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本日の一曲 vol.567 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 (Johannes Brahms: Ungarische Tänze Nr.5, 1869)

ハンガリーの舞曲は、なぜかとても共感しませんか?ハンガリー民族と日本民族はDNAが共通しているのではないかとすら思います。

これまで聴いてきたブラームスさんのハンガリー舞曲で特に印象に残っているものが2つあります。

一つは、NHK交響楽団(NHK Symphony Orchestra)の名トレーナーと言われたウィルヘルム・シュヒター(Wilhelm Schüchter, 1911年12月15日生~1974年5月27日没)さんがNHK交響楽団を指揮した1962年3月25日のライヴで、第5番と第6番の演奏です。嫌う人もいるとは思いますが、ルバートの使い方がとてもすばらしいと思います。

この演奏は映像も残っています。

もう一つは、アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini, 1867年3月25日生~1957年1月16日没)さん指揮NBC交響楽団(NBC Symphony Orchestra)の演奏による第1番の演奏です。

こちらも映像が残っています。

アルバムのプレイリストです。このアルバムには、ハンガリー舞曲が4曲だけ収録されています。また、一緒に収録されている交響曲第1番の演奏も、音質が悪いことも忘れ、気迫がこもった一気呵成の演奏で、ぜひお聴きになってみてください。

また、ブラームスさんのハンガリー舞曲をまとめて聴きたいという方には、ハンガリー出身の指揮者アンタル・ドラティ(Antal Doráti, 1906年4月9日生~1988年11月13日没)さん指揮ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)の演奏のものをご紹介します。

ハンガリー舞曲全曲集については、あまり数がないのですが、クラウディオ・アバド(Claudio Abbado, 1933年6月26日生~2014年1月20日没)さん指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Wiener Philharmoniker)が演奏したものをご紹介します。

(by R)

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