ナショナルジオグラフィック2024年11月号を読んで
今回は以下の二つの特集が印象的だった。
「人工知能が切り開く科学の未来」
「目指すのは“悪魔の親指“」
人工知能が切り開く科学の未来
「AI」 人工知能が切り開く科学の未来 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
珍しくIT特集。
AIについてのいくつかの話が合わさった記事。
その中で自身の印象に残ったのは下記の話し。
「どのように環境への負荷を抑えるか?」
・チャットGPT-3に一つ質問をすると、4ワットのLED電球を1時間つけるのと同じ電力がかかる。
・チャットGPTのようなAIと会話して、10個〜50個の会話をすると、熱の冷却に500mlの水を使う。
無料で使えるサービスで、とても便利なAI。
しかしその裏では何かが犠牲になっていることを忘れてはいけない。
ユーザは無料でサービスを使えるが、
AIに一つ質問するごとに地球資源を消費している。
まぁ これは程度の違いはあれど、地球上の活動全てに言えること。
AIを使わずともGoogle検索でも電力、水を消費している訳だし。
生物が呼吸をすれば酸素を使うわけだし。
今回の記事は無料サービスでも、
地球資源を消費して運用されているという当たり前のことを思い出させてくれた。
目指すのは“悪魔の親指“
目指すのは“悪魔の親指” 総距離4200キロの冒険 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
岩山を登るために4200キロを冒険する話。
“これぞナショジオ“と言いたくなる内容。
目的の岩山まで飛行機・車等、化石燃料に頼らず人力で挑んでいる。
道中の景色が素晴らしい。
同行した様子を動画で観られたら面白そうである。
中でも自転車移動が楽しそうだった。
楽ではないだろうけど、絶景の中を自転車で走れるのは憧れる。
岩山へ登るのが目的なのだけど、
道中の「旅」感が好きだった。