石田組 アルバム発売記念ツアー in 愛知
弦楽アンサンブル「石田組」のコンサートを見に愛知県芸術劇場へ行ってきました!
今回のコンサートツアーはアルバムを発売したことを記念したものということですが,アルバムは会場で買いました笑。CD久々に買ったわ。。
当初特に買う予定はなかったのですが,新アルバムの発売日が私の誕生日だったということ,ヴィヴァルディの四季とオアシスのwhateverが収録されていて,耳馴染みのある曲目だったので購入しました。
会場はたくさんのお客さんでごった返していました。バイオリニスト高松あいさんのコンサートにも足を運んだことがありましたが,客層が若干違うなと感じました。高松あいさんのときは「男性が多いな~アイドル目線で見てるのかなあ~」といましたが,石田組は老若男女,男女比率は若干女性が多い印象でした。
石田組についてはそれほど多く知っているわけではないのですが,これほど多くの方を魅了する理由は「ギャップ」なのでしょうか。「バイオリン」「クラシック」と言えば「清楚な」「きちんとしている」といったイメージかなと思うのですが,組長の石田さんは「刈上げ」「サングラス」「だらんとしたズボン」といういで立ちで,まさにどこぞの〇〇〇組長といった感じ。
そんな見た目の彼がいたって真面目に,ほんとに真面目に全身でクラシックを熱演している。最初YouTubeで石田組の演奏を見たときはそんな姿にめちゃくちゃ惹きつけられました。
今回初めて石田組の生演奏を聴いてきましたが,コンサート終演時にはロックやポップスのライブで盛り上がってきたような感動を覚えました。正直,始まる前にプログラムを見たときは「全然知らん曲ばっかりで大丈夫やろか。。」と思いましたが,石田組のみなさんの幅広い演奏技術には圧倒されました。古い時代の民謡から,クラシック,ポップス,ヘビメタまで瞬間瞬間を楽しませていただきました。知っている曲だとか知らない曲だとか全然そんなの関係なくて,ただただ石田さんを始め,石田組の皆さんの演奏している姿から曲を楽しむことができました。
「音楽は瞬間芸術だ」と言われていることをバイオリンを再開して1年後くらいに知りましたが,今日はその言葉を改めて実感した日でした。呼吸をぴったり合わせる瞬間だったり,突然訪れる静寂の時間だったり,早いフレーズを寸分違わず揃えている時間だったり,それらは聞いた瞬間に流れて消えていくものだけれど,ひとつひとつがとても愛おしい時間でした。
石田組の講演はどうやらその時々で違うプログラムが編成されているようで,その日演奏する演者も毎回同じではないようです(石田組って約60人のメンバーがいるんですって!知らなかった!)。
だとしたら,来週行われる大阪のツアーも見てみたくなりますよね??行きたくなりますよね??これじゃ,完全に押し活になってるな笑
アンコールには3曲も演奏してくださって,最後はオアシスのwhateverで華々しく締められました。演奏をきいて元気をもらいました。また石田組のコンサートに行きたい~!!(来年の浜松には絶対行くぞ!!)