私の恋愛日記14トーマさん
私はトーマさんから貰った紙をずーっと見ていた
(行くべきか行かないべきか)
悩む悩む悩む悩む
…………
ユキナさんの得意げな顔が目に浮かぶ
私は嫉妬しているのだろうか
「行こっ」
私はトーマさんの家に行った
ピンポンピンポン。
トーマ「櫻さん!あ〜良かったぁ〜」
私「ご迷惑でなければ……」
トーマさんは嬉しそうにコーヒーの用意をする
トーマ「お腹空いてない?」
私は緊張し過ぎてご飯も喉に通らなかった
トーマ「櫻さん?俺はいつも会社での櫻さんを見てる。頑張ってるし、ハイビスカス売れたのも…発想が凄いと思った…。」
私「たまたまです……恥」
私は聞きたい事が沢山あった
トーマさん位の男性だったら女性が何人居てもおかしくないからだ
私「あの……何で私は呼ばれたんですか?」
トーマ「邪魔する奴が多いから」
即答された
トーマ「俺は嫌な奴は嫌。男だろうが女だろうが」
私「ゆっユキナさんは?」
トーマ「あれっ?櫻さん、もしかしてヤキモチ?」
はぐらかされた
トーマ「俺、櫻さん好きかも」
私「?!いやいや笑」
トーマ「面白いし、新人イビリのオミさんにも上手い事話して、仲良く出来てるし。凄いなって……」
私「笑 オミさんは良い人ですよ笑」
その時トーマさんが覆いかぶさってきた
びっくりする私
ドキドキドキドキドキドキ
私「トーマさん?……」
トーマ「俺、ヤバい?気持ち悪い?」
私「誰もそんなこと思いませんよ……」
トーマ「……ユキナがさ。言ってたから」
ユキナさん……やっぱり女は怖いな
時間が一瞬止まる
トーマさんとキスをした
嬉しかった……
心臓が破裂しそうだった……
トーマさんは私のシャツのボタンを外していく
勿論一人暮らしの男の人の家に来たのだ
こうなる事も正直考えていた
プルルプルル
トーマ「無視でいいよ?櫻さん」
私「はい」
プルルプルル
プルルプルル
結構しつこい
私「トーマさん?1度電話取った方が……」
トーマさんは面倒くさそうに電話を取る……
ように見えたが電源を切った。
私「??」
私「誰ですか」
トーマ「櫻さんは知らなくていいよ」
……
女関係だ……
私は帰ると言う
トーマさんは帰さないと言う
そんな押し問答を続けていたら
ピンポーン
チャイムが鳴った
ドキッとする
「トーマ!居るんでしょ?」
声がユキナさんだ
トーマさんは私にシーッとしている
私はどうしたらいいのか分からなかった
ピンポンピンポンピンポン
ちょっと怖い
「トーマ!!ダレといるん?」
トーマさんは面倒くさそうに玄関へ向かった
それから衝撃的な事実を知る
続く
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