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副業の種まき

副業を始めたいけど、何からしていいか分からない…という方に向けて、この記事では「私がどのようにして副業を始めるきっかけを作ったか」について解説していきます。

1. 結論
結論からお伝えすると、”周りに「自分で事業・副業を始めたい」ということを発信すること”が大事です。

私の場合だと、駐在時にフィリピン人の同僚と飲みに行った時、もしくはフィリピン人の富豪達とテニスをしている時に、将来的には自分で事業をやっていきたいと思っているということを伝えていました。

この「口に出して自分の意思を明確に伝える」ということをきっかけに輸出ビジネスを始めることができました。

なぜ言葉にすることが大事なのか
当たり前の話ですが、他人はあなたが頭で考えていることは分かりません。自分では「良いアイデア思い付いた!」と思っても、それはあくまでも自分の頭の中の話で、言葉にしないことには他人に伝わることはありません。

「実はこんなこと考えているんだよね」と相手に伝えることで始めて、「ああ、この人はこういうことを考えているのか」と理解することができます。そうすることで様々な情報が入って来るようなります。

一方で、日本では「推して知るべし」の文化があることも事実です。

あまりにもアピールし過ぎると逆に面倒な人と捉えられかねませんので、過度に主張しすぎない範囲で相手に認識してもらえると良いかと思います。ふと「実はこんなことしたいと思ってるんだよね」くらいで伝えられると良いかと思います。(「こんなこと始めたんだよね」の方がベターです。)

2. 声がかかるようになる
自分が何をしたいのかを相手に認識してもらえると、情報が入りやすくなります。

私の例だと、フィリピン人の元同僚が会社を辞めて自分でビジネスを始めたのですが、その事業の一つで日本のゲーム関連商品をフィリピンで売るということを計画しました。

ところが、元同僚が商品を売っている日本の会社に英語でメールを送っても全く返事がない。とはいえ日本語でのコミュニケーションもできないので、さくらの葉さん、手伝ってもらえないか?という連絡がありました。

そこから私の輸出ビジネスが始まって行くのですが、この経験を通じて痛感したのが、相手に自分の考えを認識しておいてもらう重要性です。

ある程度、ビジネスが軌道に乗ってきた頃に元同僚に「なんで声かけてくれたの?」と聞いたところ「自分でビジネスをやりたいと言ってたから」という回答でした。

つまり相手の頭に「アイツはこんなことをやりたがっている(もしくはこんなことが出来る)」と認識してもらうことで、声がかかりやすくなります。

例えばこのブログなんかもそうです。

この「文章を書くという行為で生計を立てたい人」という認識を持ってもらえることで、仮に誰かがブログのようなコンテンツを書かなくてはならない必要性に迫られた時に、声がかかるのは日頃「文書を書いている人」ということになります。

当たり前の話ですが、私がせどりを始める時に聞いた相手も「既にせどりをしている友人」でした。

3. 情報を集める→発信するを繰り返す
新しいことに取り組む上で最も大変なのは0→1にすることで、逆にそこさえ越えられれば、1→10にする方法は本やインターネットで割と簡単に情報を入手することができます。

例えば、私の場合だと、「日本からフィリピンにゲーム関連製品を送る」という0→1が出来たので、次は”どうすれば配送料を安く抑えられるか” ”どのような広告を打てば売れ行きが良くなるか”といったことを調べて、パートナー(元同僚)に伝えます。

またそうした情報を発信することで、更に情報が集まって来ることになり好循環が生まれるようになります。

4. まとめ
なにか新しいことを始めるときは、ほとんどの人がまっさらな知識・情報のない地点から始まります。最初にしなければならないことは情報を集めること。基礎的な部分については自分である程度調べられるかと思いますが、やはり他の人から入って来る情報も大切にしてきたいです。

きちんと自分の意思を相手に伝える・発信する、ということがとても大事です。

この記事が少しでも参考になってもらえれば嬉しいです。


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