本の紹介「正壊の名探偵 3巻/はくり」
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3巻は松葉瀬さんが過去の出来事を夢に見るところから始まります。
過去、渡会家では渡会海人の父と祖父母が殺される事件が起きました。
犯人は、海人の姉である七海だと松葉瀬さんだけが気付きます。
この事件を解決してもいいのか、自問自答する松葉瀬刑事。
悩んだ結果、松葉瀬刑事は犯人が渡会七海であることを警察仲間に伝え、七海は取調室に現れます。
七海はそこで、松葉瀬刑事を指名し、自分や母や弟の海人が祖母から虐待され、再婚した父や祖父からは見て見ぬふりをされていたと告白します。
身体には虐待された火傷の痕が痛々しく残っていました。
余談?だけど、七海の一人称は「僕」でした。
僕っ娘なのかな。。
七海は、自分の過去や虐待のことを話し出します。
そして、渡会七海は松葉瀬さんに呪いを残すことになります。
この後、七海は自分がやったと認め、数日間拘留される「予定」でした。
この出来事をキッカケに松葉瀬さんは、警察を辞職しました。
時は戻り、現在。嫌な夢から覚めた松葉瀬さん。
起きて早々スマホが鳴り、渡会達に監視されていることに気付きます。
渡会「爆弾を3つ、三ヶ所に設置したよ!暗号を送るから解除してね!」
このページ以降は、前巻のように今まで松葉瀬さんが関わった事件の関係者が何人も出てきます(中には思い出せない人もいた)。
ひとつ目の爆弾は学校に仕掛けられていました。
そこには、渡会海人の姿もありました。
ウミウサギアプリは今後も出てきそうなキーアイテム……?(今回はこのアプリに特定の単語を入力すると爆弾が解除される)
なんやかんやで爆弾の解除には成功する松葉瀬一行ですが、その裏では渡会と朱豊が何やらお話ししていました。
その後も、ライブ会場に設置された爆弾の解除に成功し、残るはひとつ。
3巻は、渡会と朱豊の会話で締め括られます。
3巻はここで終わります。
残る爆弾はあとひとつ!
後書きでは、作者さんが「一巻で、全3巻にする予定でしたが、4巻も発馬します」と書かれていました。笑
2022年春頃発売予定のことです。
最終巻という告知も無いので、もしかしたら5巻もあるかもしれませんね!