サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第28話 お待ちかね『パロロはじめました』の話
こんばんは~!サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクトのAKARIです。
この記事を書いたその日・・・うちで事件がおきまして、ワタシはラストナイトダイブに行けませんでした。
その件の詳しい事情は、Facebookページ「SAKURA MARINE ただいま水面休息中」でお話ししております。
さて、7月の下弦の月は、おまちかねアレが始まりますね~!
いまや冷やし中華が早いか、アレが早いかという季節の風物詩とまでなりつつあるこちらです。
パーローロー!
はい、太平洋パロロと呼ばれるゴカイとかイソメの仲間ですね。
去年からこのサンゴプロジェクトを応援してくれている方には、お待ちかねの光景ですね(・∀・)
それは、サンゴの産卵とこの太平洋パロロには何かの因果関係があるのではないか?という仮説があったからです。
去年は、サンゴの大産卵があった日とパロロ大発生があった日がだいたい同期されていた感じだったから。
だから、今回の調査でも毎回パロロがいるかいないか、しまいには「パロる」という動詞まで作ってしまい、パロっているか否かを気にしながら潜っていました。
しかし、今回の調査でちょっとそれは早計だった可能性が出てきました。
ラストナイトのメンバーはこちらです。毎回、新しいメンバーが増えてくれて嬉しいですね!
サイパン在住ガイドの皆様へ:サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクトは、参加できる日に気軽に参加してみて欲しいんです。1日だけしか来られなくてもウエルカムです!詳しくは、すでに参加している誰かに声をかけてください♪
7月1日 下弦の月当日の海は、パロってパロって仕方なかったらしい。
なので、それはすごい(前日の結構な量のサンゴの産卵を超える)産卵が見られるのではないか?と期待したのですが・・・
肝心のサンゴの産卵は
ナンヨウミドリイシの近似種
コブハマサンゴの放精
アザミサンゴ
ナガレサンゴ
と4種盛りではあったのですが、それぞれ1〜2群体ずつ。
うむ。
おもしろいデータとなりました。
パロロはサンゴの産卵というより、下弦の月にこだわっているかも。
ダイジェスト動画はこちら!
(後日、リンクを貼ります!)
ということで、第4回のサンゴの産卵調査ダイブはこれにて終了。
次回、第5回目は7/29→7/31の三日間を予定してます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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