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サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第12話 産卵ではないの?の話

こんばんは!

珊瑚の産卵観察プロジェクトのAKARIです。

昨夜の調査ダイバーはこちら!

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あたらしくBig eyeのともちゃんが参加してくれました。サイパン島内のガイドさんに実際に調査に参加してもらって、情報をシェアできるとプロジェクトも相乗効果で中身が濃くなっていきますね!

連日連夜、サンゴの産卵が確認できて、サイパンの珊瑚の産卵界隈も盛り上がってきております♪

昨日もまたまたハマサンゴの産卵を確認!!

見つけたのは、そう!再びS2クラブの中丸店長。

2日連続のラッキーボーイです。

一昨日は、みんなに知らせるためにワタワタして、肝心の自分が写真を撮るチャンスを逸するという「スーパー良い人」発動の中丸店長でしたが、昨夜はみんなに知らせる前にこっそり撮影をしたらしい・・・( ´艸`)でも、2,3枚・・・、やっぱり中丸店長は「いい人」から抜けられないようです( ´艸`)

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さて・・・・、今日のタイトルにある通り、皆様にお知らせしなければならないことがあります。

それは・・・

この2日間のハマサンゴの産卵は、産卵ではなかった。

ええええええええええええええええ!!!!

あんなに「産卵を確認っっ!!(キラリーン)」くらいに書いてたじゃん!!嘘だったのーー!!ゆるせーーーん!

はい・・・サンゴプロジェクト始まって以来の大炎上直前です。

去年のプロジェクトで、一番初めにサンゴの産卵を確認できたのが、このハマサンゴの仲間です。あたりに漂う極小のバンドルに気が付いて発見にいたりました。

でもね、一昨日と昨日のハマサンゴの仲間の『産卵』は、そのサンゴ本体の周りにモヤモヤした煙のようなものに気が付いて発見されてるんですよ。

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ここにちょっと違和感。

バンドル見えなくない?

見えないほど小さいのかな?

もしや、去年より老眼が進んで見えないのかな・・・(-_-;)

と、この2日間産卵を観測できた喜びと少しの違和感がありました。

ハマサンゴの仲間がプラヌラ幼生放出タイプってことあるかな?

プラヌラ幼生ってなーにー?ってことにつきましては、ここから説明するとまた話が長くなるので、また後日このプラヌラ幼生についてのお話をしたいと思います。

ま、とにかく、『サンゴの産卵』と言えば皆様が想像するあのピンクの卵がゆらゆら浮遊しているあのタイプと別のタイプがあるんですよ。

それが我々が去年学んだこと。

ざっくりいうとこういうタイプ(ハナヤサイサンゴ)は、目で卵(バンドル)と確認できる物体は放出しないってこと。

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だから、去年ハマサンゴの仲間の卵(バンドル)を確認してたから、プラヌラ幼生放出タイプではないとは思っていたのですが・・・。

新たなる事実判明!

バンドル放出タイプも雌雄同体タイプと雌雄異体タイプに分かれるらしい!(これに関しても後日、ゆっくり書きます。)

阿嘉島臨海研究所の下池先生の論文です。

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話題のハマサンゴの仲間は、なんと雌雄異体。

だから、たまたま去年我々が観察したのが雌で、今年連続で観察したのが雄だったようです。

だから、煙にしか見えなかったんだ。

だから、一昨日から観察しているのは、

ハマサンゴの仲間の放精

です。

なので、中丸店長はハマサンゴの仲間の雄を見つけるのが得意ということになります(*'▽')

ぜひ、中丸店長のプロフィールにはこの特技を書き加えてほしい。

ちなみに中丸店長の苦手なことは注射です。

苦手ななことと言えば…アンクラー のHiroshiくん。どうやら、数をかぞえるのが苦手な模様。

オリジナルTシャツ『ナイトネイビー』があと4枚、『バンドルホワイト』があと3枚です!!

と昨日の記事でお知らせいたしましたが…

ホワイトはあと24枚あるそうです(O_O)

どーゆーこと〜!?そんな数え間違いあります??(; ̄◇ ̄) まぁ、ワタシもよくタンクの数を間違えるので人のことは言えませんが…

というわけで引き続きオリジナルグッズよろしくお願いします!(強め)

オリジナルグッズの販売は5月8日までです!

バンドルホワイトTシャツを、特によろしくお願いします!(ダメ押し)

というわけで、知らなかったこととは言え、ハマサンゴの放精を産卵とお伝えして申し訳ありませんでした。

さて、5月上旬の調査ダイブは本日が最終日!

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