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画期的な無痛MRI乳がん検診と検査着の開発
メディカルアパレルブランド「クラシコ」が「痛くない、見られない」次世代の乳がん検査着を共同で開発
クラシコ株式会社は「次世代の乳がん検査着」について、注目のプレスリリースを発表しました。
以下、プレスリリースからの引用です。
「テーラード技術を取り入れた白衣を中心に、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行うクラシコ株式会社【創 業:2008 年 / 所在地:東京都港区 / 代表取締役 CEO:大和 新(おおわ あらた)】は、無痛 MRI 乳がん検診を実施している 株式会社ドゥイブス・サーチ(所在地:東京都世田谷区、代表:高原太郎)と共同で、乳がん検診の負担に寄り添う無 痛 MRI 乳がん検診のための検査着を開発しました。なお、本検査着は現在特許出願中です」
(以上、プレスリリースから)
「無痛MRI乳がん検診」の乳がん発見率について検証を
乳がんは、日本人女性が最もかかりやすいがんであり、その罹患率は増加傾向にあります。しかし、多くの人が挙げる、乳がん検診を受けていない理由として、検査時の痛みや、がんと診断される不安が指摘されています。そんな中、受診率の向上が期待されているのが、株式会社ドゥイブス・サーチが提供する「無痛MRI乳がん検診」です。これまでの乳がん検診はマンモグラフィを使用し、胸部を板で圧迫して乳房を薄く広げて撮影するため、強い痛みを伴うことが多くありました。
しかし、「無痛MRI乳がん検診」の最大の特徴は、検査時の痛みがほとんどなく、磁気を使うMRI検査なので放射線による被ばくもありません。さらに、クラシコ株式会社が開発した検査着を着たまま検査が可能なため、胸を人に見られることもありません。これにより、より多くの人が安心して検査を受けることが期待されます。
一方で、気になるのは乳がんの発見率が従来の検査と比べてどうなのかという点です。検査が「痛くない」としても乳がんの発見率が下がるのでは本末転倒です。この点について、開発元の株式会社ドゥイブス・サーチの公式HPによると、乳がんの発見率は「直接比較はできませんが、平均的なマンモグラフィの5倍以上に相当する」としています。「無痛MRI乳がん検診」のメリット、デメリットについてさらに精密な検証が行われることが期待されます。
今後も最新医療のプレスリリースに注目していきます。