たまには空を見上げて:テディベア作家の世界を覗く
集中すると、ずっと座ったまま動かないことがあります。
もうちょっと、ここまでしたらお休みしよう!
キリの良いところまで進めようと思うと、うっかり忘れたりします。
お昼ごはんを。
1.インドア派なので
ハンドメイド作家さんなら、経験があるかもしれません。
朝から夕方にワープしたような感覚です。
作業を始めて、気づいたら
あ、もう、夕ごはんを作る時間だ!なんてことです。
好きなことをしている時間ほど、時計の進みが早いですね。
テディベア作りの作業をしたいがために、お夕飯の食材を宅配でお願いしていた時もありました。
1週間分まとめて注文して、届けてもらっていました。
出不精でインドア派なわたしは、できるだけ、外に出ないようにしていました。
2.動けるおばあちゃんになりたい
ある時、お教室の生徒さんから言われたのです。
「先生、ちゃんと運動してますか?
座りっぱなしだと、動けないお年寄りになちゃいますよ!」
わたしのことを、心配してくれた生徒さんの、愛あるお言葉!
スポーツジムのお試し券まで持ってきてくれました。
「そうか。まだまだ先と思ってたけど、動かないとまずいよね。。」
もちろん、ずーーーっとお裁縫をしていたい気持ちは変わらないのですが、
足腰が弱くなるのは困ります。
テディベアを作るのにも、体力は大事ですからね!
心を入れ替えて、できるだけお散歩するようにしました。
お世話になっていた、生協には別れを告げ、近くのスーパーまで歩くようにしました。
買い物帰りに、図書館に行ったりカフェに行ったり。
少し遠いお店にも、できるだけ歩いていくようにしました。
ぬいぐるみを連れて行って、ぬい撮りする楽しみもできました!
ハンドメイドのテディベア作りは時間を別にしました。
3.空を見上げよう
そこそこ、いなか暮らしなので、空がとても広いです。
青く澄んだ空が続いている日は、
見上げると、遥か上空に、ときどき飛行機が飛んでいるのが見えます。
飛行機って、真下からみると、飛行機の形をしたクッキーみたいに、
みごとに、「飛行機」の形なんですよね!
そんな発見もあり、目を細めて空を見上げて、空の青色を楽しんで。
雲をながめて、とりたちの声を聴いて、
歩道に咲く四季折々の花を愛でて、
富士山のようすをながめて。
大げさだけど、
「ああ、生きてるな」
「なんて幸せなんだろう」
と、自然を感じる時間が増えました。
それは、
家でじっと作業していた時には得られなかったこと。
お裁縫の作業時間は少し少なくなったけれど、
好きなカフェに行って、行き交う人を眺めたり、
本屋さんでいろんなジャンルの本を手に取ったりすることで、
新しいひらめきや出会いもありました。
自然や、人や、本や、景色や街並みも五感で感じた、
いろんなものを自分の中にインプットして、
錬金術のように、素敵な素敵な
テディベアの作品にかえて、
生み出していけたらいいなと思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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最後までお読みくださりありがとうございます。
坂元あゆ実
さくらんぼベア
テディベア作家
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