サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第19話 わーくしょっぷの話
こんばんは。
珊瑚プロジェクトのAKARIです。
昨日は、サンゴの産卵ワークショップなるものにオンラインで参加しましたよ。
いっつも思うんだけどさー、ワークショップってなんだろうね。
ワークショップって聞くとワタシの頭の中では、
♪やる気わくわくワークマン♪
が流れます。
折角だから調べてみると、ワークショップとは「参加者が自主的に参加する体験型講習会」のことらしい。なるほど。
だからかーーー!実は今回のワークショップに参加するにあたって、若干の緊張があったわけですよ。いや若干でもなくかなり。
だから、事前に英語の勉強をして、特に「サンゴの産卵」や「生物学」の英単語なんて使うことなんてないから、そこがさっぱりわからなければ折角のチャンスを逃しちゃう!ってことで、予習したんですよ。ええ、まるで試験勉強ですよ。
だって、ワークショップだもんね。なんとなく、みんなで何かを作り上げるイメージだったんだ。
そうしてたね、フタを開けてみれば3時間ずっと一方通行の英語講習会でした( ゚Д゚)。
調べてみると英語でのWorkshopってのは、普通の講習会とかセミナーっていう意味も含まれるらしい・・・。びびって損した・・・・(-_-;)。
中丸店長は、予習をしてきたワタシとスグルくんを『優等生』と表現してくれましたが、
ワタシとスグルくんはね。。。『小心者』なんですよ( ´艸`)。同じ匂いを感じるもんね。
さてさて、肝心の内容ですがパネリストは3人でした。
とくにこのDr.Lyzaがサイパンにおける珊瑚養殖の第一人者でサイパン珊瑚界のボス的存在( ゚Д゚)。
彼女のプレゼンは面白かった。
サイパンの海で温暖化による大規模なサンゴの白化現象が起こったのは2013年と2014年と2016年と2017年。
おわかりいただけただろうか…
2013年、2014年→2015年台風ソウデロアでサイパン壊滅。
2016年、2017年→2018年台風ユートゥでサイパン壊滅。
おそろしや…
海面の水温上昇でスーパー台風ができるほどになるったら、サンゴも人間もやられるってわけだね…(O_O)
2012年から2018年にかけて60%のサンゴか失われたらしい。ミドリイシサンゴの仲間は90%、ハナヤサイサンゴの仲間は75%白化したそうです。
確かにある時、一面が雪景色になったかのような白化したサンゴだらけの時あったもんなぁ。
でも、安心してください。サイパンのサンゴの復活は早いんです。
これは学術的データをとっているわけではなくて、あくまで現場ベースの感覚ですが、白化してそのまま死んじゃったサンゴもたくさんありますが、その脇では小さな若いサンゴがすくすく育っている!
そのサンゴも3〜4年すれば産卵し始めるそうなので、とにかく今は若いサンゴが今後も大きく育っていける環境を保つために、まずは興味を持ってもらうってのが第一歩だと我々は思っています。
ここにサイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクトの存在意義あり♪
どんな形であっても、珊瑚のことに興味を持つことが大事!
どんな形でも…
珊瑚の卵(バンドル)の上に乗って、バンドルの気持ちになって全集中している様子らしいです…(本人談)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日も右下のハートマークでサイパンおみくじ引いていってね!