サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第9話 サンゴのキモチが知りたい話
こんばんは!
珊瑚の産卵観察プロジェクトのAKARIです。
CORAL SPAWNING SAIPANオンラインストア、おかげさまでご好評いただいております!
昨日「ナイトネイビー」が人気です~♪とお伝えしたら、「バンドルホワイト」も売れだしました( ゚Д゚)。「バンドルホワイト」推し勢の台頭ですね。
ま、ワタシは両方買ったので、箱推しです(^_-)-☆皆さんがどっちの色を着てサイパンを攻めてきても、応戦可能です。
それにしても、「ナイトネイビー」とか「バンドルホワイト」とかのネーミングもアンクラーのひろしくんなんだけど、ちょっとずつオシャレで悔しいわ・・・・(-_-;)。ネイビーとホワイトって言われるより、「ナイトネイビー」と「バンドルホワイト」とか言われちゃった方が、両方揃えたくなっちゃうもんね・・・。勉強になります。
さてさて、今日も月の話の続きです。
いつまで月の話をしているんだか・・・。一応、今日で月の話は終わる予定なので、どうぞお付き合いください。
昨日までの2日間で下弦の月と上弦の月、太陽と地球と月の関係についてはるか昔、小学校時代にお勉強したことを一緒に振り返りましたね。
んで、今回のプロジェクトは『珊瑚の産卵』ですから、産卵を観察する(産卵を予想する)上での月の動きに注目したいのですが。。。
下弦の月の前日(2020年7月8月)に、サイパンのサンゴが一斉産卵した。
これは、紛れもなく去年の事実ではある。
しかし、今年もこれが有効なのかが誰にもわからないし、この説が有効なのかどうかを確認することが今年の調査目的の一つではある。のですが・・・。
下弦の月の日付ってズレるんです。
いやいや、正確にいうと下弦の月自体がズレるんではなくて、下弦の月自体は新月を月齢0として月齢22.5が下弦の月ってのは、決まっているのですが、その瞬間がいつなのかってところで、日付がズレちゃうってことです。
うーーーん。自分で書いていても、うまく伝わっている気がしない・・・・(-_-;)
このイラストでちょっと想像してみてね。
月が地球の周りをぐるっと一周するのに約29.5日かかるんだけど、その間に地球自体は約29.5回まわっている。
そんでもって、その地球&月セットが1年(約365日)かけて太陽の周りをまわっていると、この『約』という数値でざっくりとした計算だから、誤差がでてくるわけ。
だから、今年の5月のワタシたちが使っている潮見表によると5月3日が下弦の月(左)、でもネットの他の細かい表示の月の満ち欠け表によると、下弦の月(月齢22.5)っていうのは5月4日から5日にかけてなんです(右)。
この誤差が果たして、吉と出るか、凶と出るか・・・
ちなみに、去年の一斉産卵が見られたワタシたちが下弦の月の前日と呼んでいた7月11日は、さっきの月の満ち欠けの細かいサイトでは下弦の月の前々日にあたるんです。
そして、もうひとつの誤差は1年を通してのもの。
去年の7月の下弦の月は7月12日でしたが、今年の(我々が使っているサイトによると)7月の下弦の月は7月1日。
月の周期は約29.5日、太陽暦の1か月は約30日。この差で太陽暦で1年たつとこんなにずれてくるんです。
これは、去年の7月12日の分が今年の7月1日にズレたのか、それとも7月31日にズレたのか・・・・(-_-;)
机上の理論から言うと月の周期の方が短いんだから、前にズレたって考えるのが自然ですが、これこそ机上の空論。
だって、サイパンのサンゴが一斉産卵するのは下弦の月の前日って言いだしたのはワタシたちで、決してサンゴが言ってたわけじゃないし。。サンゴノキモチガシリタイ。
だからこそ、今年の調査は面白いんです!!
去年より3か月も早く調査ダイブがはじめられたしね!一体、いつごろからサイパンのサンゴの産卵の動きがあるのかわかるかもしれない。
なので、明日5月1日の下弦の月の前々日の調査ダイブから、決して見逃せないってわけ!なんか、すんごいものが見られるかもしれない!
ここまで言うなら、賢明な読者の皆様はきっとこういうに違いない。
3か月も早く始められたんだから、去年みたいに月に2回1週間ずつ調べればいいのに~!!せっかくのチャンスもったいなーい!
はい、おっしゃる通り・・・。ですが。。。我々、1年以上ほぼ無収入なんです(;'∀')、だから湯水のように潤沢な調査予算はないの・・・。
だから、Tシャツとキーホルダー買ってね♪(おーー、宣伝で終わった(≧∇≦)
最新情報はこちらをぜひフォローしてくださいね。
Youtube動画はこちらにアップされますので、ぜひぜひチャンネル登録を!
今日も右下のハートマークのクリックをお願い致します。運だめしのサイパンおみくじがひけまーす。