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2020.12.10 腑抜けの僕と夢見る友

腑抜けすぎ。
前の日記にも書いたように、先日ようやく学会という山を超えた。
一気に電源が切れた。

昨日、教授と研究の話、いわゆる“ゼミ”をした。
今年の“卒業研究”は今の段階で充分であると言われた。あと簡単なプログラムの処理を加えるだけだと。
一般的に、大学・短期大学・高等専門学校を含む、高等教育機関では、おおよそ12〜1月中旬頃に研究を終え、同時に論文を執筆する。

想像以上に教授から“Okサイン”が出てしまった。
パンパンに詰まった講義、研究、大学院試験、教育実習、教育セミナーの欲張りパックの生活の線が一気に切れた。
酒を飲みまくり、講義直前まで眠る生活。

勉強をするために、多くを捨て立つこの地。
休憩という言葉で済ませれない。まるで腑抜け。



『やってみなければ、わからないとおもうんだ』

と言葉を投げ掛けた、故郷の友人。
孤独で戦う友人。彼は友人というより、まさに“戦友”だ。互いに違う夢を持ち、互いに違う武器を携え、互いに違う人生を歩み、だけれども交わる僕たち。
彼は夢を掴み、手繰り寄せ、勝ち取っている。
目標は違う、しかしゴールは同じ。
今のこんな僕では、彼に顔向けできない。

この旅路はまだまだ坂道だらけだ。
時には自分自身が最大の脅威になる。自分自身さえも信じれない。


大学院試験の前。
限界を迎えていた僕。
『やればできる』
なんて嘘だった。
そうじゃなかった。

『やってみなければ、わからない』
そうだろう?そうだ、そうだよ。

そう言い聞かせ、僕は結果を勝ち取った。
ならば、同じだ。
これからも。いや、今。今だよ。
今、同じように結果を勝ち取るしかない。

次の壁。

『教員採用試験』

曲がりくねって、時には海外へ逃げ、ここまで来た。
何度でも言う。
『やってみなければ、わからないとおもうんだ』
この言葉に何度も支えられた。
だったら、結果で応えるしかないだろう。

僕は勝つ。

いや、
僕らは、勝つんだ。

2020.12.10

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