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【3-5】シャニP担当P視点で振り返るWINGプレイ感想 ~ 有栖川夏葉編 ~

はじめに

    本記事はシャニマスの各アイドルのWING編をシャニP(ゲームの登場人物である『プロデューサー』の通称、プレーヤーとは別個の存在とする)を中心に振り返っていくシリーズの有栖川夏葉編。つまりシャニP担当P視点から見るWINGの有栖川夏葉編となります。

    シャニPに興味のある方や、夏葉のWINGについて軽く知っておきたい人の参考になればと思います。

    加えて朝コミュ(プロデュースモードで週の切り替わり時にたまに発生する3択問題)についても取り扱っています。

    ネタバレ全開なのでその点に注意してください。

《 あらすじ 》

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「私……これからもっともっと、夢を与えられるアイドルになりたいわ」(夏葉準決勝後コミュより)

    トップアイドルになる夢を持つ有栖川夏葉は283プロのオーディションに合格し、アイドルの頂点を目指し始める。持ち前のストイックさで実績を挙げるも、自分を見失い、努力が空回りすることもあった。しかし、自分自身を見つめ直し、自分自身のスタイルで努力を重ねる決意を固める。時に不安を覚えることもあったが、プロデューサーと二人三脚で走り続け、見事WING優勝を勝ち取ることができた。

《 感想 》

    めっちゃ声固くて草。最近のしっとり夏葉ボイスに耳が慣れていてちょっと違和感を感じる。信頼度が上がって二人の間にリラックスした空気が出来だしたと考えると面白いかも。

    283アイドルの中では高めの年齢ではあるのでシャニPとの関わりもそれに見合った形となっていると感じた。基本的には自分の力で動いていく夏葉を支える形でシャニPが付いているのが、ふと夏葉が弱みを見せたときに上手にカバーに入るシャニPの攻守の入れ替わりとも言える部分が見ていて楽しい。

    話のテンポが小気味よく進んでいくのでかなり読みやすいとも感じた。

《 WING振り返り 》

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P「(……清楚なお嬢様を想像していたけど、かなり芯の強い女の子なんだな)」(夏葉WING冒頭『私の流儀』より)

    GRAD編にも繋がる夏葉とシャニPとの出会いの部分。自信満々な夏葉がその後どうなるか知っているので、凄まじいネタフリだなぁと感じる。この後夏葉がシャニPに仕事前の緊張をほぐすために手を握ってもらうことを要求するような女になると誰が想像していただろうか。

    書類選考時点の様子が描写された記憶はないが、ここだけ切り取って考えると、シャニPは清楚系アイドルとして夏葉を合格させていたのだろうか。そう考えると夏葉のイメージとはかなり違ったアイドル像ではあるのでユニットのコンセプトとかテーマ性の部分で運営方針に齟齬が出そうですが大丈夫だったんですかね。

    とはいえ今の目指せトップ意識を持った夏葉以外の夏葉を考えられないので誰か清楚お嬢様夏葉の二次創作頼む。

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P「すごいな まるでトレーニング博士だ」(夏葉WING共通コミュ1『夢のために』より)

    シャニPとしては珍しいと思った言い回し。応用が効きそう。

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P「(これからはそういった面を含めてちゃんと見守っていくことにしよう)」(夏葉WING共通コミュ2『迷う心』より)

    夏葉とシャニPとのパートナーとしての距離感が確立するきっかけとなった瞬間ともいえるかもしれない。夏葉はいつも自信たっぷりで強気な面を見せることが多く、特にユニット活動においては実務面においてその力を発揮しています。しかし、その自信の根拠となる実力や努力について常に疑問視しており、それを保証する責任者としての立場をシャニPが担っていると考えられます。アスリートと監督のような関係ですね。


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夏葉「ふぅ…… どうだったかしら、プロデューサー?」P「夏葉はどう思う?」夏葉「これが私よ」(夏葉WING共通コミュ3『私は私だから』より)

    かっけぇ。映画のワンシーンのようですね。お互いに言わんとすることを理解し合えているからこその会話って感じですね。

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P「(いつか夏葉が本当にその場所に立つ時が来たら、そのときこそ今日のことを話そう)」(夏葉WING共通コミュ4『スポットライト』より)

    異世界へ行ったりや不思議な夢を見がちなことで有名なシャニPですが、初期からある幻覚シーンの一つ。世界一の大きな舞台に立つ夏葉の姿が見えたとのこと。二次創作によくあるトップアイドルになった後、晴れて結ばれる展開を作る際にはぜひとも参考にしたい。

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P「ああ、任せてくれ! 夏葉ならこの先、何があっても歩みを止めないと信じてるぞ」(夏葉WINGシーズン3(クリア)より)

    さらっと言っているが中々重たい一言。トップアイドルを目指すという夏葉の勢いがあるからこそ伝えられる言葉かもしれない。

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P「分かった。事務所に戻ってしっかり反省しよう」(夏葉WINGシーズン3(失敗)より)

    セリフ自体は何も問題ないが、このコミュの背景は明らかに事務所の中なのでちょっと脳が混乱する。もしかしたら本来は公園とか外で会話している状況なのかもしれない。

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P「そういうときは、俺をもっと頼ってくれもいいんだぞ」(夏葉WINGシーズン4(クリア)より)

    これに対する夏葉の返しは「弱音を吐く暇なんて私にはないのよ」である。……ほんとぉ?

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P「夏葉なら大丈夫」(夏葉オーディション前3より)

    夏葉は大丈夫系セリフ第一号とも言える発言。なお、テンションステータスは変化しない選択肢。

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P「俺が怪我したって誰も困らないさ」(夏葉準決勝前コミュより)

    シャニPの自己肯定感の無い発言の一つ。ふつーにアイドル達が悲しむし、事務所の業務が回らんやろっていう点においてもツッコミどころがある発言。夏葉にも即「私が困るわ」と返されている。

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P「……そうだな。俺は夏葉が誰よりも頑張ってるのをずっと見てきた。君ならきっとその夢を叶えられるよ」(夏葉WING優勝後コミュ『あなたとなら絶対に』より)

    オーディション/スカウト時点ではシャニPは大抵二人称に「君(もしくはあなた)」を使っているが、プロデュース開始以降は一貫して下の名前呼び捨てで統一されている。その点でこのセリフで「君」と使用されているのを見ると、もしかしたら彼の素の部分ではアイドルの二人称に「君」を使っているのかもしれない。

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P「ああ、そうだったな。あんまり夏葉が大きくなったもんだから、つい忘れていたよ」(夏葉WING優勝後コミュ『あなたとなら絶対に』より)

    自分のもとから娘が巣立つ父親みたいな発言。将来的にアイドルが自分の手元を離れて活動することも想定しているのかもしれない。

《 Morning 》

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「グッドモーニング」(夏葉Morning1の選択肢Nomal)

    つまらないことに定評のあるシャニPジョークの一つ。ちゃんと挨拶した方が良いと言われた時に英語で返すのはどうなんですかね。ちなみに他の選択肢を選べば夏葉が褒めてくれる……立場が逆じゃないですかシャニPしっかりしろ、と言いたくなる。まぁ最初の空回りしてた頃の夏葉っぽいコミュといえばそうですね。ともあれ序盤の朝コミュは夏葉がシャニPを試すようなコミュが多い。

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「夏葉はいつも姿勢がいいよな……」(夏葉Morning5より)

    パソコンに集中しすぎたシャニPが夏葉に猫背になっていると指摘されたときの反応。シャニPは身長高めに推定されており、もしそれが正しいとすると一般的な事務机で作業していると猫背になってしまいがちなのかもしれない。それとは関係なしに集中しすぎると猫背になるのは誰しもがそうかもしれないが。
    それとこのコミュの夏葉の「ほら、真っすぐ伸ばしなさい?」がすごく優しく、艶やかな声でドキッとしてしまう。

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「うーん……今は特に思い浮かばないな 夏葉は最近、オフに何かしたか?」(夏葉Morning6より)

    夏葉に休みができたらしたいことを問われた際の回答。回答したくない質問に対して適当に答えてそのまま相手に返すのはあるあるですね。本当にシャニPがそう思って回答したのかは不明ですが。なお、この朝コミュの選択肢は「ショッピングか?」「トレーニングか?」「家でゆっくり?」の三択で、普段から自己研鑽に忙しい夏葉のことだからと「トレーニング」を選択するとGoodになってしまうやや引っ掛け問題感のある朝コミュでもある。夏葉の特技であるトータルコーディネートから逆算して「ショッピング」を選択しなければならない。

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「大丈夫か? ゆっくり風呂に入るのは好きだから気持ちは分かるけど」(夏葉Morning7より)

    つい長湯をしてしまった夏葉との会話の流れ。仕事人間のシャニPだけにお風呂はシャワーだけで済ましてしまうのかとも思いきや、ゆったりバスタイムが好きなんですね。温泉とか好きそう……と思ったら恋鐘や摩美々のコミュでそんな話題が出てましたね。(恋鐘Morning15、摩美々Morning14)単純に疲れてるから風呂入りたい欲が溜まっているだけかもしれないが。

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夏葉「おはよう、プロデューサー トレーニング、始めたらしいじゃない」(夏葉Morning8より)

    プレーヤーの与り知らぬところで勝手に成長する男シャニP。なかなか成果が出ないとのことなのでそれなりに続けているみたいである。恐らく朝コミュ時空も時間が進んでいるのだろう、Morning4で休みにトレーニングすることを夏葉に提案されてからの流れと考えられる。

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「犬、かわいいよな」「犬が好きなんだな」「犬もいいけど猫も良いよな」(夏葉Morning9の選択肢、順にPerfect、Good、Nomal)

    犬派か猫派かは戦争の火種を感じる。選択肢だけ見ればやや猫派よりのかとも考えられるが、どちらが好きとも言えないところがあるので自由に解釈していいやつですね。動物の話題は樹里とも話していますね。(樹里Morning12)

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「作り方を教えてくれ」(夏葉Morning11の選択肢Perfect)

    自炊を勧められたときの反応。料理…というかお菓子作りをしている場面は多少あるので全くできないわけではない、からこそ方法を聞いているのかもしれない。ともあれ選択肢的に普段はしていない可能性の方が高そうだ。

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「あれから俺も考えてみた」(夏葉Morning12の選択肢Perfect)

    おそらくMorning8からの流れ。この選択肢的にきちんと体作りを続けているみたいですね。夏葉にも認められたトレーニングを続けているようなので、シャニPは脱いだら結構バキバキに仕上がっている可能性もある。

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「いつもはスーツしか着ないからなあ」(夏葉Morning14の選択肢Nomal)

    ある意味イメージ通り。この後、夏葉におしゃれとは何か叩き込まれる。シャニPを自分好みに着せ替えできたら楽しいだろうな。

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「何かが足りない」(夏葉Morning15の選択肢Perfect)

    シャニPも夏葉も正直な意見をぶつけ合える信頼関係ができていますね。お互いの上昇志向が上手くかみ合っている感じがします。

終わりに

    以上となります。他の子のWING振り返りも行っておりますのでぜひそちらもチェックしてみてください。ハブとなる記事はこちらです。読んでいただきありがとうございました。

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