結果を焦らずコツコツ進める方がいい
施術をするだけでなく講座やセミナー、サークル活動という形で
色んなことを教えることをする場面が、ありがたいことに年々増えてきて
年々強く思うことがあります。
みんな、結果を焦り過ぎでは?
施術を受けにくるということは、何かしら体に不具合があって
受けに来てくださる場合が多いです。
治療家さんの中には、
一度で治す。を売りにしている方もいらっしゃるかもしれません。
施術の腕としてはものすごくいいんだろうなと思います。
同時に、長期的に見て施術を受けた人は本当に良くなっているんでしょうか?
体に不具合が生まれたということは
そこまでの生活習慣が悪かったということ。
だから、不具合だけ取り除いてしまっては
その人の生活習慣は変わらない可能性が高いということ。
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色んなセミナーをつまみ食いして彷徨ってる方も多くいます。
理由はいろいろあるでしょうが、
場合によってはそれも無駄なんじゃ無いかと思います。
勉強は、学んですぐ結果が出るわけじゃなくて
学んだことを実践して実践して、
必要な量をやり込んで初めて結果が出るものだから。
焦っていると、結果が出てくる前に辞めてしまったり、
中途半端な状態でやるから中途半端な結果しか出なかったり。
見ていて非常にもったいないなあ。と思う場面は見かけます。
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元気で自由な、施術不要な体のためには
対症療法でなく、病気にならないためでもなく
気がよく巡って元気に動かせるための習慣を
体に刷り込むように取り組んで
より良い習慣に塗り替えながら日々過ごすべき。
これがないと、施術不要な体は育ちません
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学びだって同じで
学んだことを実践して、また学んで。
同じことを聞いているはずなのに全く別の気づきがあって。
気づけば、視点が増えて
視点が増えれば、見方が変わって
見方が変われば、味方が変わって
味方が変われば、結果が変わって
結果が変われば、人生が変わる。
繰り返し気づきを増やして
実践を続けることで
知っている。の先にある《智》には辿り着けないというわけ。
しかも、一度気づいたつもりになっただけでは
どうしても固定概念や思考のクセが邪魔をして
すぐに今までの自分に引きもどされてしまいます。
だからコツコツ、結果を焦らず
刷り込むように続けるしかないと思うんです。
この世界にはタイムラグがある。
この宇宙の法則を忘れずに
巻いた種が大きな花を咲かせるように
体のための良い習慣を。
そして、枝葉の情報に振り回されない真を喰った実践を重ねましょう。