
私は、怖いです。
30年余り生きてきたこれまでの人生、その中の10年余りの社会人人生、なるべく嫌われないように、そして波風を立てないようにしたい、と思って生きてきました。
ですが、今回「嫌われる勇気」を読んで、心が楽になり、なんだか胸につかえていたものがスーッととれた気がしました。
嫌われたくないという心理はどの人にも普遍の心理としてあるとは思うのですが、他者からどう見られているかばかり気にする人は自分にしか関心を持たない自己中心的な人だとこの本の中では定義づけられています。
なんだかギクっとする内容ではないでしょうか‥。
ベストセラーにもなったとても有名な本なので、すでに読まれた方もいらっしゃると思いますが、私にはこの本のある一節がとても心に響きました。
それはある国のことわざになります。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることは出来ない」
このことわざに強い衝撃を受けました。仕事も子育ても、日々の人とのコミュニケーションも全てに通じる考え方ですよね。
特に子育てにおいては、ついつい良かれと思って子どもを水を飲ませることまでしてしまっているかもしれない‥。
みなさんもこんなシーンありませんか?宿題をいつまでもしない我が子。ついに見かねて「宿題しないの?宿題いつになったらするの?」そして最後の最後は怒って無理やり宿題をさせる‥。
アドラー心理学では、宿題をする環境自体を作ることは出来ても、実際に宿題をするもしないもその本人の選択なので、そこまでは関与できない、と書かれていました。
本の中では課題の分離について何度も書かれており、他者の課題には踏み込まない、その選択によりもたらされる結果を引き受けるのは誰かを考える。手を差し伸べれば届くけれど、決して相手の領域には踏み込まない距離感を守ること、が記されていました。
あぁ、なんだか今まで自分が苦しかったのは人の領域に踏み込みすぎだったのかもしれない、と色々な過去の記憶が蘇って来ました。
また過去、人にされて嫌だった記憶の中には、領域に踏み込まれ過ぎて疎遠になった会社の先輩たちが浮かびました。
「人は誰かによって変えられるのではなく、自分自身で変わることを選んでいる」
先日のNewsPicksのある番組で古坂大魔王さんが、「子どもには選ばせるようにしている。ご飯を食べたら、次は何して何する?そうして自分で決めさせるとすんなり動いてくれる」と自身のお子さんとのエピソードを話されていました。
もう言葉が話せるようになると、ある程度自分で選択して行動することができるようになって来ます。
水辺まではいかせてもその先の選択は子どもに委ねていこうと、と強く決意するきっかけにもなりました。
昨今は教育産業が不安産業化し始めていて、先取り教育や中学受験を見据えて小学校の低学年から塾通いを始めたり、平日びっしりと習い事をしたりと、子どもたちが息つくヒマもないほど何かに追われています。またそれは子どもたちだけではなく、親も一緒に追われています。
追われる側ではなく、追いかける側かもしくは対岸に立って、余裕を持ちながら子どもの成長を楽しめるようにしたいと自分自身の戒めにもなった一冊でした。
みなさんのお気に入りの一冊はなんですか?
アドラー心理学の本がいくつかあるので、読み進めてみたいと思います。
3)カウントダウンチャレンジ4日目振り返り
最近の悩みは、読みたい本があり過ぎていくら時間があっても足りないことです。嬉しい悩みではありますが、消化しきれず、積読が溜まっています。
本を読んで起こる嬉しい循環としては、
興味があることが出てくる→その領域について調べたくなる→本を借りる、
という循環でどんどん読みたい本が溜まって来ます。
今ではflierという本の要約サイトもあるので、やり方次第では得たい情報は工夫次第で入ってくる時代です。
この残りの期間で試行錯誤しながら、積読を消化して行きたいと思っています。
本日のチャレンジはラジオでも配信しています。
本日もお読みいただきましてありがとうございました!
復職まで残り10日となりました!