サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第7話 次回の調査ダイビングが5月1日なわけの話
こんばんは!珊瑚の産卵観察プロジェクトのAKARIです。
ブログを書く時の最初の挨拶は、非常に迷います。『こんにちは!』とか『こんばんは!』とか皆様の読む時間帯とはズレちゃう可能性がありますからね。だけど、サンゴの産卵は夜がメインだから、今後はもう「こんばんは!」に統一させてください。(冒頭にとてつもなくなくどうでもいい宣言)
ちなみに、日中に産卵するサンゴの種類もあるんですけどね・・・(;'∀')。
さて、昨日皆様にご案内した『サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト・オンラインストア』
おかげさまで、とてもご好評いただいております♪ありがたやーーーー。
Tシャツ買ったよ~!とかキーホルダー買ったよ~!!とのご連絡もいただきました。やっぱり、珊瑚プロジェクトのロゴ可愛いもんねぇ!ワタシも3種類コンプリートで買いました♪
何人かの方から
「Tシャツのサイズって日本サイズ?アメリカサイズ?」
とのご質問を頂きました。
今回のTシャツのサイズは日本サイズです。
サイズ表はこちらです。ご確認ください。
ただし、Tシャツはホワイトとネイビー各50枚ずつの限定販売となっておりますので、5月8日までの受付とさせていただいておりますが、その前に売り切れになっちゃったらごめんなさい・・。
さてさて、本日のトピックは
「なぜ、次の調査ダイビングは5月1日なのか?」
『サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト2020』では、まったくデータのない中で調査ダイビングを行っていました。
沖縄、オーストラリア、小笠原諸島、和歌山など、すでにサンゴの産卵を毎年観察しているエリアのデータを参考にしながら、新月から上弦の月までと満月から下弦の月までを7月8月でガムシャラに潜ってたわけですよ。
ほら、『満月の夜にサンゴの産卵が行われます。』って聞いたことあるでしょう?
だから、満月がやっぱりキーポイントなんじゃないかなーって思ってたんです。
満月をキーポイントにするなら、反対に新月も調べないと、産卵がいつにあっていつにないのかがわからないでしょ??
んで、去年の調査から、どうやらサイパンのサンゴは下弦の月の前日に一斉産卵をしているらしい。(7月8月)ということがわかりました。※9月の下弦の月前日にも調査に行きましたが、ありませんでした。
ということで、今年は去年調査できなかった月もやりましょうということで、4月の下弦の月の前々日から調査をしているってわけです。
さて。
ここで、正直に答えてください・・・下弦の月とか上弦の月とかって、どんなんだか正確にわかりますか???
ほら、あれでしょう??半月で直線の部分を弓の弦に見立てて、弦が上にあったら「上弦の月」、下にあったら「下弦の月」っていうあれでしょう!
では、聞きます。次のイラストは、半月の動きを表しています。どちらが下弦の月で、どちらが上弦の月でしょうか?
左側のイラストは昼間・東の空・月の出は、弓の弦が下向き、深夜・西の空・月没は弓の弦上向きじゃないです?
右側も上向きの時と下向きの時とどっちもある。
あーあ、『半月で直線の部分を弓の弦に見立てて、弦が上にあったら「上弦の月」、下にあったら「下弦の月」』という説明では不十分になっちゃったね…( ;∀;)
もう、この説明やめましょう。ややこしいから。名前の由来的には風流で好きなんだけどね。
こんな風に覚えてね!
月の満ち欠けで1か月を決めていた太陰暦の時代に、新月から次の新月までの満月を境にした上旬を「上弦の月」、下旬を「下弦の月」と呼んでいたのです。
◎名前の由来は他にも諸説あるそうです。
まぁ、こっちの方が断然覚えやすいから、これで記憶して!
昨日は満月でしたね!
ピンクムーンなんて言っちゃって、昨夜のSNSを賑わせて皆さんたくさんの月の写真を目にしたでしょう。もちろん、ワタシもその一人♪(それにしても○○ムーンって最近たくさんあるね。)
ってことは、満月から約1週間後は!
下弦の月なのです。満月から後に来るのは下弦の月ってさっき覚えましたね!
だから、5月1日は下弦の月の前々日。
去年の調査で『産卵激アツ』と判明した下弦の月前日の前日なのです!
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
次の調査ダイビングがちょっと楽しくなるような話題を、毎日アップしていく予定です。明日のトピックは、もうちょっとこの月のお話を深掘り‼たしか小学校の理科で勉強したんだけど、うろ覚えになっていることもあるかもしれないのでぜひお楽しみに!
珊瑚の産卵観察プロジェクトの最新情報はこちらのフォローお願いします。
調査ダイビングの動画はこちらをフォローしてください。
右下のハートマークを押すと、サイパンおみくじがひけますよー!