【放クラ】シャニP担当P視点で振り返るファン感謝祭 ~ 放課後クライマックスガールズ編 ~ 【シャニマス】
はじめに
本記事はシャニマスのプロデュースモードの一つである感謝祭編、その放課後クライマックスガールズのシナリオをシャニPを中心に振り返っていきます。
シャニPに興味のある方や、放クラ感謝祭編について軽く知っておきたい人の参考になればと思います。
また、放クラ5人のアイドル個別の感謝祭コミュについても触れます。
ネタバレ全開なのでその点に注意してください。
《あらすじ》
果穂「そんな皆さんと一緒に――!」「放課後クライマックスガールズは、 ずーっとずーっと、クライマックスでいることを誓います!」(放クラ感謝祭本番後(MVP)より)
ファン感謝祭に挑む放クラ。夏葉の立てた計画をもとに、自主レッスンや感謝祭準備に取り掛かる。秘密基地作りやお泊まり、みんなでの食事会、新たな挑戦・思い出を重ねていく。ファン感謝祭後、役割を終えたそれらすべてに感謝し、放クラは次のレッスンへ向かう。
《 ユニット全体の感想 》
爽やかに走り抜けていくコミュ。最大の意見の衝突場面が、智代子がコロッケに醤油をかける派、という部分くらい。放クラのテーマに似合ったすっきりした味わいのコミュ。
シャニP担当としては正直なところユニット全体コミュの見どころは少なめ。個別コミュ含め、スタンダードなシャニPの様子が見られた印象ですね。
《 ユニット全体の振り返り 》
P「もちろん。自主性は大歓迎だ ただし、何かまずそうなことがあれば報告すること」(放クラ感謝祭導入コミュ(ユニット)『お疲れ様です』より)
仕事の時間はプロデューサーが管理しているだろうが、それ以外の時間はアイドルたち個人に委ねられているので、それを調整してくれるという夏葉の存在はありがたいでしょう。いちいち個別に進捗等を確認するよりも誰かがまとめ役としていてくれた方が効率的ですしね。シャニPも夏葉がその役に適していると判断してのことなのでしょう。
P「おかえり、果穂 ……今日は『ただいま』なんだな」(放クラ感謝祭共通コミュ1『ただいま』より)
これ言われたら嬉しくなっちゃうよなぁ。
P「凛世の言う通りでもある ――今回は、果穂の得意を伸ばす特訓だと思ってるよ」(放クラ感謝祭共通コミュ1『ただいま』より)
ユニット・事務所内最年少の果穂をどうアイドルとして成長させていくかは悩みどころかと思いますが、シャニPは果穂の人と協力できるところを大切にしていきたいと思っているということでしょうか。
果穂「はいっ! プロデューサーさんも揃って初めて、 放課後クライマックスガールズは無敵になるんです!」(放クラ感謝祭共通コミュ1『ただいま』より)
だそうです。
P「――やっぱり、感謝祭だからさ みんなのご家族にもちゃんと見てほしいなって思って」(放クラ感謝祭共通コミュ2『おかえりなさい』より)
シャニPとアイドルの家族が会話しているシーンは多くはないですが、こう発言するだけにご家族にも感謝祭含め、今どんな方針・計画で仕事しているのかという話は定期的にしているのかもしれません。学校の三者面談みたいですね。『【starring F】黛冬優子』では彼女の母親と談笑しているシャニPが見られますが、他の子も同様にしているのでしょう。
ただ、父親との関係が悪いとされる恋鐘や、親が健在かどうか不安視される描写が多い咲耶、成人済みの夏葉や千雪、美琴なんかはどうしてるんでしょうね。
夏葉「きっと一番『不思議』を持っている人のお帰りね」(放クラ感謝祭共通コミュ2『おかえりなさい』より)
筆者もシャニPの『不思議』が知りたいところですね……。
P「合宿のカレーに始まり、 みんなはどんどん料理スキルが上がってってるなぁ」「……そういう路線の仕事もありか……」(放クラ感謝祭共通コミュ4『いただきます ごちそうさま』より)
職業病ですね。認識するすべての事象にアイドルプロデュースを関連付けていそうな勢い。
《 小宮果穂 : 感謝祭個別コミュの感想 》
安定して大人なシャニPの様子がみられる。子どもの成長を見守るお父さん風な印象ですね。
《 小宮果穂 : 感謝祭個別コミュの振り返り 》
P「大好きだったものが、だんだん小さくなっていくこと―― 何か感じるか?」(果穂感謝祭End(個別)『こなたのツルギ、再び眠れ!』より)
人間、誰しも幼かった頃があり、ふとした瞬間にそれを思い出して成長を実感するものですね。と、同時に失ってしまった純粋さや夢なんかを思い出すことで物悲しくなることもセットで。だからこそのシャニPのこのセリフなんでしょう。それが完全にマイナスなことだけではないにしろ、果穂にとってそれが意義のあるものにしてほしいという思いがあるのかもしれない。
《 園田智代子 : 感謝祭個別コミュの感想 》
チョコアイドルだけに食べ物関係の話題が中心ですが、それ以外は正統派。ある意味智代子らしいと思ったコミュ。それに合わせてシャニPも正統派な印象。
《 園田智代子 : 感謝祭個別コミュの振り返り 》
智代子「逆に、さっきの話で、どうして プロデューサーさんの分はないって思うんですか」(智代子感謝祭End(個別)『チョコアイドルより愛を込めて!』より)
そういうとこやぞ。自分の行動に見返りを求めないのは美徳ではありますが、度が過ぎるのは逆効果だと思っちゃいますね。謎に自己評価が低いのは何か理由があったりするんでしょうか。
《 西城樹里 : 感謝祭個別コミュの感想 》
シャニPと樹里のお互いを理解し合えているような距離感、空気感がある。二人の優しさや素直さが光るコミュだったと思います。
《 西城樹里 : 感謝祭個別コミュの振り返り 》
P「ちょうど今みたいに 日の光で髪がキラキラしててさ――」(樹里感謝祭導入コミュ(個別)『ここで、アタシらしく』より)
いきなり口説きだすシャニP。樹里はリアクションがいいので、摩美々のように少し揶揄いたくなる気持ちもわかる。ただ、シャニPの場合は本気で言っている可能性があるのが良いところでもあり悪いところでもある。
P「でも樹里は、出会った時の樹里のまま…… 一生懸命成長して、ずっとアイドルとして立っているんだ」(樹里感謝祭導入コミュ(個別)『ここで、アタシらしく』より)
シャニPの樹里評。 先ほどのセリフもこれに準じたものでしょう。
P「……俺はそんなことないと思うけどなぁ」(樹里感謝祭リハーサル後より)
謙遜する樹里に対する反応。ここでもシャニPの引き気味な子には押し押しで行くスタイルが見られる。
樹里「でもまーいいや これも、アタシたちらしいだろ」(樹里感謝祭End(個別)『アタシたちらしく』より)
お互いを認め合い、感謝し合える関係っていいですよね。樹里とシャニPの関係はそれに加えてお互いの優しさが合わさって、どこか安心感のある「アタシたちらしい」空間が生まれているのが良いところだと思います。
《 杜野凛世 : 感謝祭個別コミュの感想 》
凛世感謝祭コミュはWINGをへて彼女のアイドルへの気持ちが軸となっていると思います。シャニPも楽しそうにアイドルをしている凛世に安心しているような様子。
個別コミュタイトルの意味は「ゆめなわすれそ」が「努な忘れそ=決して忘れるな」もしくはコミュ内で「夢」という言葉が主軸だったことから「夢な忘れそ=夢を忘れるな」で、「ゆかなこのそら」は「行きたい、この空=この空を飛びたい」という意味でしょうか。
《 杜野凛世 : 感謝祭個別コミュの振り返り 》
P「(はは、気持ちよさそうだ ……そーっと……――)」「あ……」(凛世感謝祭導入コミュ(個別)『ゆめな忘れそ』より)
ドジっ子かな?何かに引っ掛けて物音を立ててしまった様子。シャニPのちょっと抜けてるところがあらわれているとも言えるかも。
P「いや、ユニット活動してる凛世って なんか、すごく積極的だよな」(凛世リハーサル後より)
ともすれば、まるで自分の前では積極的ではないと言っているようなシャニP。もちろんそんな意図はないでしょうが、彼の前では小さくまとまってしまう凛世の乙女心も理解してあげてほしいところ。
P「うん。俺も一緒に飛び越えるからさ――」(凛世感謝祭End(個別)『ゆかなこのそら』より)
夢よりも現実が飛び越えて素晴らしいものであれば、という話。シャニPの純粋さがあらわれたセリフかなと思います。
《 有栖川夏葉 : 感謝祭個別コミュの感想 》
夏葉感謝祭コミュのシャニPは他の子たちのと比べて発言がウィットに富んでいるように感じました。他の子と比べ、大人な夏葉の対応をするだけにシャニPも大人らしいさマシマシ。
P「............詳細、いいか?」(夏葉感謝祭導入コミュ(個別)『photosynthesis』より)
突然「私、『破天荒』って言葉が好きなのよ」と言われて、理解が追い付いていない様子のシャニP。恋愛感情以外には察しの良い方のシャニPですが、流石に脈絡ない発言には対応できないでしょう。ちなみにコミュタイトルの「photosynthesis」は「光合成」という意味らしいです。
P「リハーサルでまごついているようで、夏葉のプロデューサーが務まると思うか?」(夏葉感謝祭リハーサル前より)
強気な発言のシャニP。仕事のできる大人、という雰囲気のシャニPが見られる。
P「いや? 俺の担当アイドルは努力家だからさ」「今日まで効率的に練習をしてきたし、結果だってついてきてるし、なんの心配もないなと思って」(夏葉感謝祭本番前(個別)より)
……と夏葉に言う意味を分かってのセリフでしょうね。感謝祭本番を前にして、不安げな夏葉に掛けた言葉。二人がお互いを理解できていることがわかるコミュ。
P「へぇ……! 夏葉もそういう遊びをしてたんだな」(夏葉感謝祭End(個別)『私の色』より)
夏葉が小さいころ木登りしていたことを知った時のシャニPの感想。いいとこのお嬢様という出自を知っていれば確かに意外に思うところだろう。話の流れ的にシャニPも小さい頃は外で木登りなんかして遊ぶタイプだったのだろうか。
終わりに
以上となります。他のユニットの感謝祭編振り返りも行っております。ぜひそちらもチェックしてみてください。ハブとなる記事はこちらです。読んでいただきありがとうございました。