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なぜそこにスラーがあるのか

最近、寝る前によく考えることがあります。

「スラーが、なぜそこにあるか」と。


こんなこと考えてると夜も眠れない(いや、眠れる)。

答えは

「作曲家(もしくは編者)の好みじゃない?」

という単純なものなのかもしれないんだけれど、そうなんだろうか?


 例えばドッペル1stには、こんなフレーズがある。52小節目。

ドッペル1st52小節目。

ここでは、16部音符の初めの3つにスラーがかかっている。

音楽ど素人としては、16部音符なら4つの音符にスラーをかけたりするのが一般的なのでは?と思ったりする。

なんで3つにスラーがかかってるんだろう。4つじゃだめだったのか。


はたまたこんなフレーズがある。36、37小節目。

ドッペル1st36、37小節目。

ここも最初の3つの音符にスラーがかかっている。なぜ、3つなのか?

よく見てみると、36小節目の最初の4個の16部音符にはスラーがかかってない。

なんで??


似たような疑問は、ヴィヴァルディ協奏曲ト短調を弾いてるときにもあった。

例えば114、116小節目。

ヴィヴァルディト短調114、116小節目。

16部音符の真ん中2つにスラーがかかっている。

なんで16部音符4つ、もしくは8つにスラーをつけずに、真ん中2つだけなのか。


これらについて、私は正しい答えは知らない。

頭がシカクい私は、例えば4つスラーかけて弾いてみたときに比べると、動きが出てなんかちょっと面白いから、くらいの答えしか捻り出せなかった。

いっそのこと4つスラーの方が弾くの楽なんだけどな、とか思ったりしたけれど、多分音楽はそれじゃダメなんだろうな。


こういうことって音大の授業で触れられたりするんだろうか?

あ〜気になって夜も眠れない(眠れる)。



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