15年前に「しあわせ茶房 咲良乃実」を商っていました。ほんの短い期間でしたが、あの日々は今の私に繋がっています。2007年9月の出来事を当時のホームページから掘り起こして、笑。

ナミダの行方 [2007年09月01日(Sat)]

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あなたのナミダは
わたしの渇いたココロを
しめらせていく

わたしのナミダは
あなたの大きなココロを
とおりぬけ
あの川に
ながれていく

わたしのココロは潤いを与えられ
わたしのナミダは海へ向かう

あなたはわたしをつつみこむ
またナミダがあふれてきた

くりかえし
くりかえし
寄せては返すさざ波のように

長い間・・・ [2007年09月05日(Wed)]

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 長い休養期間でした。
  
 まだ発疹は治らないけれど・・
 気持ちがずいぶんと楽になってきました。
  
 多くの方々に励ましやお手紙をいただき・・・
 それが胸に響き・・
 また、ゆっくり立ち上がることができました。
  
 開店当初、記事になった時に、「病気克服!」みたいに描写されている気がして、「古民家喫茶」より「私自身」が前に飛び出たようで、ずっと気になっていました。
  
 ある先生に、「完全に治るのは難しい。障害のひとつと考えれば、少し気が楽になるよ」
 と、言葉をかけていただきました。
  
 「うつ」は風邪だとよく言うけれど、慢性疾患みたいなもののように思います。
 いろいろと条件が重なると、私のようにハラハラと崩れてしまうこともあるのでしょう・・
  
 身体もシグナルを出したので・・・
 これは良いことなんだそうです。
 まだ、内科的な検査があるので・・・
  
 ゆっくりゆっくり・・
 今までよりも・・
 少しワガママで
 やっと明日から開店します。
  
 よろしくお願いします。

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 追伸:今はこの写真よりもっと髪は短くなって土筆みたいです。(^^)

ゆるり・・を見つけに来ませんか? [2007年09月06日(Thu)]

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囲炉裏のある部屋から外を眺める。茶道に使う紅い
もうせん、を敷いてみました
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御道具たち、並べて見ていただき、手にとっていただき。それが大事。

 ようやく「咲良乃実」が再スタートしました。
  
 お部屋の感じを変えて、お客様の一人一人が「ゆるり・・・」を感じてほしいなと思っています。
  
 今までは、私自身がお客様と直接お話をしなくては・・・と、意気込んでいた面も多々ありました。

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密談の小部屋、笑

 ゆっくりと・・
 本を読んでいただいたり、
 お昼寝をしていただいたり、
  
 一人でもふらっと立ち寄れる・・・
 お客様を気に留めながらも、なるべく・・お客様の好きな時間をお持ちいただきたい・・・
  
 そんな場所に思っていただけるような、さりげない思いやりを胸に秘めていたいと思います。
  
 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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囲炉裏の部屋は、オープンスペース
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畳の間に上がりにくいお客様は
アジアンな土間スペースで、笑

大好きな詩に寄せて・・ [2007年09月07日(Fri)]

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 良と穂が保育園に通うようになったころから、何か私の母親としてのメッセージを形に残したいと、大きなスケッチブックに当時書いた絵を貼ったり、その時感じたことを書いたりすることを始めました。
   
 元々「心配性」である私は、
 「私が居ないとこの子達はどうなるんだろう。」
 「わたしがもし急に死んでしまったらどうしよう。」
 子どもを産んでから、いつもそんな気持ちにとらわれていました。いつも、いつでも子ども達と、なるべく一緒に時間を作ることを心がけていたような気がします。
   
 一人で飛行機に乗って出張に出掛ける時などは、食器棚に
 「もし・・私が帰れなかったらこうして・・あーしてみたい」
 なことを綴った手紙を置いて出掛けてました。
   
 今となっては笑えるし、恥ずかしいような思い出ですが・・・・。
   
 今から10年前に書いた1ページです。
   
   
 「わたしと小鳥とすず」
               金子みすゞ
           
               
  わたしが 両手をひろげても
  お空は ちっとも とべないが
  とべる小鳥は わたしのように
  地面をはやくは はしれない
    
  わたしが からだをゆすっても
  きれいな音は でないけど
  あの鳴るすずは わたしのように
  たくさんなうたは 知らないよ
    
  すずと小鳥と、そしてわたし
  みんなちがって、みんないい

      
    
 「大好きな詩です~みんなちがって(いるからこそ)みんないい~        
 良も穂も、自分の心に正直にのびのびと育っていってほしい。
     
 あなたたちらしく
 わたしらしく
     
 十人十色、だからすばらしいんだよ。
 生きるってことは・・・・・。
     
 人と人の出逢いの中で、決して流されることなく、自分が流れて行きなさい」
     
     
 何だか自分に言い聞かせているような言葉が、いくつも出てきます。
 子供を育てるということは、そんなことなのかもしれません。

鞍馬にて(その2) [2007年09月07日(Fri)]

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玄関先に水場があると何だか幸せ

 心も身体も、まあるくふわふわになった私に、ハーブのサンプルの中から・・
 好きな物を選ぶことが待ち構えてました。

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たくさんのハーブのお茶

 こんなにたくさんのハーブティの種類を、見たことがありません。
 香りをかぐことでお茶のイメージが湧いてくるのと同時に、気持ちが安らいでいきます。

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あ、咲良乃実とお揃い❤️

 「もしよかったら、こちらも覗いてください」
 台所には、おくどさんや今も現役の井戸があり、空家を友人達と整えて行ったと話す店主さんは、穏やかで、気さくで・・。
   
 店に入った途端、泣いた私にやさしく話してくださいます。
   
 この時間は、今思い出しても胸がじんわり温かくなります。
   
 また訪れます。
 きっと・・・

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清々しい
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工夫がたくさん

祇園亀厘さんにて [2007年09月07日(Fri)]

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暖簾、いい!

 ここのお店の、趣きが好きです。
 昔気質の料理人さんとの間合いが、何ともいえません。

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気持ちが入ってる

 さっそく「付きだし」が出てきました。
  
  おくらのおろし和え
  ゴーヤの卵とじ
  
 さっそく「MY 箸」を用意しいただきましょう。
  
  海鮮サラダ
  いさきの煮つけ
  
 もっといろいろ食べたのですが、写真を撮る前に・・・・
 食べてしまいました。

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海鮮サラダ
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いさき

 後から、先斗町に出向きましたが・・・
 町全体が停電になってしまい、びっくりしました。お店の方もとても恐縮されていましたが、
 隣の壁の向こうからは、停電なんて!それがどうした!!!というような勢いでお話をされ・・・、さすが・・・と思いつつ先斗町を後にしました。
  
 大好きな場所で語れることが・・・
 現実のレールから離れることのできる自分自身が、とても幸せに思えるのでした。

KAMONOSE CABIN [2007年09月07日(Fri)]

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この感じが素敵

 鞍馬から周山へ、さらに美山へと向かって走っていると、左側にあるログハウス「CAMONOSE CABIN」がこのお店です。
  
 ご主人は元ログハウスビルダーで、この日もチェーンソーで木々を手際よくばらしておられました。
 店先には、ストーブの薪や鮮やかなグリーンでいっぱい。  

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はなちゃん

 看板犬のHANAちゃんは病気で、余命もあとわずかだとのこと・・・・
 もう一度逢いたい。

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暮らし
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ラベンダー袋

 中には、陶芸家の作品や地域でできたラベンダーで、おそらく地域の高齢者が作ったと思われるサシェが瓶に詰まっています。
  
 バイカーの集まるこの店は、いろいろなカラーの物が同居していて、それがまた不思議なつりあいをもたらせゆったりできました。

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赤い椅子

 奥様は手早く注文された物を作り・・
 柔らかく微笑み
 奥に居られる高齢者の方々と談話されていました。
  
 その方々は帰り際に、
 「どうもお邪魔しました。ありがとうございます。お先です。」
 と丁寧にご挨拶をされました。
 思わずその声と仕草に素敵やなあと感じました。
  
 奥様とおしゃべり・・
 美しくてしゃんと背筋の通った素敵な方でした。
  
 ご主人が帰りに
  「ありがとうございましたあああああ」
 と微笑んでくれています。
  
 こちらこそ。
 こちらこそ。
 ありがとうございました。
 また、伺います。

夏休みの想い出 [2007年09月07日(Fri)]

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わんちゃんが
咲ちゃんを見つめ過ぎ🤣

 気持ちが少し上を向きつつあり・・・
 身体の発疹も少しましになってきました。
   
 パソコンの画面や、テレビや、音楽も見られなかった状態から、だんだん脱出できそうな予感・・・
   
 そんな時、メールをいただきました。前から興味のあった「川魚の串うち」です。お誘いを受け、「えいやあ~」と行くことにしました。そう、咲ちゃんと一緒に、この一日を想い出にしよう・・・
   
 迎えてくださったのは、「内水面漁業センター」の所長さんと犬のスタッチです。

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ピアノが上手な所長さん

 まずは、水槽の中で研究されている魚の観察と、説明を受けました。虹鱒、チョウザメ、あまご、いわな、たじま雪鱒・・
 とてもよくわかるお話で、咲ちゃんのお友達にも聞かせてあげたいなと思いました。

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魚、ゲット

 そしていよいよ、つかみ取りです。
 高校生のお兄ちゃん方と一緒に川に入り、一生懸命獲物を仕留めようと。
 みんなみんな、活き活きしています。

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串うち

 その後、職員さんに調理方法を教えていただき、炭火で1時間かけてジュージュー・・・
 頭からパクパクかぶれます。

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お見事

 非日常に自分を置いて、素直な感情を引き出すことができ、咲ちゃんというより私の「夏休みの課題」が出来たような気になりました。
   
 咲、
 咲ちゃん、
 ありがとう。
   
 内水面漁業センターの皆さんにも大変お世話になりました。
 ありがとうございました。

今お気に入りの… [2007年09月09日(Sun)]

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 ゆっくりとした気持ちで私がいるせいか、前よりもずっと静かに、茶房の中の時間が流れて行くようです。
 お客様にお茶をお出しした後や、手が空いた時には、本を読むことをするようになりました。
今は「自家製酵母でパンを焼く」と、とても会いたかった方からいただいた「命の輝き感じるかい」にぞっこんです。小さい時から本が大好きでした。お店にもいろいろな本を集めてお部屋に置きました。ゆっくり眺めたり‥読んだりして下さいね。そんな場所になったらなと思っています。

お茶の時間 [2007年09月11日(Tue)]

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 お昼ご飯にお蕎麦をいただいた後、お茶を飲みました。私はカプチーノ、仲良しさんはカフェオレです。カプチーノにはシナモンスティックがついていて、香りがよかったです。少しの時間でもこんなふうに、ゆっくり過ごせたら幸せですよね。

今夜の晩餐会は [2007年09月11日(Tue)]

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 今日は、北海道のチーズを堪能しました。カチョカバァッロはソテーにし、白いプリンはプチンと爪楊枝でつけば、まん丸のデザートです。それから、ドゥーブルフロマージュは、クリームチーズケーキとマスカルポーネチーズケーキを二層にして、スポンジを重ねた物です。チーズをこれだけ食べたのは生まれてはじめてです。美味しかったなぁ。チーズに対する思いが変わりました!

それぞれの人のいろいろな想い [2007年09月11日(Tue)]

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 毎日、それぞれの人がいろいろな想いを持って暮らしています。その中で、例えば私は徒然にその日に感じたこと、過ごした時間のことなどを、自分自身の感じたままの想いを綴ります。1年前ほどから始めたblogです。書き続けながら、その日を、その時間を見つめ、整理してゆくのでした。「いい1日をすごせたね」と認めにくい自分を、大切に思う稽古をしてきました。
 お店を始めるようになって、いろいろな方々がホームページやblogを見てくだるようになりました。時には自分の想いをストレートに出しすぎたりするけれど、私の中ではblogとはそんな感じで付き合いたいと思います。最近au携帯からのコメントの書き込みのなかに、意図がわからないものがありました。まあ、そんなふうに感じてる方々もいるのでしょう。伝えたいように、すべての受け手に溶け込む訳ではないのでね。これからも私のペースで綴っていきます。

茶蔵 [2007年09月11日(Tue)]

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 福崎から山崎に向かう道沿いに、「茶蔵」(さくら)というお店があります。
 なんと、モーニングがキャベツタワーになっていて!、周りの雰囲気も、古いものと新しい風が調和して気持ちいいです。
 1年前に一緒に訪れたこの店…また一緒に行けたらいいなと思います。

裏庭が動き出す [2007年09月14日(Fri)]

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 庭の大きな石と、盛り上がった土がずっと気になっていました。
 それから、小屋の老朽化も進み、冬に雪が積もった時がこわいなあ、なんて考えていました。
   
 いろいろな人と意見交換をし、議論を交え???
 やっとひとつの案が生まれました。
   
 小屋のトタン屋根を支えていた木は撤去しました。重機を入れる出入り口は、大きなのこぎりで、このようにはずされました。
   
 さあさあ・・
 どんな風に変わってゆくか、どうぞ期待してくださいね。
   
 最終目標までは遠いけれど、多くの方々の力を合わせていただき・・・
 お客様にのんびり、ゆったり、時間を過ごしていただけるような空間の演出?を考えてゆきます。
   
 木曜日に再開店したお店に、懐かしいお客様がわざわざ足を運んでくださいます。その度に、待っていてくれた喜びともう一度出逢えた幸せを感じます。
   
 ゆっくりね。
 自分のペースでね。
 むりしたらあかんよ。
   
 ひとりひとりの表現方法は、もちろん全てちがうけれど・・・
 瞳を見れば、言葉より熱いものを感じます。

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初秋の訪れ [2007年09月15日(Sat)]

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 庭の木や野花を手折って、そっとお持ちになられるお客様があります。
  
 今日は、暑く感じましたが、夕方には涼しくなりました。
  
 柿も色づきはじめ
 栗もはじけ始め
 すすきは開き・・・
  
 この季節の移り変わりを、ここで感じられるゆったりとした時間に感謝をしています。 

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良き出逢い…心豊かな時間を… [2007年09月15日(Sat)]

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 お客様に接していると、互いに人として惹かれあう自分があることを、よく感じます。人との関係は、「相互作用」で、お互いに何も言わなくても、伝わりあったりするような気がします。
   
 私が大切に思っている方々が、今日は偶然出会われました!!
 一緒の机に座り、自然について、例えば野鳥とか魚とか・・・
 初めて会ったとは思えないような様子に、とてもほのぼの感を感じています。
   
 何が大切なのか、何を手でしっかり持っていたらいいのか・・・・
 それぞれの考えや、それぞれを思い、自分の意見を伝えて、認め、笑い合う・・・
   
 胸がトクトクします。
 豊かな心の部分に、何かが流れ込みます。

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 三田の爺婆は、山小屋で朝採りの野菜を。
 所長さんは、九州の九重から「福来る」猫を・・・。
   
 やっぱり言葉でなく、その人たちの心や思いが通じる自分自身の心を磨き、豊かにしたいと思います。
   
 ありがとうございます。
 みなさん・・・。

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喰わず嫌い [2007年09月18日(Tue)]

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 今日は、ロックフォールと赤ワインを・・・
 そして、自分で焼いた全粒粉のパンを食べました。
 青カビのチーズは、初めていただきましたが、癖になりました。
 次は、ゴルゴンゾーラを食べたいなぁ。
 パンはシンプルで、素朴で、美味しく感じました。
 あ~幸せな時間でした。

ひろみさんのキャラメルシフォンケーキ [2007年09月20日(Thu)]

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 再オープンから二週間たちました。毎日ランチ予約のお客様にお詫びし、お断りしています。もう少し、もう少し、時間を下さいね。
 今日のプチケーキは、キャラメルシフォンケーキです。ひろみさんお手製です。ひろみさんは、前々から何度か来て下さっているお客様です。お互いにどこか似ているという思いが重なり、仲良しになりました。今朝もずっと話していて、うらやましいくらい素敵な人で、今度お休みに一緒にお茶する約束をしましたo(^▽^)oうれしさで、ご機嫌さんな私です。

和田山町東河の『らいらっく』 [2007年09月20日(Thu)]

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 メニューの中に、『らいらっくのジェラート』があります。今は、黒豆きなこと抹茶の二種類を器に盛り付けて、お出ししています。
 某大会社の会長さんは、おつきの方と来られ、季節を問わず必ずご注文されます。(会長さんと知ったのは、他のお客様が耳打ちしてくださったのですが…でも私にとっては戸をくぐって入って下さった方々は、みなさんお客様です。)
 いつも一言
  「美味しいアイスクリームを下さい」
  「はい。わかりました(^O^)/」
 実は、私もお店をするまでは、『らいらっく』のお客さんでした。建物や樹木の感じとジェラートが好きで、よく通いました。で、開店前「たのも~」状態で、何の連絡もせず飛び込んだのです。それからのお付き合いになります。商うことの楽しさと大変さ。自分の心の在り方。動物の可愛いさ。夢や希望は持っていて、それに向けて歩くこと。話していると、あのブルータスで全国一位に輝いたオーナーとは思えないほど、気さくです。牛舎のことや営業などで忙しくされていて、なかなかお店では出会うことが少ないと思いますが、らいらっくや白樺に包まれて、ジャージ牛の新鮮ジェラートを食べにどうぞ。
 うちは、2種類と日替わりプチケーキ「らいらっくのカマンベールチーズケーキ」があります。何だか自分の店の宣伝もしちゃったけれど、とにかく出会いは自分が何か感じた時に、最初の一歩を踏み出してみる勇気があるかどうかだと感じる、今日この頃です。

坐禅~静思~ [2007年09月20日(Thu)]

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撮影されていたのか、笑

 もう何年も前から、お寺で坐禅をしたいと思っていました。今夜は、月に一度、20日に開催される松禅寺さんの坐禅会の日です。したいことは踏み出そう!
 まず、本堂に通していただき、坐禅のお話や座り方、姿勢、手の組み方、頭や視線の位置、呼吸法などのご指導を受けます。初めにはお経、終わりにも「白隱禅師坐禅和讚」を住職さんの声に合わせて唱えます。(私はわからないので、本を見せてくださいます)
 柝木(たく/拍子木です)と引磬(いんきん/小さな鐘です)の合図で前半20分の坐禅、終わりの合図で体の緊張を解き放し、始まりの鐘で後半20分。
 本堂は線香の匂い、開けた戸からは虫の声。ご指導されたことを一度に行うのはなかなか難しかったけれど、座っている間、腹式呼吸を行っている内に雑念が溶けてゆき、澄んだ空気が体にに入ってゆきました。静かに静かに時間は過ぎてゆきます。(つづく)

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綺麗に坐ると褒めていただきました、

朝一番に男前に会えた! [2007年09月21日(Fri)]

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 レジが終わり、温かいカフェラテが出来るのを待ってた時、ちょん、ちょん肩に合図が…あ~男前の姐さん(=^▽^=)前にブログに書いた、あの!あの!素敵な姐さんです。きれいでクールで、仕事熱心で(ちょいとおっかないらしい)人情に厚い。すごいきれい。本当に。体壊してたのを知って、お店にも顔を出してくれたから最近出会ったのだけど。
 買ってるものに吹き出してしまいました。上等のドリンク剤(・ω・)/。笑ってもきれかわいい(そんな言葉があるのでしょうか)です。
 「あんまり頑張らんとボチボチやで」姐さんは目で語ってお仕事に。うれしい朝、カフェラテをごくん。

心が豊かになる時間 [2007年09月21日(Fri)]

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 ご夫婦で、初めてお見えになりました。なるべくお二人でお話できるように、私は暖簾をくぐった部屋にいました。家について質問され、それから話が始まりました。
 「ここは、時間が子供の時の頃のように、ゆったりとした心地よさで流れている」
 奥様が話されました。
 「こんな場所に、1日居て過ごしたら気持ちいいだろうなぁ」ご主人が話されました。
 いろいろな話をしました。お茶をされている奥様は、私の個性的といいましょうか、勝手なお道具の使い方に感激してくださり、
 「作法は作法。斬新な使い方は、誰もができる訳じゃないから素敵なのよ」
 すごく柔らかい捉え方。そして禅の話になり、奥様は、
 「神様は仏様を守り、仏様は神様を守っていると聴いたことがあってね。一年のしめくくりはお寺で除夜の鐘を。新年は神社へ初詣。よくわからないけど、守ってくれるものに~いけないはないように思うけど。」
 まさしくそう思いました。昔、子供の頃に道端のお地蔵様に手を合わせて憑かれると、ひどく叱られたことがありました。自分が手を合わせたい、合わそうと思った時は、それが神様仏様じゃないのかなと、何にも知らずに言ってごめんなさいよ。とにかく私は、今日お二人に会えて心豊かになりました。話の中で、響く言葉がたくさんありました。多分また出会える気がします。ありがとうございました。

風の盆さんからのお預かりもの [2007年09月22日(Sat)]

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 朝一番に、爽やかな風が吹き込んだようにお店に来られました。いつものように注文を聞き忘れ、お話に夢中になる2人です。アールグレイを飲みながら、2人して気になっているママちゃんのことを語り、白い紙袋の中から、彼女が手作りしたうさぎのオブジェを、お月見までここで過ごさせてやってと。発泡スチロールでできたうさぎは、手にとると温かく、ママちゃんにも感じて欲しいと。囲炉裏の部屋に飾ります。
 おじいちゃんが捨てようとしていた板には、月とすすきが・・命を吹き込むように、古いものも大切にしておられる彼女に憧れます。お家にお招きいただきました(^O^)/静かで温かくしなるように強く、エッセンスいただきますから。幸せな時間をありがとうございます。ママちゃん、待ってますからね。

私の小さなお友達 [2007年09月22日(Sat)]

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 お父さんとお母さんと一緒に来た彼は、風汰くん。
 食事ができると思って来ていただきましたが(^o^;)、今はお休み中と伝え、せっかく来ていただいので上がってお茶でもと・・
 風汰くんは、この空間が気に入ったようで、ニコニコ顔で走り回ってます。いつもは引っ込み思案でと、お母さんは驚いておられました。
 私は仲良くなりたくて、
 「おばちゃんに抱っこさせて(^O^)/」
 失敗しました。
 では「あっ。こんな所におもしろそうな本がある~」
 やったぁ。成功しました。

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 縁側でゆっくり、読み聞かせの時間。本のタイトルは「つながっている」。あっ、お母さんもお腹に赤ちゃんいるんだね、風汰くん。

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 それから急に通り雨。あっ、雨漏りするからバケツ置かないと。屋根から柱につたう水。柱から落ちる水滴。バケツに当たる水の音。うさぎの人形でお母さんと遊んだり。風汰くん。雨がたくさん降って、おばちゃんは君と遊べて楽しかっです。お散歩の途中にでも、遊びに来てね。
 また、こちょこちょ遊びしましょうね。

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風が気持ちよかったです [2007年09月22日(Sat)]

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 お店の机の位置を変えて、この場所なら男の方が一人で時間を、例えば自分の好きな本を読むとか。パソコン広げて文章を書くとか。縁側の角で単行本を読まれるお客様を思い出して、スペースをとりました。
 そして今日初めてその場所に思った通りのお客様が。静かに静かに本を読み、私はコーヒーを静かに置き、時間が過ぎてゆきました。
 「なぜこんなに低音が響くように聞こえるのですか…」
 「真空管につないでるんです」
 「そうかぁ…この曲はアンサリーですか…」
 「そうです。」
 「癒される場所があると聞いてきたんです。風が気持ちよかったです。また寄ります」
 その言葉に、癒される私でした。
 雨上がりの道を、車は走って行きました。
 ありがとうございます。

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サツマイモのつる [2007年09月23日(Sun)]

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 毎日のように来て下さる「先生」から、サツマイモのつるをいただきました。前にピーマンの葉やサツマイモのつる、ズイキが大好きだなんて話してたのを、覚えていてくださったようです。上がり框に座って、葉や元々のつるを取り除きます。これが楽しみのひとつでもあります。たまたま大阪からのお客様が興味津々でご覧になったので、半分お裾分けしました。「先生」は、「こんなもの食べれるのか?」と不思議な顔をされてますが、期待してください。おいしいんですって。そして今の時期しか食べれない旬の野菜ですもの。あ~うれしいなぁ。

オイルコーティング [2007年09月23日(Sun)]

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 今日は、したいことのひとつができました。さてわかります?
 前の庭に、木で出来た渡り廊下?があるのですが、長い間風雪や陽にさらされてくすんだ色になっていました。そこで、オイルコーティングしました。なかなか渋い色になりました。
 ちなみに、私の言うオイルコーティングとは…使用済みの天ぷら油を布きれに染み込ませ、ゴシゴシゴシゴシ…がんばりましたよ。はい。出来上がり。

悲しみは言葉にならない [2007年09月24日(Mon)]

「悲しみは言葉にならない」

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悲しみは言葉にならない
深すぎて
喜びもしみじみと
噛みしめるもの
嗚呼 あふれる思いを
空の雨に託して
涙声でも大丈夫
胸を張れ

ため息はつくもの
誰もいない公園で
幸せを逃さず そっと忍んで
嗚呼 心の中で
「抱きしめたい」とつぶやき
花束高く 振ってます
見えますか

嗚呼 生木を引き裂く
熱い痛みは殺して
慎み深く 涼やかに 凛として

燃えたぎる炎は
明日のバネにして
気持ちはしるしだと
そっと差し出す
ひとこと「おめでとう」
恩返しはいらない
天気はくもり
後に晴れ 後に晴れ

嗚呼 悲しみは言葉にならない
深すぎて
天気はくもり
後に晴れ 明日も晴れ
悲しみは言葉に 言葉にならない

                       きたやまおさむ

 今日本を読んでいたら、とてもいい文章に出会ったので紹介します。きたやまおさむさんは精神科医ですが、学生時代にはフォークソングのグループの一員でした。

文章より抜粋
「感情の中でも喜びや怒りは、言葉にしなくても表情や態度で伝わるものだ。一方、悲しみや深い辛さは、言葉をもってしてもうまく伝えることができない、そして伝えたい相手にこそ伝わらない。(中略)旅立ち、別離、出発。時としてそれには言葉にならない悲しみが伴い、悲しみは、見送る側に残る。見送られるもの、背を向けゆくものは、悲しくなどない。伝えたいのに、伝わらずに、失われていく。そんなことが、人と人との間にはあまりにも多い。しかし、私たちは手を振ることをやめないだろう。伝わらないと思うからこそ高く高く、振るのだろうと思う。」

 いかがでしょうか。私は背をむけてゆくものにも、悲しみや無言の叫びみたいな感情はあるのではないかと思いますが。「一期一会」…ひとつひとつの出逢いを大切に、暮らしたいと思います。そんな気持ちを重ねていると、言葉にならない悲しみが押し寄せて来ても、お互いに伝わる気がします。

裏庭が動き出す・・・・ [2007年09月26日(Wed)]

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 以前にも話していたように、裏庭の離れや空間をどうかして、お客様に使っていただけるようにしたいなと思っておりました。
  
 当初、二つある小屋を壊して、オープンな形にしようと思っておりましたが、
  「旧い感じが好き」
 というお客様もあり・・・
 自然なままがいいのかなと・・
 思案しています。

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 今は、角にある老朽化した瓦や建物が、今年の冬に耐えれるか・・
 外の道を通る方に万が一のことがあってはいけないと、瓦を落とし、木を剥ぎ・・という作業です。
  
 お仕事をしてくださったのは、やはりそのお仕事が出来るお客様でした。
  
 本当に・・
 お客様参加型のお店です。
  
 いろいろな力のある方、力が眠っている方、これだったら、お手伝いできるという方、何にもできないけど、みたいわあ~
  
 なんて・・
 どんな方も是非「応援団」に入ってください!!!
 な~んて、甘えながら、感謝いっぱいでおやつ係をしている私です。

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秋を感じています [2007年09月27日(Thu)]

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 彼岸花が咲き、花柚子がなり、秋風が部屋に舞い込んで来ました。
 中秋の名月も美しく輝き、秋を感じています。

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 今日は、ひろみさんがシフォンケーキを届けてくれました。
 少しおしゃべりしながら、縁側で裏庭を見ていたひろみさんが、
   「桜が咲いてるよ」
 と声をかけました。
   「えっ?」
 古い桜の木は葉が落ちたのに、少しだけ新芽を出し、少しだけ桜の花を咲かせているのです・・・。
 季節はずれの小さな命・・
 さっそく、上の方の花を撮ろうと脚立を使ったり、石に登ったり。
 一生懸命、ひろみさんと考えた結果、
   「枝を持てばいいんだ(・。・;)」
 そうそう・・
 一枚の写真はこんな風に撮りました。
 離れのガラスに二人の格好が映り、それが、デジカメ越しに見えて思い切り笑ってました。

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 そうそう、ひろみさんのシフォンケーキは、こんな感じです。
 数に限りがありますので・・
 無くなっていたらごめんなさい!!!

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その後の裏庭の様子 [2007年09月28日(Fri)]

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 瓦を外し、屋根の板を取り払い、下から見上げると空が見えるようになりました。
  
 昔々、どのような思いで、この小屋を作られたということを想い感じつつ、廃材を捨てることをため息まじりでみていました。
  
 解体をして頂いている真田君(真田広之さんに似ている0・。・0)も、土壁に組まれている竹を見て、「これを作った人はどうしてはるんやろうな・・」と、呟いておられました。

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 老朽化が進み、木が腐り、樋(とい)が錆び、それぞれの役目が出来なくなったその建物は傾き、瓦が吹き飛んでしまうかもしれません。
  
 この解体には、いろいろな方が関わってくださり、毎日、仕事の後にディスカッションして、ここに落ち着くような悪い部分だけを切り取って、その後また考えて・・・
  
 ゆっくりゆっくり小屋は解体されてゆきます。
 皆さんありがとうございます。
   
 山内の運動会が、来月の8日にあります。
 それまでに危険な部分は、なんとかしておきたいなと思います。

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寒さを感じる朝に炭をいこす [2007年09月30日(Sun)]

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 但馬は、一晩ですっかり晩秋模様・・・
  「さむ~うう」
  
 開店前に、板戸をはめ込みました。
 炭をいこして囲炉裏にくべようとしていると、去年いろいろと教えて下さった常連さんがお見えになり・・
  
 「冬に向かって火入れ式で~す」
 と、少しずつ赤くなってゆく炭を見ていました。
 ほんわかとあたたかく・・
 見ていると和みます・・
  
 最近のお店は、例えると備長炭みたいやん???
  
 営業日を少なく、ランチも一時停止・・・
 今日も、電話予約をお断りしながら、残念がられるお客様に、自分の好きなお店をどんどん伝えてみたりして・・・
 「いつから再開されますか?」
 ほとんどのお客様は、そう質問されます。
  
 今度は、へこたれることは許されません。
 自分として・・
 だから、毎日構想を練っています。
 あんなのも
 こんなのも
 したいのです。
  
 常連さんからは、細く長くするためにはこのペースでいい。
 店混んだら嫌やしな(笑)、と慰めていただき・・。
  
 そして、毎日が静かに過ぎ、季節も変わってゆきます。

もう美味しくビールは呑めるのか? [2007年09月30日(Sun)]

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 「はい。楽しいお酒の席なら、ビールは呑めるようになりましたよ」  
 「じゃあ、今日は山の上で集まりがあるから、一緒に行ってみてはどうかな?」   
 「はあ。山の上??ものすごく急な話ですね・・。はい、行きます。」 
  
 物つくりをされている作家さん方の会です。面白おかしく話をしたり、無神経なふりをされますが・・、デリケートで優しく澄んだ気持ちがふと浮き彫りになってゆきます。 
 お花の師匠、庭師、木彫もろもろ・・一人何役もできたり。漆塗り作家、鮎、うなぎとり名人もろもろ・・。絵描きさん、漆を木からとりながら塗りの勉強をしている方・・・。とにかく多くの作家さんに囲まれ、いろいろな刺激を受けました。
  
 「何でもいいから、自分のしたいことしてみたら?」
 前々から幾度となく声をかけられていましたが、力仕事は得意ですが、手先は器用な方ではないので、美術も点悪かったし。うじうじして引いていましたが・・。この皆さんの話を聴かせていただき・・・、何か・・、何かを教えてもらって始めてみようと思います。
  
 急にこんな席に誘ってくださるには、何かの理由があるはずです。

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 確かに、天然鮎と但馬牛と自家製野菜にビールはたまりませんでしたが。
 話の盛り上がっている中で、
  「心配してたんやで」
  「ゆっくりしいや」
  「とかげみたいに痩せたやないかい」
  「なんで髪の毛短くしたんや?」
  「ザックバランに輪に入ってみい」
 ちょろん。ちょろん。口下手な方々が呟きます。
 今日も「人」に癒されて丸い心が笑っています。

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