【2-3】シャニP担当P視点で振り返るWINGプレイ感想 ~ 白瀬咲耶編 ~
はじめに
本記事はシャニマスの各アイドルのWING編をシャニP(ゲームの登場人物である『プロデューサー』の通称、プレーヤーとは別個の存在とする)を中心に振り返っていくシリーズの白瀬咲耶編。つまりシャニP担当P視点から見るWINGの白瀬咲耶編となります。
シャニPに興味のある方や、咲耶のWINGについて軽く知っておきたい人の参考になればと思います。
加えて朝コミュ(プロデュースモードで週の切り替わり時にたまに発生する3択問題)についても取り扱っています。
ネタバレ全開なのでその点に注意してください。
《 あらすじ 》
「よしっ! 観客も、アナタも……この会場にいる全員を 楽しませてくるよ!」(咲耶WING共通コミュ4『深まるアナタへの信頼』より)
モデルとして活躍する白瀬咲耶はトップに近づくにつれて孤独になっていくことに寂しさや悲しさを感じていた。そんな中、自分をアイドルにしたいという男と出会う。アイドルとしての咲耶はモデル時代に求められていた男性的でクールなイメージだけではなく、女性的な面や誰かを楽しませたいという明るいイメージなど、咲耶のありのままを表現することができた。時に誰かを楽しませたいがために自分を犠牲にしてしまうこともあったが、それが結果としてファンを悲しませてしまうこと気が付き、改善したことでよりファンを楽しませることができるようになった。そして咲耶のファンへの思いが届き、見事WINGで優勝することができた。
《 感想 》
王子様のように振る舞うイケメン風女子高生を本物のイケメンがガン攻めしてお姫さまに堕とすRTA。
声がなんか若いというか明るめ。GRADと比べるとだいぶ差を感じる。
王子様キャラといえばアニメやマンガのキャラクターとしては定番な存在ですね。同じアイマスシリーズで言えば菊池真や東郷あいなどが挙げられ、もっと外を見ればプリパラの紫京院ひびきやバンドリの瀬田薫などが挙げられるかと思う。王道ともいえるキャラ属性だけに、ストーリーが陳腐化しがちですが、咲耶の場合は実は寂しがり屋さんというギャップが個性的だと感じました。プロデューサーやユニットの仲間、ファンとの繋がりを大切にする理由は寂しさ・孤独感からで、繋がりを大切にするために相手が自分に求めている姿=王子様キャラを演じているというのはどこか悲劇的で心を打つ話ですね。特にWING~感謝祭までのストーリーはこの傾向が強いように感じます。というかアンティーカの感謝祭共通コミュはモロにこの咲耶の繋がりに関する意識についての話ですし。
ともあれWING編の咲耶はまだ寂しがり屋な様子はあまり見せず、繋がりを大切にする咲耶がアイドルになることでクールな王子様キャラ以外にも違った咲耶の魅力で新たな繋がりを作ることができるようになった、というだけでコミュとしてはちょっとあっさり目な感じがしますね。さらに咲耶の内面に踏み込んだ内容は感謝祭やPSR、PSSRを見ないとまだわからないですね。あくまでもWING編は咲耶の魅力の一端しか知ることができないように感じた。
《 WING振り返り 》
P「(この距離感に慣れるのは、もう少し先かな……)」(咲耶WING共通コミュ1『彼女の魅力』より)
初対面から距離感ガン攻めタイプの咲耶に戸惑いを隠せないシャニP。どちらかというと相手から距離を詰めてこられるよりも自分から詰めていく方が得意なのかもしれない。
P「咲耶は、今のままでも充分魅力的だと思うけどな……」(咲耶WING共通コミュ1『彼女の魅力』より)
咲耶のバグったような距離感につられてシャニPも距離感バグってるような……。イケメンとイケメンがぶつかり合った結果どちらが先に相手を堕とすかガードなしのド正面の殴り合いが発生している。
P「俺は咲耶のプロデューサーだからな 何よりも、咲耶のことを1番に思っているんだ」「咲耶がファンを大事に思っているように 俺も咲耶を大切に思っているんだからな」(咲耶WING共通コミュ3『努力と休養』より)
ガン攻めシャニP。咲耶が体調不良だけあってほぼ一方的に攻められている。後者のシャニPのセリフどこかで聞いたことあると思ったら咲耶感謝祭End『セントエルモの火を見上げ』の「咲耶が誰かを愛するように、……咲耶も、愛されていることを忘れないようにな」っていうセリフがありましたね。この男はすぐにこういうことをいうやつなんですね。キザですね。
P「ああ、もちろんだ これからもずっと、咲耶の傍にいるよ」(咲耶WING優勝Endコミュ『これからも隣で……』より)
シャニPの「俺はずっと○○の傍にいるよ」っていう相手を勘違いさせるセリフパターンの一つの咲耶版。咲耶コミュで見られるガン攻めシャニPの最終形態、もはや男女のそれである。
《 Morning 》
「俺もみんなと一緒に遊びたくなるな」(咲耶Morning4の選択肢Perfect)
シャニPはいつも楽しく話してるだけあって一人でいるよりも誰かと遊びに行く方が好きなのかもしれない。シャニP陽キャ説。
「距離を置くこと」(咲耶Morning5の選択肢Perfect)
人との仲を深めるためには何が大切なのかという質問に対して。あえて距離を置くテクニックを熟知しているからこその発言とするとシャニPはなかなかコミュ強な人間と考えられる。だとすると凛世コミュとかでよくみられる鈍感なラブコメ主人公みたいな発言はすべて理解した上ではぐらかして距離を置くためのものだった……?(邪推)
「可愛いお姫様」(咲耶Morning6の選択肢Perfect)
咲耶の印象について聞かれた時の選択肢。シャニPが本当に咲耶のことをお姫様のように思っているかどうかを確定することはできない。しかし咲耶のフェスアイドルの衣装が基本的には大人の女性らしさや可愛らしい少女性を意識したものであることから、少なくとも咲耶の魅力の一つとしてお姫様のような可愛さがあると感じてはいるはず。
「華やかで可愛い系」(咲耶Morning9の選択肢Perfect)
どんな服を着るとファンが喜ぶかという質問に対して。朝コミュ6同様、シャニPは咲耶を可愛いお姫様キャラとして売り込みたいと考えているのかもしれない。ただし、同朝コミュで「クールでかっこいい衣装」(Good)を選択すると咲耶は「ふむ、やはり今の路線のままが、みんなに求められている姿かもしれないな……」と言っているので、プロデュース初期はクールな王子様的なキャラとして営業しているのかもしれない。ともあれシャニPの咲耶の(というか283のアイドル全員の)プロデュース方針はアイドルがありのまま輝けることだと私は考えているので、安易に○○キャラとカテゴライズすることは無粋なのかもしれない。
「大いなる山の頂」(咲耶Morning10の選択肢Good)
ポエマーなシャニP。行きたい場所を聞かれた時の反応。これを聞いた咲耶に「アナタらしい答え方だ」と言われていることから普段でもポエミーな発言をしているのかもしれない。
「本人の楽しそうな姿」「いいパフォーマンス」「見た目」(咲耶Morning15の選択肢、順にPerfect、Good、Nomal)
アイドルの魅力を問われた際の回答。一般論としての回答なのかシャニPの個人的な思いなのかは分からないがどれも欠けられないものだろう。
終わりに
以上となります。他の子のWING振り返りも行っておりますのでぜひそちらもチェックしてみてください。ハブとなる記事はこちらです。読んでいただきありがとうございました。
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